BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | アバルト595(PCD98)対応PCD変換アダプター(ワイトレ)のおすすめはドネル製

クルマ好きにとってツライチは永遠のテーマです。

アバルト、アルファロメオのPCD98はなぞの設定

アバルト595Cツーリズモ用にBMW MINI用の「MON」ホイールをヤフオクで購入

先日次期愛車になるアバルト595CツーリズモのホイールとしてBMW MINI用の「MON」というブランドのホイールを格安で手に入れました。

色とデザインが気に入ったのですがPCD100、オフセット48というのがネックで購入をためらっていましたが解決策が見つかったので購入を決意できました。

アバルト、アルファロメオ系の車のPCDはなぜか一般的な100ではなく98という微妙なサイズが設定されています。

なぜアバルト、アルファロメオ系の車のPCDが98なのかは不明ですが、これによって選べるホイールが極端に少なくなってしまいます。

唯一手軽な方法としてはスライドボルトという特殊なボルトを使用することでPCD100のホイールを取り付けることが可能です。

OZレーシングのホイールはアバルト、アルファロメオ系のPCD98対応となっていますが、実際にはPCD100のホイールにスライドボルトが付属しますので、アバルト、アルファロメオ系に取り付けが可能になります。

しかし、なぜこんなめんどくさいことをイタリア人はするんでしょうか?

アバルト、アルファロメオのPCDが98になっている理由は?

アバルトやアルファロメオの一部の車両に採用されている「PCD 98」というホイールの規格は、歴史的な理由やブランドのアイデンティティに深く関わっています。

PCD(Pitch Circle Diameter)はホイールに取り付けるボルトの間隔を示す数値で、アバルトやアルファロメオでは98mmが標準となっています。

まず、アバルトやアルファロメオは、フィアットグループに属しており、PCD 98はフィアットの古い車両から継承されてきた規格です。

このホイールのボルトパターンは、1960年代から1970年代にかけてフィアットの多くのモデルで使用されており、アバルトとアルファロメオもその流れを受け継いでいます。

次に、PCD 98はスポーツ性能に優れた車両に適した設計です。

この規格を維持することで、軽量でコンパクトな車体に適したホイールやタイヤを装着することができ、特にアバルトやアルファロメオのスポーティなハンドリング性能を支える役割を果たしています。

こうしたこだわりがブランドの伝統を守り、走行性能を最適化するための一因とされています。

結論として、アバルトやアルファロメオがPCD 98を採用し続けている理由は、歴史的な背景と車両のスポーツ性能に最適な設計を維持するためです。

スライドボルト+ワイトレは不安なのでPCD変換ワイトレ

今回私が手に入れたホイールはBMW MINI(R50/R56系)専用のサイズ(直径:17インチ/幅:7J/オフセット:48)というサイズなので単純に計算するとアバルトの純正ホイールよりも10mm引っ込んでしまいます。

その引っ込みを解決するのがワイトレ(スペーサー)ですが、今回はPCDも違いますのでスライドボルトを使用するか、PCD変換アダプターを使用することになります。

ホイールをツライチにするためにオフセットを計算してくれるサイトまとめ

そこで先日紹介したオフセットを計算してくれるサイトで、アバルト595専用のローダウン前提のホイールであるASSO製のパルティーレのサイズと今回のBMW MINI専用の「MON」のサイズを比較するとオフセットの差が約15mmあることが分かります。

  • パルティーレ:17インチ/7.5J/オフセット35
  • MON:17インチ/7J/オフセット38

と、言うことはフロントは15mmですがリアはさらに10mm外側へ出さないとツライチにならないので・・・

  • フロント15mm
  • リア25mm

のワイトレとスライドボルトでホイールを取り付ける必要があります。

しかし、15mmはともかく25mmもあるワイトレにスライドボルトでホイールを取り付けるにはロングボルトが必要になるので少し不安です。

ホイールのボルトは短い方が安全ですし、スライドボルトも未経験で不安があるのでPCDの変換ができるワイトレを使うのが一番安心だという結論になりました。

PCD98を変換できるワイトレはドネル製しか存在しない?

ところがそのPCD98をPCD100へ変換できるワイトレ(スペーサー)が存在しない。

純粋にPCD100のワイトレはいろんなメーカーから販売されている、またはPCD98をPCD100に変換できる薄い目のスペーサーはありますが、ツライチにするには厚さが足らない。

そこでいろいろネットで調べた結果が「ドネル」さんというメーカーが制作販売されているPCD98をPCD100へ変換できるワイトレにたどり着きました。

しかし、フィアット(アバルト)用のPCD変換ワイトレは15mmと20mmしか設定がありません。

私が今回欲しいのはフロント15mmとリアが25mmなので25mmが手配できないことが分かりました。

しかし、別のベージにあるアルファロメオ用には25mmのワイトレの設定があるので問い合わせるとフィアット(アバルト)でもアルファロメオ用も使用可能の確認が取れましたので、今回15mmと25mmのPCD変換のワイトレを確保することができました。

PCDの変換は100だけではなくPCD114.3もラインアップにありますので、昔の古い国産車のホイールもアバルトに履かせることが可能です。

もし、アバルトでローダウンや他社流用のホイールを履かせる際に、PCD変換できるワイトレを探されているのなら、ドネルさんのサイトを調べてみてはどうでしょうか?

ちなみに、ドネルさんのネットショップでの決済ではクレジットカードは使用できないこと、在庫は基本無い?感じで注文してから2から3週間ほど納期に時間がかかることがあることを合わせて付け加えておきます。

Donel(ドネル)会社概要

Donel(ドネル)は、アバルトやフィアット、アルファロメオなどのイタリア車向けカスタムパーツを専門に取り扱うショップです。ホイール、シート、エアロパーツなど、性能とデザインを向上させる商品を豊富に提供しています。また、オリジナルグッズやライフスタイルアイテムも展開しており、車好きの日常を彩るアイテムが揃っています。オンラインストアを通じて全国配送にも対応しており、イタリア車オーナーやカスタム愛好家に信頼される専門店です。

項目詳細
社名Donel(ドネル)
所在地〒224-0053 神奈川県横浜市都筑区池辺町 4701
電話番号045-507-9644
メールアドレスinfo@donel.jp
代表者情報なし
事業内容自動車用カスタムパーツ・アクセサリーの販売、オリジナルグッズの企画・販売
取り扱い車種アバルト、フィアット、アルファロメオなどイタリア車
ウェブサイトhttps://donel.shop-pro.jp
営業時間平日 10:00 – 18:00
定休日土日・祝日