BMWのフラッグシップSUVであるX7は、2027年に第2世代へ移行する予定です。その新型X7 G67をベースに、BMW ALPINAがより高級志向のモデルを用意するとみられています。開発コードは「G69」とされ、現行BMW ALPINA XB7の後継にあたる存在です。ただし、G69が市販時にも「XB7」を名乗るかはまだ明らかになっていません。今回は、現時点で分かっているG69の位置づけと、新型X7 G67との違いを整理します。
- ✅️ALPINA版BMW X7 G69は現行XB7の後継モデル
- ✅️G69は2列シート化で後席重視の超高級SUVへ
- ✅️G69は2028年頃登場、V8とEV版を計画
ALPINA XB7の後継「G69」とは?
現行XB7は2026年で生産を終了
現行BMW ALPINA XB7は、BMW X7 G07をベースにしたALPINAの大型SUVです。4.4L V8ツインターボを搭載し、高い動力性能と快適性を両立したモデルとして販売されてきました。
そのXB7は2026年でひとつの区切りを迎えます。北米では「XB7 MANUFAKTUR」が最終章を飾る限定モデルとして設定され、2026年9月から生産、同年第4四半期から納車される予定です。
G69がXB7という名称になるとは限らない
次世代のALPINA版X7には「G69」という開発コードが使われるとみられています。位置づけとしては現行XB7の後継ですが、正式な車名は発表されていません。そのため本記事では、現段階ではALPINA版BMW X7を「G69」と記載さします。
2026年からALPINAはBMWグループ傘下の独立ブランド「BMW ALPINA」として新たなスタートを切りました。従来の車名体系がそのまま継承されるかどうかも含め、G69の正式名称は今後の発表を待つ必要があります。
G69のベースとなる新型BMW X7 G67は2027年登場
次期X7は2027年に生産開始
G69のベースとなるのが、第2世代の新型BMW X7 G67です。BMWは次期X7を2027年に米国サウスカロライナ州のスパルタンバーグ工場で生産開始することを明らかにしています。
テスト車では現行型と同じ上下分割式ヘッドライトを継承する姿が確認されており、M Performanceモデルでは4本出しマフラーも確認されています。X7 M60 xDriveには4.4L V8ツインターボが搭載されるとみられ、直列6気筒エンジンに加えてV8も残る見通しです。
電気自動車のiX7も加わる
次期X7では、ガソリンやディーゼルに加えて、初の電気自動車となるBMW iX7も計画されています。さらにALPINAにも電気自動車版が用意されるとされており、G69世代では内燃機関だけに限定されない展開になる可能性があります。
ALPINA版X7 G69は3列から2列シートへ変更か
3列目をなくして後席空間を拡大する可能性
G69で特に注目したいのが、2列シート専用になる可能性です。通常のX7は大型ボディを生かした3列シートSUVですが、G69では3列目を設定せず、後席のためにより大きなスペースを使う構成が検討されているとされています。
これは単純に乗車定員を減らす話ではありません。3列目を必要としない顧客に対して、後席の足元やシート周辺により多くの空間を与えられるためです。大型SUVを多人数乗車のためではなく、後席の快適性を重視する高級車として仕立てることができます。
通常のX7 G67とは役割が変わる
G67が6人または7人で乗れるフラッグシップSUVとしての実用性を維持し、G69が2列シートになるなら、両車の違いはエンジン性能や装備だけではなくなります。
私は、この点がG69を理解するうえで重要だと考えています。従来のXB7は「高性能で豪華なX7」という性格が強いモデルでしたが、G69ではX7をベースにしながら、さらに後席重視のラグジュアリーSUVへ役割を変える可能性があるからです。
G69は高性能X7ではなく「超高級X7」になる?
BMW ALPINAはBMWとRolls-Royceの間を担う
2026年に始動したBMW ALPINAは、単なるBMWの高性能ブランドではありません。BMWグループはBMW ALPINAについて、トップエンドのBMWとRolls-Royceの間にある市場を担うブランドと位置づけています。
ブランドの中心に置かれているのは、最高性能だけではなく、優れた乗り心地、専用素材、顧客ごとの仕様選択、そして高いクラフトマンシップです。つまり、Mモデルのように速さを前面に出すのではなく、性能と快適性、希少性を組み合わせる方向です。
G67との差別化は内外装にも及ぶ
G69もこの方針に沿って、通常のX7 G67より上のラグジュアリー性を与えられると考えられます。専用のフロントやリアデザイン、内装素材などで差別化される可能性があり、2列シート化が実現すれば、その性格はさらに明確になります。
新型X7 G67とiX7のデザインは共通する部分が多いとみられますが、G69では同じ基本骨格を使いながら、BMW ALPINA独自の世界観をどこまで作り込むかがポイントになりそうです。
ALPINA版BMW X7 G69は2028年登場か
G67より遅れて市場投入される可能性
新型X7 G67は2027年に生産が始まりますが、G69は少し遅れて2028年頃に市場へ投入される可能性があります。現時点では正式な発売時期は発表されていません。
パワートレインではV8を搭載する内燃機関モデルに加えて、iX7をベースにしたBMW ALPINAの電気自動車版も計画されているとされています。一方で、V8モデルの最高出力やEV版の正式名称、価格、日本導入時期などはまだ確定していません。
現時点で見えているG69の方向性は、現行XB7を単純に新型へ置き換えるだけではなく、新生BMW ALPINAのSUVとしてより上級市場を狙うことです。2列シートが実現すれば、通常のX7 G67とは明確に異なる価値を持つモデルになります。正式名称がXB7を継承するのかも含め、今後明らかになる仕様に注目です。
Reference:wheelfront.com /
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よくある質問(FAQ)
Q1. ALPINA版BMW X7 G69は現行XB7の後継モデルですか?
G69は、新型BMW X7 G67をベースとするBMW ALPINAモデルとして開発されているとみられ、位置づけとしては現行XB7の後継にあたります。ただし、市販時に「XB7」の名称を継承するかは正式発表されていません。
Q2. ALPINA版BMW X7 G69はいつ発売されますか?
ベースとなる新型BMW X7 G67は2027年に生産開始予定です。G69はそれより遅れて2028年頃に市場投入されるとみられていますが、正式な発売時期はまだ発表されていません。
Q3. ALPINA版BMW X7 G69は2列シートになりますか?
G69では、通常のX7が採用する3列シートではなく、3列目を廃止した2列シート仕様になるとの情報があります。後席空間と快適性を重視する狙いとみられますが、現時点では正式に発表された仕様ではありません。
Q4. ALPINA版BMW X7 G69と新型X7 G67の違いは何ですか?
G67はBMWの3列フラッグシップSUVとして実用性と高級感を両立するモデルです。一方、G69はBMW ALPINA独自の内外装や素材を採用し、2列シート化も含めて、より後席の快適性や希少性を重視したモデルになるとみられています。
Q5. ALPINA版BMW X7 G69にはV8やEVが設定されますか?
G69ではV8エンジンを搭載する内燃機関モデルに加え、新型BMW iX7をベースとする電気自動車版も計画されているとされています。ただし、最高出力やグレード名、EV版の正式名称などはまだ明らかになっていません。






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