(出典元:http://iphone-mania.jp/news-137551/)
iPhoneのボディの色は昔から白と黒しか無かったんですが、いつの間にか、金、ピンク、黒は艶ありと艶なしの2種類があったりと、昔では考えられないぐらいボディの色が増えました。
なぜ、iPhoneのカラーバリエーションが増えたのか?
これはマーケティング的には王道な方法ですが、1つの商品でカラーバリエーションを増やすことでそれぞれ好みの色を購入することが可能になり、購買意欲を高めることが出来るため、総販売台数を増やすことが出来るからです。
昔、任天堂から発売されていたゲームボーイもいつのまにか何色もの色が販売されたことで販売台数を増やすことが出来たのと同じ現象です。(ゲームボーイというのは、今の任天堂DSの祖先になるポータブルゲーム機のこと)
iPhoneもスペック的には毎回モデルチェンジをする度にアップしていくことが出来ましたが、以前ほどの劇的な性能アップが見込めなくなってきました。
またデザインもあまり変化をさせることが出来なくなってきたこともあり、カラーバリエーションを増やすことで、モデルチェンジしたことをアピールし、販売台数を増やすことが出来たのは有名な話です。
なぜ、クリスマスレッドなのか?
現在のiPhoneの半台数が多い国はアメリカ、日本、中国です。
特に中国は人口が半端なく多いので、どうしても中国で売りやすいものを作る必要があります。
それが「赤」なんです。
「赤」は中国でも縁起の良い色として好まれる傾向にあるようです。
現在iPhoneのカラーバリエーションに「金」が加わったのも中国での販売増を狙ったものだと言われています。
色を変えることはそんなに難しいことではありませんから、販売増の施策としては費用対効果が高い施策です。
故に、iPhoneのカラーバリエーションが増えた理由は中国での販売増を狙った結果ということが言えると思います。
しかし、クリスマスレッドの企画はボツに・・・
最終的にはこのクリスマスレッドの企画自体は既にアップル社ではボツになったそうです。
理由は定かではありませんが、現在iPhone7/7Plusの販売が予想を覆す程に好調なのでそこまでの施策は不要になったかもしれません。
または、次期型のiPhone7s(8)の目玉にとっておくということも考えられます。
まあ、ジェットブラックがあれだけ人気になったのでわざわざコストをかけてカラーバリエーションを追加する必要がなくなったのかもしれません。
それでも、クリスマスレッド的な「赤」のiPhoneが欲しいという方は、ラッピングするという方法があります。
イヤイヤ、これは難しいという方は、こちらのように専用のスキンシールという商品もありますので、こちらの方がカット済みですので貼り付けるだけでOKです。
また、こちらのメーカーは私もMacBook Airをラッピングした際に使用していますが、簡単に貼ることが出来ましたので安心ですよ。
iPhoneのレッドモデルの登場で変わるトレンド?(追記)
「クリスマスレッド」が最終的にボツになったとはいえ、iPhoneのカラーバリエーションとして「レッド」の需要は依然として高いようです。
実際、2017年に発売されたiPhone 7/7 Plus (PRODUCT)RED Special Editionは、赤を採用したことにより大きな話題となりました。
特に中国市場だけでなく、日本やアメリカでも「レッド」というカラーはスタイリッシュかつ個性的で、普段とは違う高級感を求めるユーザーにとって魅力的でした。
このように、iPhone レッドモデルの登場は、ユーザーに「自分らしさ」を表現する新たな選択肢を提供しました。
今やスマートフォンは単なる通信手段ではなく、ファッションアイテムとしての役割も果たしています。
だからこそ、カラーリングのバリエーションはユーザーの自己表現をサポートする重要な要素なのです。
また、今後もAppleがレッドをはじめとしたカラーバリエーションを積極的に展開することで、スマホ市場のトレンドを牽引し続けることは間違いないでしょう。
2024年以降の新モデルでも、新たなレッドや他の大胆なカラー展開が期待されるところです。