アバルトの右ハンドル車オーナーの多くが一度は経験する悩みの種、「目玉おやじ」のようにダッシュボードに突き出たブーストメーター。
このブースト計、見た目もさることながら視界を邪魔する存在で、特に左前方の視界を大きく制限してしまう問題があります。
そこで今回は、THREE HUNDRED（スリーハンドレッド）製の「ブーストメーター移設キット」で、この目玉おやじをどう退治するかをご紹介します。
THREE HUNDREDは、アバルトオーナーにはお馴染みのアフターパーツ専門メーカー。
この「ブーストメーター移設キット」を活用して、ダッシュボードをすっきりさせつつ、見た目もカーボン素材で美しく仕上げる方法を詳しく解説します。
なぜアバルトに目玉おやじ（ブースト計）が？
アバルトの右ハンドル車には、左ハンドル仕様と異なり、ブースト計がダッシュボードに「目玉おやじ」のように生えています。
これはイタリア本国で製造される際、右ハンドル車向けに細かい配慮が行われなかったためと考えられます。
結果として、視界を妨げるだけでなく、見た目の印象もアンバランスです。
アバルトのダッシュボードの設計は右ハンドル仕様車でさえも左ハンドルのレイアウトを元にしているため、日本国内のオーナーからは不満の声が多く聞かれます。
その解決策として登場したのが、THREE HUNDRED製の「ブーストメーター移設キット」です。
THREE HUNDRED ブーストメーター移設キットとは？
THREE HUNDRED（スリーハンドレッド）の「ブーストメーター移設キット」は、ダッシュボード上からブーストメーターを移設し、見た目と実用性の両立を図るために作られた専用キットです。
このキットは、高品質なリアルカーボン素材を使っており、純正のような仕上がりを実現します。
この製品には、以下の2つの品番が用意されています。
- THAB1013：ナビゲーションがない車両用
- THAB1113：2Dinナビゲーションを搭載している車両用
- THAB1213：ABARTH595シリーズ4以降（追記）
品番 THAB1013(ナビゲーション無し車両)
品番 THAB1113（2Dinナビゲーション取り付け車両）
品番 THAB1213（595シリーズ4以降）
オーナーの車に合わせた品番を選ぶことが大切です。私の場合は、ナビゲーションが装備されていないため、THAB1013を選びました。
移設キットの購入と到着までの流れ
私がTHREE HUNDREDのオンラインショップでTHAB1013を注文した際、残念ながら在庫切れの状態でした。
そのため、実際に手元に届くまで約2か月を要しました。
THREE HUNDREDの製品は、個人のオーナーに優先して出荷されるとのことで、ショップではなく自分で直接購入することが推奨されています。
これは、アバルトオーナーへの配慮ともいえる対応です。
ブーストメーターの移設方法と実際の取り付け
ブーストメーター移設キットの取り付けには、少々手間がかかります。
元のブーストメーターを取り外し、キットを使用してダッシュボード上のブーストメーターを新たな位置に固定します。
これにより、視界が格段に向上し、運転が快適になります。
自分での取り付けも可能ですが、私は確実に仕上げたかったため、プロのショップにお願いしました。
ショップではTHREE HUNDREDの製品についても熟知しており、取り付けもスムーズでした。
THREE HUNDRED製ブーストメーター移設キットの魅力
1. 視界の改善
元々、ルームミラーの取り付け位置が高く、小さめのアバルトでは左前方の視界が悪くなることが課題ですが、このキットを使うことでかなり改善されました。
2. カーボン素材の美しさ
アバルトはスポーツカーらしいデザインが魅力ですが、カーボン素材がそのスタイルに自然に溶け込むため、純正品のような統一感を持たせることが可能です。
THREE HUNDRED ブーストメーター移設キットの購入時の注意点
ブーストメーター移設キットは、車両のナビゲーション有無によって異なる品番が用意されているため、間違えないよう注意が必要です。
また、在庫がない場合も多いため、必要な場合は早めに注文しておくことをおすすめします。
THREE HUNDREDの製品は人気が高いため、在庫切れが頻繁に発生するためです。
THREE HUNDRED ブーストメーター移設キットで視界改善を実感！
実際にTHREE HUNDREDの移設キットを装着したダッシュボードは見違えるほどすっきりしました。
目玉おやじの存在がなくなったことで、左前方の視界が良くなり、安全で快適なドライビングが実現しました。
さらに、カーボン素材がスポーティな外観をさらに引き立て、アバルトらしさが増しています。
取り付け後のフィッティングも素晴らしく、まるで純正品かのような仕上がりです。
これが最初からアバルトの右ハンドル車に搭載されていれば…と思わせるほどの完成度です。
THREE HUNDRED ブーストメーター移設キットで「目玉おやじ」を卒業
「THREE HUNDRED ブーストメーター移設キット」を使用することで、アバルトの右ハンドル車特有の「目玉おやじ」問題を解消し、視界とデザインを両立することができます。
この移設キットを装着すれば、視界が広がり、より快適で安全な運転が可能になります。
ダッシュボード上から「目玉おやじ」が消えたことで、アバルトが本来持つスポーティでスタイリッシュなデザインがさらに引き立ちました。
これで、右ハンドルのアバルトでも快適にドライブできる環境が整いました。
