BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | RECARO SR-7F Advanced Editionのシートヒーターが暖かくて快適な件アバルト595Cに取り付けたシートヒーターの活躍する季節がやってきました。

やはりオープンカーにシートヒーターが必要

購入したRECARO SR-7F Advanced Editionが納品されちゃったので当分展示されます

これまで数台オープンカーに乗ってきましたが、やはりオープンカーの醍醐味は冬の寒い季節でもオープンで走ることであり、その際にはシートヒーターがなくては走れない。

なので、今回アバルト595Cを購入した際にはシートヒーターを取り付けることは必須でした。

その際に検討したのは・・・

  • 純正レザーシートにシートヒーター後付け
  • RECAROのシートヒーター付きシートに交換

この2択を考えていた訳ですが偶然にもRECAROからSR-7ベースのAdvanced Editionが限定発売されることになりましたので、早々に発注して納車まで待っていた、という経緯になります。

このRECAROSR-7(F) Advanced EditionはカタログモデルのSR-7(F)にシートヒーターが付いた限定モデルであり、通常シートヒーター付きだとスポーツスター系しか選択肢が無かったので、非常に有り難かったです。

スポーツスターと比較すると価格が半分ぐらいで購入できましたからね。

RECARO SR-7F Advanced Editionのシートヒータースイッチ

BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | RECARO SR-7F Advanced Editionのシートヒーターが暖かくて快適な件通常RECAROSR-7(F) Advanced Editionのシートヒーターのスイッチは座面の下側にあるのですが、どう考えてもスイッチ押すたびに下を向くのはカッコが悪い。

そこでショップに無理を言ってセンターコンソールのサイドブレーキ下側に取り付けてもらいました。

この状態だと知らない人が見れが純正のスイッチのように見えるので見栄えが良い。

若干スイッチを視認するのに首を斜め後ろ下に向ける必要がありますが、慣れれば目視しなくてもスイッチを入れることが可能です。

ちなみに、シートヒーターの温度は二段階ありまして、向かって左側の緑のランプが弱、右側のオレンジのランプが強、になります。

おそらくアバルト595系シリーズ4、かつApple CarPlay対応車に関してはシートヒーターのスイッチを2つ取り付けられる場所はここぐらいしかないのでご参考にしてください。

実際にシートヒーターは暖かいのか?

最近めっきり気温が下がってきましたので、アバルトに乗る際にシートヒーターのスイッチをONにすることが増えました。

結論から言えば、シートヒーターは「弱」ぐらいがちょうど良い暖かさで「強」だとかなり熱く感じます。

シートヒーターはスイッチONですぐに暖かくなりますので、ほぼ「弱」しか使用しないのではないでしょうか?

私は雪国に住んでいる訳でもなく、スキーに行くこともないのであくまでの平野部の気温としてですが、余程のことがない限りは「強」にすることはないと思います。

女性の場合は足元が寒く感じるかもしれませんから、運転の邪魔にならない程度にブランケットなどをかけると、あとは上半身の防寒を行えば、冬でも快適にドライブができると思います。

足元が暖かく、顔や頭が冷たいのはとても気持ちが良い状態ですので、オープンカーオーナーはぜひ冬でもオープンで走ってみてください。

シートヒーターがあれば、大抵の寒さは何とかなります!

足元が暖かく、顔や頭が冷たいのはとても気持ちが良い状態なのか?

オープンカーで足元が暖かく、顔や頭が冷たい状態が気持ち良いと感じるのは、科学的・医学的な観点からいくつかの理由が考えられます。

1. 温熱快適性のバランス

人間の体は温度の変化に敏感で、特に異なる部位の温度差が体感温度に影響を与えます。

足元が暖かく、顔や頭が冷たい状態は、ちょうど良い温度バランスを保ちやすいと言われています。

これは、「サーマルコンフォート(温熱快適性)」と呼ばれる概念で、心地良いと感じる温度には体の各部分の温度が関係しています。

冬場のオープンカーでは、体全体が冷えやすくなりますが、シートヒーターによって腰から下が温まることで、上半身と下半身の温度差が程よい快適さを生み出します。

2. 局所温暖効果と末梢血流の変化

シートヒーターによって足元が温まることで、末梢血流(足や手などの末端部位の血流)が促進されます。

体は、寒いと感じたとき、血流を中心部(体幹)に集めて保温する傾向がありますが、シートヒーターで下半身が温められることで末端部分にも血液が循環しやすくなり、体全体の冷えが軽減されます。

この局所的な温暖効果によって、体温調節がしやすくなり、快適に感じるのです。

3. 呼吸による冷気のリフレッシュ効果

顔や頭が冷たい状態は、新鮮な冷気を直接吸い込むため、呼吸に爽快感が生まれます。

冷たい空気は暖かい空気よりも酸素が多く含まれているため、より鮮明に感じられます。

この冷気を吸い込むことで、頭がすっきりし、リフレッシュ効果が期待できるのです。

また、顔や頭部が冷えることで、顔の毛細血管が収縮しやすくなり、冷却効果が高まります。

これは、体温が調整される自然なメカニズムで、顔や頭が温まりすぎることによる不快感を防ぐ役割も果たしています。

4. 温度差が感覚に与える影響

この温度差が生む快適な体感は、「逆温度勾配」と呼ばれる感覚効果とも関係があります。

下半身が暖かく、上半身が冷たいと、体は「温かさ」と「冷たさ」の両方を感じることになり、そのコントラストがより心地良さを際立たせます。

寒暖差があることで、体が温度変化を強く感じるようになり、温かい部分がより心地良く、冷たい部分がより爽快に感じられるのです。

5. 自律神経への影響

また、顔や頭が冷たく感じると、交感神経が優位になりやすくなり、緊張感を保ちつつも、足元が温かいことで副交感神経が働いてリラックス効果が得られるという、いわゆる「リラックスと覚醒のバランス」が取れた状態になります。

このため、運転中でもリラックスしつつ集中力を保つことができ、快適なドライブが実現するのです。

 

このように、シートヒーターが生む温度差の感覚は、科学的にも非常に理にかなっていることが分かります。

冬の寒空の下であっても、オープンカーならではの楽しみをさらに引き立ててくれるため、ぜひ活用して冬のドライブを楽しんでください。