BMW Z4 G29の兄弟車はGRスープラだけではない:B58搭載Boldmen CR4とは

BMW Z4 G29の兄弟車はGRスープラだけではない:B58搭載Boldmen CR4とは BMW
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BMW Z4 G29の兄弟車といえば、まず思い浮かぶのはGRスープラではないでしょうか。

実際、両車は共同開発され、プラットフォームや直列6気筒エンジンを共有する“兄弟車”として広く知られています。

しかし、Z4 G29をベースにしたモデルはそれだけではありません。

ドイツの小規模メーカーが手掛ける「Boldmen CR4」もまた、BMWのB58エンジンを搭載した一台です。

本記事では、GRスープラとの関係を整理しながら、B58搭載Boldmen CR4の実像を事実に基づいて解説します。

❗️記事3行まとめ

BMW Z4 G29の兄弟車はGRスープラだけではない

B58搭載Boldmen CR4/CR4 Sは408PSと500PS

Z4ベース×カーボンボディの少量生産モデル

BMW Z4 G29とGRスープラの関係

GRスープラ A90後継モデルがBMWと共同開発しない本当の理由
トヨタGRスープラA90の生産終了が2026年に決定。注目の後継モデルはBMWとの共同開発を見送り、トヨタ主導で新たな道を歩む可能性が濃厚です。マツダとの提携説や新たな技術戦略など、次世代スープラの行方を徹底解説します。

Z4(G29)とGRスープラ(A90/A91)は、BMWとトヨタの協業で生まれたスポーツモデルです。

GRスープラはマグナ・シュタイヤー(オーストリア・グラーツ)での生産開始が公式に発表されており、Z4も同工場で生産されます。

開発と生産を“共同で成立させた”点が、両車が兄弟車と呼ばれる大きな理由です。

また、両車は走りのコアとなる要素を共有します。

上位グレードではBMWの3.0L直列6気筒ターボ「B58」系ユニットが搭載され、8速AT(市場によってはMT設定もあり)という組み合わせで語られることが多いです。

ロードスターのZ4、クーペのGRスープラと用途は違っても、「B58のフィーリング」を軸に比較検討できるのは、この協業ならではだと思います。

Boldmenとは

BMW Z4 G29の兄弟車はGRスープラ以外にも存在したーBoldmen CR4を徹底解説

ヴィーズマン創業者が関与した少量生産プロジェクト

Boldmenはドイツの少量生産メーカーで、正式には「Boldmen GmbH & Co. KG」として設立されています。

創業には、1993年にスポーツカー専業メーカーとして知られたヴィーズマンの創業者であるフリードヘルム・ヴィーズマン氏が参画。

ヴィーズマンはBMW直列6気筒を積んだ軽量スポーツカーなどで評価されたブランドであり、Boldmenの設立にはその経験が背景としてあります。

RUFやALPINAで経験を積んだ設立メンバー

Boldmenのプロジェクトリーダーの一人であるミヒャエル・ケス氏は、ドイツのチューニングブランドであるRUFでの経験や、BMW公認チューナーとして知られるALPINAでの経験があります。

「量産車メーカー」とは異なる規模ながら、技術畑のバックボーンを持つ人物が立ち上げたプロジェクトであることが裏付けられています。

ベース車にBMW Z4 M40iを選んだ理由

Boldmenでは、現代の車づくりが電子制御の統合度合いを高めているため、完全自社開発モデルのリリースは現実的ではないとされています。

そこで、BMW Z4 M40iをベース車として選び、シャシーや駆動系、電子制御といった基本骨格を活用しながら、外装の全面的な作り替えや装備の差別化を行うという方針が明示されています。

CR4/CR4 Sはこの戦略に基づくモデルです。

フルカーボンボディと“コーチビルド”的な立ち位置

CR4の名称は、C=Carbon、R=Roadster、4=400ps超という意味合いで説明されています。

公式の標準装備には「Exterior body in carbon」と明記され、外装にカーボンを使うことが前提です。

さらに、ドイツで手作業により購入者の仕様に合わせて製作する方針も示されており、量産車のグレード違いというより、コーチビルドに近い距離感で理解するとスッと入ります。

Boldmen CR4はZ4 G29をベースに開発された

BMW Z4 G29の兄弟車はGRスープラ以外にも存在したーBoldmen CR4を徹底解説

Z4と共通するのは、走りを支える“中身”

CR4/CR4 Sは、Z4 M40iをベースに、シャシー、駆動系、電子制御を土台として使う方針が公式に語られています。

つまり“兄弟車”という観点では、GRスープラがZ4と並ぶ協業の成果であるのに対し、BoldmenはZ4を起点にした派生型、と捉えるのが自然です。

一方で外観はZ4と大きく異なります。

標準装備にはカーボン外装に加えて、電動ソフトトップ、4本出しステンレスエキゾースト、スポーツディファレンシャルなどが並びます。

Z4オーナーの私から見ると、Z4の基本構造を活かしながら、外装デザインと仕様を大きく変更したモデルだと言えます。

B58エンジン搭載モデルとしてのCR4/CR4 S

BMWのB58エンジンとS58エンジンは違いはどこにあるのか?

出力はCR4が408PS、CR4 Sが500PS

Boldmenの公式テクニカルデータでは、CR4は300kW(408hp)・610Nm、CR4 Sは367kW(500hp)・700Nmと明示されています。

最高速度は電子制御により、CR4が250km/h、CR4 Sが270km/hに設定されています。0-100km/h加速はCR4が3.9秒、CR4 Sが3.7秒です。

エンジンは排気量2,998ccの3.0L直列6気筒ツインパワーターボで、トランスミッションは8速ステップトロニック・スポーツ(パドル付き)です。

BMW Z4 G29やGRスープラと同系統のB58エンジンを搭載しながら、500PS仕様まで引き上げている点がCR4 Sの特徴です。

走りの装備はアダプティブサス+スポーツデフが標準

標準装備には、アダプティブサスペンション、可変スポーツステアリング、スポーツブレーキ、スポーツディファレンシャルなどが装備。

ここまでを“標準”として掲げる時点で、コンセプトが明確です。

Z4やGRスープラが「量産スポーツの最適解」だとすると、CR4 Sは同じB58を使いながら、少量生産ならではの方向へ振ったモデルだと言えます。

まとめ:BMW Z4 G29の兄弟車はGRスープラだけではない

BMW Z4 G29の兄弟車として広く知られているのはGRスープラですが、Z4をベースに開発されたBoldmen CR4/CR4 Sも存在します。

CR4/CR4 SはZ4 M40iを基盤とし、BMW製B58エンジンを搭載しながら、外装をフルカーボン化し、出力を408PSおよび500PSまで高めた少量生産モデルです。

協業で誕生したGRスープラとは立ち位置が異なりますが、Z4という技術基盤から派生したモデルという点では共通しています。

Z4 G29の兄弟車というテーマで整理する場合、GRスープラに加えてBoldmen CR4/CR4 Sもその一例として挙げることができます。

Reference:boldmen.de

よくある質問(FAQ)

Q1. Boldmen CR4/CR4 SはBMW Z4 G29の“兄弟車”なのですか?

GRスープラのような共同開発の兄弟車とは立ち位置が異なりますが、Boldmen CR4/CR4 SはBMW Z4 M40i(G29)をベースに開発されたモデルです。Z4を基盤とする派生車という意味では「Z4の兄弟的存在」と整理できます。

Q2. CR4とCR4 Sの違いは何ですか?

公式データでは、CR4は300kW(408hp)・610Nm、CR4 Sは367kW(500hp)・700Nmです。0-100km/h加速はCR4が3.9秒、CR4 Sが3.7秒、最高速度はCR4が250km/h、CR4 Sが270km/hに設定されています。

Q3. Boldmen CR4/CR4 SのエンジンはBMWのB58ですか?

CR4/CR4 Sは排気量2,998ccの3.0L直列6気筒ツインパワーターボを搭載し、8速ステップトロニック・スポーツ(パドル付き)を組み合わせます。BMW製B58系エンジンをベースにした仕様として整理できます。

Q4. CR4/CR4 Sはどんなクルマの作りが特徴ですか?

外装はフルカーボンボディが前提で、少量生産・手作業による製作を掲げています。Z4の基本構造を活かしつつ、外観や仕様を大きく作り替える“コーチビルド”的な成り立ちが特徴です。

Q5. GRスープラとBoldmen CR4/CR4 Sは何が違いますか?

GRスープラはBMW Z4(G29)と協業で生まれた兄弟車で、量産スポーツとして広く流通しています。一方でBoldmen CR4/CR4 SはZ4をベースにした少量生産モデルで、フルカーボン外装や高出力仕様(特にCR4 Sの500hp)など、方向性が異なります。

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