私はBMW Z4 sDrive20i G29を新車で購入し現在は納車待ちの状態です。
この納車待ちの期間が車好きの一番楽しい時間なんですが、この期間が楽しい理由はどんなカスタマイズをしようかと妄想することですね。
- ホイールは高価だけどBBS?、それとも鍛造のRAYS?、またはオーダーインセットも可能なWORK?のどれが似合うだろうか?
- サスペンションはダウンサス?それとも車高調?
- エアロはどこのメーカーが販売しているのだろう?
こういう妄想をするのが楽しい訳ですが、一番の悩みはホイールではないでしょうか?
特にボディカラーとホイールのカラーの組み合わせは、実物を見ずに行うのはかなりの妄想力が必要です。
しかし、現代にはAIという強い味方がありますから、今回はAIを使ったホイールマッチングの方法をお伝えします。
AIを使ったホイールマッチングに必要なもの
今回はAIを多少は使ったことがある人に向けた記事の内容になります。
また、記事の中で使用するAIは有料版を使用していますので、無料版で同じ効果が得られるかは不明です。
まず最初にAIを使ってホイールマッチングをするために必要なものを用意します。
1.ホイールマッチングさせる車両の写真
既に愛車が納車されている人は、自身の愛車の写真が必要になります。
そして、私のようにまだ愛車が納車されていない人は、インターネットの中にある同じ車種、同じボディカラーの写真を探してください。
また、写真は真横からの写真だけではなく、前、横、後ろの3枚の写真があるとよりリアルにホイールマッチングを行うことができると思います。
私はこのような写真をインターネットの中から探して使用します。
- 車種:BMW Z4 sDrive20i G29
- ボディカラー:skyscraper grey
- 内装:コキャックレザー
可能な限り愛車のボディカラーに近い写真を探して使うとよりリアルなホイールマッチングが可能になります。
2.マッチングさせるホイールの写真
現在検討しているホイールの写真を用意します。
これも愛車の写真同様に検討しているホイールのデザイン、カラーの写真を探します。
幸いホイールの場合であれば、各ホイールメーカーのHPで、希望するホイールの写真を見つけることができると思います。
今回はWORKのMEISTER M1とRAYSのTE37 SAGA S-plusのマッチングを行ってみたいと思います。
私はこのようの写真をそれぞれのメーカーHPから拝借しています。
ここまでできれば準備は完了です。
AIは有料版Gensparkを使用してNano Banana Proを使用
今回ホイールマッチングに使用するAIは、画像、動画の生成が得意とされるNano Banana Proを使用します。
Googleのアカウントがあれば直ぐに無料で使用することが可能です。
今回は私は有料版を使用しているGensparkの中から、Nano Banana Proを使用してホイールマッチングを行いました。
Gensparkとは?
Gensparkとは、1つのアカウントで複数のAIを横断的に使い分けられる統合型AIサービスです。
文章作成、調査、要約、資料作成など、作業内容に応じて最適なAIが自動的に選ばれるため、利用者は「どのAIを使うか」を意識する必要がありません。
その結果、作業効率が大きく向上し、情報の抜け漏れや誤りも減らしやすいのが特徴です。
複数の情報源をもとに内容を整理し、分かりやすくまとめてくれるため、ブログ執筆や資料制作など、正確さが求められる作業と相性が良いAIプラットフォームと言えます。
よって、今回はGensparkを使用して画像生成を行うことになりますから、画像生成に強いNano Banana Proを自動でチョイスしてくれる優れモノです。
今なら下記のリンクからアカウントを作成すると、Gensparkの使用時に必要なクレジットが無料でもらえます。
アカウントを作成して無料で使用できますが、クレジットがあるとより多く使用できるのでお得ですよ。 => Gensparkのアカウントを作成する
Gensparkに画像を生成させるプロンプト
ホイールマッチングをさせるには、Gensparkに用意した愛車の写真とホイールの写真を合成してもらう必要があります。
正確には合成ではなく新しく画像を「生成」してもらうことになりますが、最終的にはホイールマッチングができれば同じことです。
そこで必要になるのがプロンプト(指示)ですが、今回私が使用したプロントは以下の通りです。
BMW Z4 G29 skyscraper greyにWORK MEISTER M1 3PIECE チタンゴールのホイールを履かせた画像を作って
今回はホイールマッチングが目的です。
よって、特に背景などを何か指定する必要はないため、非常にシンプルなプロンプトでも大丈夫でした。
今回のプロンプトで生成された画像がこちらになります。
真横から見える画像の指示をしていないので、用意した画像の1枚の画像をベースに生成したみたいです。
これでもskyscraper greyのボディカラーとMEISTER M1のチタンゴールドの配色がほぼ再現されていると思いますから、実際のマッチングに近い画像になっていると思います。
頭の中で妄想しているよりは、遥かに完成度が高いですね。
次に同じ画像に今度はRAYS TE37 SAGA S-plusを履かせた画像を生成します。
私の場合はMEISTER M1とTE37 SAGA S-plusのどちらにするかを迷っているので、同じ画像でそれぞれのホイールを履かせた画像を生成します。
比較検討するホイールがない場合は、単独で先程のようにどんどん画像を生成すれば良いと思いますし、そちらの方が簡単です。
AIに同じ画像で一部が違う画像を生成させるのは一苦労ですが、なんとか作成することができた画像がこちらです。
ほぼMEISTER M1と同じ状態でホイールだけを変更させることができました。
この時のプロンプトは以下の通りです。
BMW Z4 G29 skyscraper greyにWORK MEISTER M1 3PIECE チタンゴールのホイールを履かせた画像のホイールをRAYS VOLK RACING TE37SAGA S-plus ブロンズ(アルマイト)のホイールに履き替えさせてほしい。添付の画像で変化があるのはホイールのみ。ホイール以外の画像は変化させない。車は静止している。
かなりややこしいプロンプトになっているのがわかります。
最初は簡潔なプロンプトでしたが、背景が変わったり、走行している画像だったりと思ったように生成できないので、その都度プロンプトを追加した結果がこのプロントに落ち着きました。
なお、私と同じプロンプトを書いても同じ結果にならない場合もあります。
その場合は根気よくプロンプトを書き換えを繰り返すと、想定している画像を生成できると思います。
MEISTERと TE37 SAGA S-plusのどちらを選ぶのか?
生成した画像を並べてみるとそれぞれのイメージが違うことがわかります。
同じ19インチのホイールでも下側のTE37の方がホイールが大きく見えます。
1ピースホイールなのでスポークがリムまで伸びているデザインがホイールを大きく見せています。
MEISTERは3ピースなのでディスクとリムの色が違いますから、ディスクが小さく見えます。
スポーティーならTE37、落ち着いた雰囲気ならMEISTERですね。
skyscraper greyとブロンズ(茶系)はミスマッチ
カラーは両方ともブロンズ系を選んでいますが、これは内装のコニャックレザーのブラウンとのコーデになります。
通常ならグレーとブロンズ(茶系)はミスマッチだと思いますが、内装のブラウンがワンポイント入っているので、バランス的にはOKだと思います。
まあ、屋根を閉めちゃうとダメダメですが。。。
例えば、MEISTERのディスクをチタンゴールドからマットカーボンに変更すると、ボディカラーと同色になってよいコーデだと思いますが定番すぎるとも言えます。
個人的にはもう少し「華」があった方が良いと思うので、ホイールにはブロンズ(茶系)のカラーを入れたいと思っています。
WORK MEISTER M1+チタンゴール
今回GensparkというAIを使ってホイールマッチングの画像を生成して思ったのですが、頭の中の妄想をしっかりと画像として生成できるのは本当に助かります。
しっかりと生成した画像を見比べた結果、今回はMEISTER M1+チタンゴールの組み合わせにしようと思います。
大きく見えるホイールも魅力ですが、今回は渋め路線の方が画像を見てしっくりすると思えたのが決め手です。
今回はGensparkを使ったホイールマッチングを初めて行いましたが、想像以上にホイール選びの役に立ちました。
私はAIの操作を得意とする人ではありませんが、それでもこの程度の画像生成ならできました。
これからホイールマッチングでお困りの人は、ぜひ一度AIによるホイールマッチングを試されてみてはいかがでしょうか?
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