先日ヤフオクでアバルトのパーツを物色しているとアバルトのアフターパーツメーカーで有名なTHREE HUNDRED(スリーハンドレッド)製のカーボンパーツが多数出品されていました。出品者曰く、車両乗り換えによる処分ということでしたがほぼカーボンパーツがTHREE HUNDRED(スリーハンドレッド)製でした。やはり人気のブランドのようです。
THREE HUNDREDの主なカーボンエクステリアパーツ
THREE HUNDREDカーボンパーツは1つひとつが高価ですからなかなか購入するのは勇気が入ります。
1つ購入してしまうと次から次へと欲しくなってしまって後で気づくとすごい金額になっていることが多いです。
そこで、THREE HUNDRED(スリーハンドレッド)製のカーボンパーツ(外装のみ)でフルカスタマムしたら合計でいくらになるのか調べてみました。
考えただけでも恐ろしい金額になるのは分かっているのですが・・・。
1.カーボンフロントエンブレムカバー シリーズ3 :30,800円(税込み)
ABARTH用のカーボンエンブレムカバーは、フィッティング精度を追求するために3ピース構造を採用。
THREE HUNDREDのカーボンパーツは、職人が丁寧にバフで磨き上げることで素材の透明度と光沢を引き出します。
2.カーボンフューエルリッド :41,800円(税込み)
純正フューエルリッドにリアルカーボンとスコーピオンデカールを施し、クリア塗装で仕上げ。
純正部品を使用しているためフィット感はそのままで違和感はありません。
クリア層に浮かぶスコーピオンが高い質感を演出。
3.カーボンリアエンブレムカバー: 13,750円(税込み)
ABARTH500系の純正リヤエンブレムに被せて、車の印象を大きく変えるカーボンエンブレムカバー。
C-FRP製でRacing Carbonを使用し、職人が丁寧にバフで磨き上げて深みのあるクリア感を実現。
簡単に装着できるため、手軽にカスタムを楽しめます。
THREE HUNDREDならではの質感が特徴です。
4,カーボンリップスポイラー :71,500円(税込み)
ABARTH500用カーボンリップスポイラーは、オリジナルデザインをベースに各部を強調し、全長を10mm延長。
自然にボディラインに溶け込み、後付感なく装着可能。
綾織カーボンが存在感を放ち、両面テープのみで固定でき、見た目と機能を両立。
進化したクリアゲルコートが透明度と耐久性を向上させ、カーボン繊維の美しさが際立ちます。
5.カーボンリアフェンダーエッジ:19,250円(税込み)
ABARTH500用カーボンフェンダーエッジは、純正比約2.5mm広がり、リヤビューを引き締めホイールを引き立てます。
綾織カーボンとクリアゲルコートの光沢がイタリア車にマッチ。
インナーフェンダーに挟み込むだけで取り付けられ、ビスや両面テープ不要。
コンパクトながらも高いクオリティを感じさせる製品です。
6.カーボンピラー/Bパーツ:25,850円(税込み)
厚さ0.3mmの1プライで、純正ライクな仕上がりと高い透明度の樹脂でカーボンの美しさを引き立てます。
3M製の両面テープで簡単に装着でき、剥がしやすさも考慮。
特殊な製造方法と梱包にもTHREE HUNDREDの拘りが詰まっています。
7.カーボンピラー/Aパーツ:24,750円(税込み)
厚さ0.3mmの1プライ構造で、透明度が高くUV耐性も備えた特殊樹脂がカーボンの美しさを際立たせます。
3M製両面テープで簡単に装着・剥がし可能。
製造工程や梱包にTHREE HUNDREDのこだわりが詰まっており、手にした瞬間から満足感が味わえる商品です。
8.THREEHUNDRED ABARTH カーボンドアミラーカバーセット:53,350円(税込み)
ドライカーボンにクリア塗装を施したカーボンドアミラーカバーは、織り目が整い美しい。
各部の厚みをミリ単位で調整し、抜群のフィッティングでTHREEHUNDREDクオリティを実現。
球面にカーボン柄が映えるため、引き締まった印象を与えます。
合計8点で約28万円(税込み)になります。
予想以上に高いですね。
ここまですればTHREE HUNDRED(スリーハンドレッド)のデモカー状態に見た目は近づくので目立つこと間違いなしです。
THREE HUNDREDのデモカーの総額は?
しかし、実際にはカーボンパーツ以外にもホイルやマフラー、サスペンションもカスタマイズしたくなる訳ですから、さらに30万円から40万円は必要になるでしょうか?
もちろん、サスペンションやホイールまでTHREE HUNDRED(スリーハンドレッド)製で本当にフルカスタマイズすれば合計で100万円に限りなく近づくハズです。
約300万円の車に100万円をさらに投資することになるので、結構勇気が必要です。
それでもTHREE HUNDRED(スリーハンドレッド)というブランドが人気がある理由は商品の完成度と本当にアバルトという車が好きな人が作っている情熱がブログや製品から感じられるからでしょうね。
日本発で輸入車向けアフターパーツメーカーが世界的に人気なることはまだまだ少ないですが、THREE HUNDRED(スリーハンドレッド)が世界中でもアバルトオーナーから人気が出るようになると日本のアバルトオーナーもうれしいですよね。
そんなブランドにTHREE HUNDRED(スリーハンドレッド)がなれるように私も応援していきたいと思います。
なかなか手が出ませんが・・・。
なぜ、THREE HUNDRED(スリーハンドレッド)のカーボンパーツは値段が高いのか?
THREE HUNDRED(スリーハンドレッド)に限らず基本的にカーボン製のパーツの価格は高額です。
しかし、その中でもTHREE HUNDRED(スリーハンドレッド)のカーボンパーツはワンランク上の価格帯に設定されているように思えます。
THREE HUNDRED(スリーハンドレッド)のHPの中に書かれた内容をまとめると・・・
高品質の素材と製造プロセス
THREE HUNDREDのカーボンパーツは、厳選されたドライカーボン素材を使用し、製造過程で特別に設計された型と大型の焼き窯で焼き上げられます。
この素材は、飛行機や戦艦にも使用される技術を用い、製品の耐久性と軽量化を実現しています。
手作業による細部へのこだわり
職人が手作業で行う工程は、カーボンの織り目や樹脂の積層においてミリ単位で調整されています。
このプロセスにより、製品の美しさと純正ライクなフィット感を実現し、THREE HUNDREDならではのクオリティを誇ります。
さらに、特殊な透明樹脂を使うことで、カーボン柄の奥深さとUV耐性を強化しています。
付属品や梱包への配慮
製品は3M製の両面テープを使用しており、簡単な装着が可能で、剥がした際の糊残りも最小限に抑えています。
また、梱包にもブランドのこだわりが詰まっており、開封した瞬間から高級感と満足感を提供するようデザインされています。
要するに、THREE HUNDRED(スリーハンドレッド)のカーボンパーツが高額な理由は・・・
- 特別な素材と特別な設備
- ハンドメイド
- 梱包など商品以外へのこだわり
この3つが価格が高くなっている理由だとTHREE HUNDRED(スリーハンドレッド)では述べています。
確かに、THREE HUNDRED(スリーハンドレッド)の商品の梱包は、素人の私が見ても箱代が高いだろうと思うクオリティの梱包材が使用されています。
これはTHREE HUNDRED(スリーハンドレッド)のブランドと車のアフターパーツとの2つの価値を高めたいというコンセプトだと聞いた記憶があります。
志は高い方が良いのは間違いないですが、消費者の気持ち(良いものを安く購入したい)は反映されていない様に感じます。
ぶっちゃけ、商品が良ければ梱包代を価格に転嫁して安くしてもらうのが、個人的にはうれしいなあとは思いますが、みなさんはいかがでしょうか?
【関連記事】
アバルト用のカーボンパーツ購入したいのですが、どの部品が車体のどこなのか
いまいち良く分かりません。
君塚さん
コメントありがとうございます。
記事のリンクが切れていますね、申し訳ございません。
詳細はスリーハンドレッドさんの通販のページでご確認ください。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。
http://shop.threehundred.jp/