アバルト124スパイダーの生産は2020年モデルで中止が確定と思われる

何かと噂が飛びまくっているアバルト124スパイダーの生産が中止されるという話はどうも本当らしいです。

フィアット124スパイダーの生産は現在も中止されていない

フィアット124スパイダーは生産中止の予定~アバルト124スパイダーは生産中止になるのか?

この記事でもお伝えしましたが、フィアット124スパイダーの販売はイギリスでは中止されています。

しかし、イギリス以外の欧州、及び北米などその他の地域では現在もフィアット124スパイダーは生産、販売が継続されています。

元々イギリスでのフィアット124スパイダーがカタログ落ちしたことがきっかけで、フィアット124スパイダー&アバルト124スパイダーの生産が中止されるという噂につながった訳ですが真相は少し違うようです。

アバルト 124 スパイダー生産継続!~メイクユアスパイダー受注開始

現にアバルト124スパイダーは「メイクユアスパイダー」のキャンペーンで現在もカタログモデルにはない仕様のアバルト124スパイダーを現在も受注中であり、かつこれらの納車は年末から来年に欠けての納車になると言われています。

この記事ではこれを元にアバルト124スパイダーの生産継続が確定したと書きましたが、これも実は誤った記事になることが分かりました。

フィアットは今後スポーツカーは作らない

フィアットのオリバー・フランソワCEOのフィアット(アバルト)124スパイダーの話として伝えられている内容は以下の通り。

  • モデルチェンジの可能性は低い
  • 現在生産方式は為替の影響がある
  • 共同開発車はフィアット車と言えるのか?

これらの理由によりフィアット(アバルト)124スパイダーの生産の是非を判断する段階に来ていると思います。

ただし、フィアットのCEOは別の話として・・・

フィアット(アバルト)124スパイダーは利益率が高いモデルである、とも語っていることから、ビジネスとしては成立しているがフィアットのアイデンティティとしての問題が大きいと思われます。

為替に影響があるものの高利益率の商品であればあえて生産を中止する理由にはならないのですが、今後フィアットとしてはフィアットらしい次世代車の開発に注力したいと思われます。

そのため、ニッチな市場の商品を維持、継続する余裕がないと考えられることからフィアット(アバルト)124スパイダーは2020年モデルをもって生産を中止することが確実な状況と言えます。

なぜフェイクニュースが飛び交うのか?

今回のフィアット(アバルト)124スパイダーの生産中止のニュースが飛び交ってもここまで何も公式な発表がなかった理由は何か?

それは現在「メイクユアスパイダー」としてアバルト124スパイダーの受注を取り始めていることが原因と思われます。

2020年というのはどんな区切りの年なのかは不明ですが、おそらくマツダとフィアットとの関係で区切りの年になっていると思われます。

なので2020年まではフィアット(アバルト)124スパイダーは継続して販売し続けなければいけません。

しかし、近い将来生産が中止されると分かっている車を購入する人はそんなに多くありませんから、できるだけ公式発表は控えたい。

なので日本のディーラーにも箝口令が出されていると聞いていますが口が裂けてもアバルト124スパイダーは2020年に生産中止になる、とは言えないというのが今回のことの真相だと思われます。

しかし、海外のニュースからも今回のフィアットCEOの話として2020年で生産中止になるとのことですから、やはりアバルト124スパイダーは一代限りで生産が終了する運命になりそうです。

もし、アバルト124スパイダーの購入を検討されている方は、早めにオーダーを入れることをおすすめします。

【引用・参照元】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190823-00403291-autocar-ind&fbclid=IwAR3D4vNL2I4YSwWG70IsAWD4JsQpqLHFsD3pU_mV4FScBrYaO_nrDT_aqso