私も以前乗っていたアウディTTロードスター8Sが2020年で生産終了になることが発表されました。

アウディTTは現行モデルで販売終了予定

日本でアウディの販売台数が激減している理由は?

ドイツ御三家の中で一番販売的に苦しいと言われているのがアウディです。

こちらの記事でも書きましたが、日本でのアウディの販売台数もジリ貧状態になっています。

そこでアウディは販売不振モデルの削減を実施するのですが、その削減モデルの1台がTTとTTロードスターになります。

アウディTTは小型の2ドアハッチバックですが、デザイン性で話題になり販売が好調だった初代、二代目と違い、2ドア市場全体が冷え込んでいる中で登場した現行型の販売はアウディが期待したものでは無かった模様。

そこでTTの中でもさらに販売台数が厳しいTTロードスターがいち早く生産中止になったと思われます。

アウディTTのライバルはポルシェボクスター/ケイマン

アウディTTの現行のライバル車はポルシェのボクスター/ケイマンだと言われています。

価格帯も同じ(ポルシェの場合はオプションで一気に価格が値上がりますが)で2ドアハッチバック(またロードスター)で走りとデザインが売りのモデルです。

現在の北米の市場で根強い人気だったオープンカーの需要も弱くなり、世界的な2ドア車の不振をまともにくらっているのがアウディTTやポルシェボクスター/ケイマンになります。

しかし、ポルシェボクスター/ケイマンに限っては、市場動向に関係なく販売されているのに対してアウディTT(ロードスター含む)は市場からそっぽを向けられている状態。

この差がどこで生まれているのかは不明ですが、これがブランド力の差ということでしょうか?

どちらにしても元愛車が生産中止になるのは非常に寂しいですね。

アウディTTロードスターファイナルエディションを50台限定販売

アウディジャパンは生産が中止されるアウディTTロードスターの最後のモデルとして、ファイナルエディションを50台限定で販売することを発表しました。

ファイナルエディションは初代TTを彷彿させるアイテムが装備されているのが特徴。

ボディカラーはナノグレーメタリックでホイールは初代TTをモチーフにした5スポークホイール。


またインテリアはイエローステッチの入るブラウンのモカシンレザーで統一し、ロードスターならではの「見せるインテリア」で演出しています。

個人的にはナノグレーのボディカラーとモカシンレザーのインテリアはロードスターらしい映える組み合わせがとても気に入りました。

もし、あなたがアウディTTロードスターの購入を検討されていたのなら、このファイナルエディションはコスパの高いおしゃれなアウディTTロードスターになると思いますよ。

【引用・参照元】

https://www.audi-press.jp/press-releases/2020/b7rqqm000000wfws.html