現在私がオーダーしている黒いアバルト595CツーリズモをJPSカラーにラッピングしたらどうなるのかを妄想してみた。
JPSカラーとは?
JPSカラーとは写真のような黒いボディに金色のストライプや文字を入れたカラーです。
JPSとはJohn Player Specialの略称でありイギリスのタバコのブランドになります。
F-1のスポンサーへのタバコメーカーの規制がない時代にロータスチームへスポンサーをしていたのが有名です。
その頃のロータスチームはF-1で最強のチームとして長い期間毎年優勝を争うチームでしたので、特に黒いボディに金色のストライプは印象に残っているアラフィフなF-1ファンは多いと思います。
JPSカラー時代のロータスF-1チームの成績
1972年から1986年にかけての「JPSカラー時代」は、ロータスF-1チームの輝かしい歴史の中でも特に際立った時期でした。
ジョン・プレイヤー・スペシャル(JPS)の黒と金のカラーリングは、この時期のF-1を象徴するものとなり、チームは革新的な技術と才能あるドライバーたちをもって多くの成功を収めました。
1972年には、エマーソン・フィッティパルディがドライバーズチャンピオンを獲得し、ロータスはコンストラクターズチャンピオンにも輝きました。
特に、この時期のマシンロータス72は、その斬新なデザインでF-1界に大きな衝撃を与えました。
その後、1973年にはロニー・ピーターソンが加わり、チームは引き続き強力な成績を維持しましたが、チャンピオンシップを逃す場面もありました。
1970年代中頃には、技術的な課題や信頼性の問題に直面し、成績はやや低迷しました。
しかし、1978年にはコーリン・チャップマンが「グラウンド・エフェクト」を取り入れた革新的なマシンロータス79を導入し、マリオ・アンドレッティが圧倒的な強さでドライバーズチャンピオンに輝きました。
この成功は、ロータスにとって最後のF-1タイトルとなりました。
その後、1980年代に入ると、チームは再び苦戦を強いられ、他のチームがグラウンド・エフェクト技術を取り入れる中で優位性を失いました。
1982年にコーリン・チャップマンが急逝したことも影響し、チームの勢いは徐々に低下していきました。
1985年と1986年には若き日のアイルトン・セナが在籍し、幾つかのレースで勝利を収めるも、JPS時代の終焉を迎えることになります。
この期間、ロータスF-1チームは技術革新の象徴であり、JPSカラーは一時代を築いたF-1史に残る存在として今も語り継がれています。
年 | マシン名 | ドライバー | 勝利数 | ドライバーズランキング | コンストラクターズランキング |
---|---|---|---|---|---|
1972年 | ロータス72D | エマーソン・フィッティパルディ | 5 | 1位 | 1位 |
1973年 | ロータス72E | エマーソン・フィッティパルディ、ロニー・ピーターソン | 7 | 2位(フィッティパルディ) | 1位 |
1974年 | ロータス72E、ロータス76 | ロニー・ピーターソン、ジャッキー・イクス | 3 | 5位(ピーターソン) | 4位 |
1975年 | ロータス72E、ロータス77 | ロニー・ピーターソン | 0 | 13位 | 6位 |
1976年 | ロータス77 | マリオ・アンドレッティ、グンナー・ニルソン | 1 | 6位(アンドレッティ) | 4位 |
1977年 | ロータス78 | マリオ・アンドレッティ、グンナー・ニルソン | 5 | 3位(アンドレッティ) | 3位 |
1978年 | ロータス79 | マリオ・アンドレッティ、ロニー・ピーターソン | 8 | 1位(アンドレッティ) | 1位 |
1979年 | ロータス79、ロータス80 | マリオ・アンドレッティ、カルロス・ロイテマン | 0 | 12位(アンドレッティ) | 4位 |
1980年 | ロータス81 | マリオ・アンドレッティ、エリオ・デ・アンジェリス | 0 | 14位(アンドレッティ) | 5位 |
1981年 | ロータス87 | エリオ・デ・アンジェリス、ナイジェル・マンセル | 0 | 8位(デ・アンジェリス) | 7位 |
1982年 | ロータス91 | エリオ・デ・アンジェリス、ナイジェル・マンセル | 1 | 9位(デ・アンジェリス) | 5位 |
1983年 | ロータス92、ロータス93T、ロータス94T | エリオ・デ・アンジェリス、ナイジェル・マンセル | 0 | 11位(デ・アンジェリス) | 8位 |
1984年 | ロータス95T | エリオ・デ・アンジェリス、ナイジェル・マンセル | 0 | 9位(デ・アンジェリス) | 3位 |
1985年 | ロータス97T | エリオ・デ・アンジェリス、アイルトン・セナ | 3 | 4位(セナ) | 4位 |
1986年 | ロータス98T | エリオ・デ・アンジェリス、アイルトン・セナ | 2 | 4位(セナ) | 3位 |
マルボロと言えば、マクラーレンF-1チーム
せっかくアバルト595では珍しい黒いボディカラーを発注していますので、今回のカスタマイズをこのJPSカラーをイメージした感じでできないか?と現在妄想してい最中です。
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ちなみに、JPSカラーの妄想についてヒントになったのはこちらのマルボロカラーのアバルト500です。
こちらもアラフィフなF-1ファンならお存じの方も多いですよね。
流石にここまでド派手にするつもりはありませんが。。。
アバルト500(595)のJPSカラーの見本
(引用;http://www.abarthassettocorse.com/t6338-Presentation-de-Greg-et-passage-du-trefle-au-scorpion.htm?start=15)
黒いアバルト595自体が台数が少ないのかあまりネットでもヒットしないのですが、やっと1台見つけたのはこちらの一台。
いい感じで金色のストライプがボデイに入ってカッコいいです。
JPSのロゴもしっかりボンネットやドアに入っていますので私の理想に近い感じです。
しかし、この車だとどこに行っても目立ってしますのでもう少しおとなしめの方が良いのですが。
(引用:https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/user/notifications/livery/1174513/1/6926562690348384265)
こちらのデザインはJPSカラーとアバルトのロゴをミックスした感じがすごく現代風でカッコいい。
ホイールもゴールドディスクでコーディネートがうまいです。
しかし、こちらは実車ではなくゲームの「グランツーリズモ」の中でデザインされた?車のようです。
どっちにしてもこちらもそれなりに派手なので自分で乗るには勇気がいりそうです。
現実的には黒いボディに金色のステッカーぐらいですかね?
見本にしている2台は気合が入っている車なので私にはここまでは無理っぽい感じです。
強いて言えば、・・・
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アバルトのサイドデカールを金色で作り、こちらの赤いアバルトのようにスポンサーステッカーを金色で作成して貼るぐらいが現実的かと。
こちらの赤いアバルトはBBS LM?のゴールドディスクを履かせていますが、ここまでできる予算は無いのでゴールドまたはブロンズのホイールを履かせるぐらいが現実的かと。
あまり目立ちすぎると本当に困ることが多いので、人とは違うカスタマイズにしたいんですが痛車みたいに派手派手しいのは困ります。
この辺のバランスが難しいのですが、ステッカー1枚市販されていないのでワンオフで作成してもらうことを考えるとそれなりの予算が必要になりそうですから、デザインを含めてもう少し考えなければいけませんね。