先日電気自動車の新型フィアット500eが発表されましたが、もし仮にそnアバルト版が登場したらという予想CGが公開されました。
フィアット500eとは?
アバルト500eは初代はアメリカのみで販売されていたモデル。
その二代目として登場したのがこちらの記事でお伝えしている二代目のフィアット500e。
今回はフィアットの戦略的車種としてアメリカだけではなく世界中で販売することを前提に開発されました。
電気自動車のポイントは航続距離がどの程度伸びるのか?ですが、カタログ値で320kmも走るとのことですから、街乗りだけではなく、日常全般で使用ができる性能を有する優秀な電気自動車と言えます。
現在はまだ日本での販売はアナウンスされていませんが、近い将来日本でも販売されるのではないでしょうか?
フィアット500eはフィアット500とは別の車
今回発表されたフィアット500eは現行のガソリンエンジン車であるフィアット500とは別の車ということはフィアットも認めています。
なのでガソリンエンジン車のフィアット500は継続して生産されますし、フィアット500eも継続して販売される。
形と名前が似ているので混同して考えがちですが、これらは全く別の車ということになります。
今後はフィアット500eは独自の進化をしていくし、フィアット500も独自の進化をしていくハズです。
仮にフィアット500eを別のモデル名で発売したとしたら、これほどは注目されなかったのかもしれません。
それだけフィアット500という車が世界的に人気のある車と言うことですね。
アバルト595e?
もし、フィアット500eのアバルト版が発売されたらネーミングはアバルト595e?それともアバルト500e?
今回はアバルト595eで統一したいと思いますが、ぶっちゃけこの予想CGは先程紹介したフィアット500eの記事で掲載した写真をモデルにアバルト風に描かれたCGですね。
車の向き、前輪の向き、角度、全て同じ(笑)
ボディカラーをホワイトに変更し、サイドとフロントに赤いストライプ、サイドミラーも赤に変更。
当然エンブレムもアバルトに変更されています。
たったこれだけのことですがフィアット500eがアバルト595eちっくに見えるから不思議です。
でも、フィアット500eのアバルト版が販売される確率は低いんですけどね。
EV版アバルト595eが発売されない可能性とは?
EV版アバルト595eの発売が期待される一方で、実現の可能性が低いと考えられる理由がいくつかあります。
まず、最も懸念されるのは航続距離の短さです。
フィアット500eの航続距離は約320kmですが、出力をUPさせるほど航続距離が減少します。
バッテリーの容量を増やすことで航続距離の問題はある程度解決できますが、ボディが小さいアバルトではかなり難しいと思われます。
さらに、出力の問題も挙げられます。
アバルトブランドは高性能なエンジンを誇りますが、フィアット500eの電気モーターは118馬力程度と、ガソリンエンジンのアバルト595の160馬力には及びません。
EV版ではガソリンエンジン版と同等のパフォーマンスを提供することが難しいでしょう。
モーターのチューニングによっては多少の改善は見込まれるものの、既存の技術ではアバルトらしい加速感やスポーティな走行性能を維持することは難しいかもしれません。
このように、アバルト595eの発売が見送られる可能性は、航続距離と出力性能の両立が困難であることに起因しています。
加えて、電動化にかかる開発コストや技術的な課題も、現段階ではまだ克服されていないと考えられます。
【引用・参照元】