最近は自動車メーカーからのリコールの報告が以前より多く報告されていますが、アバルト500もリコールの報告があったもようです。2016年に購入されている方は要注意です。
アバルト500のリコール内容
あばるとくん「こわれてません」(こわれてる
【リコール】アバルト 500、故障診断できないおそれ https://t.co/IiTQWBFqmy
— おいぬくん© (お犬様) (@yuibb) 2017年1月28日
速報ではこちらのサイトでも情報が掲載されていますが、「トランスミッションコントロールモジュールの不具合」という内容のリコールです。MTA車にお乗りの方が対象になりますので、私のアバルト500の様にマニュアルトランスミッション(MT)は対象外になるようです。
アバルト「500」の動力伝達装置(トランスミッションコントロールモジュール)に不具合があり、故障診断ができない恐れがあるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
トランスミッションコントロールモジュールの製造管理が不適切なため、仕様の異なる制御プログラムが書き込まれたものがある。そのため、診断器で故障診断を行おうとしても車両を認識できず、故障診断ができない恐れがある。
これまでに不具合発生や事故の報告はない。(R+編集部)
(引用元:recallplusより)
こちらのリコール情報掲載サイトによると物理的な問題ではなくプログラミングの問題のようですが、このままで使用するとどのような不具合が発生するのかは記載がありません。
トランスミッションコントロールモジュールってどこにあるの?
最新スポーツカー事情 : 【FIAT・アバルト500】トランスミッションモジュールにリコール https://t.co/BtbOMrOx8h pic.twitter.com/5UmrSI7OvO
— 最新スポーツカー事情 (@sportscarnews1) 2017年1月28日
こちらの写真のようにエンジンルーム内の室内側の足元に取付られている部品のようです。アバルトは整備性が悪い車で有名ですが、ここにトランスミッションコントロールモジュールがあるということはリフトアップして部品を交換することになるのでしょうか?
ディーラーに持ち込んで待ち時間で交換終了とはいかない感じがします。
診断機で判断できない=全ての部品を交換
今回のトランスミッションコントロールモジュールのリコールはプログラム自体が間違ったプログラムが書き込まれているため、診断機では判別が不可能とのこと。
つまり、対象期間に輸入された車体はすべてトランスミッションコントロールモジュールを交換するということになりますね。約180台が対象とのことですが、ディーラーのサービス部門は余計な仕事が増えることになりそうです。
今回のリコールも対象車にはすべてディーラーから連絡があると思いますので、2016年に新車で購入された方はディーラーに個別に問い合わせるか、ディーラーからの連絡を待って対応することになります。
おそらくディーラーではリコール対象のシリアルナンバーを把握しているハズですので、気になる方は車検証を手元に用意してから問合せしてください。
また、購入は2017年でも2016年に輸入された車体が対象ですから、最近新車で購入された方、または新古車として購入された方も念のためにディーラーに問合せされた方がよいと思います。