私のパソコンデスクはIKEA製ですが、最近在宅勤務が増えたためにデスク周りの環境整備が整った結果、デスクが手狭になってきました。そこで、天板を延長してデスク環境を改善したいと思います。
1. デスクを延長する理由
在宅勤務でデスクが手狭になったため、IKEA製の天板を延長して作業スペースを広げることに挑戦
2. ホームセンターとAmazonの活用
ホームセンター「コーナン」で棚板を購入・カットし、Amazonで脚の取付金具を入手してDIYで天板を延長
3. 簡単・効果的なデスク環境改善
10cm延長するだけで作業スペースが広がり、クランプを使った連結方法で簡単にデスクをカスタマイズ
IKEA製の天板にはない120cm✕70cmの天板が欲しい
私がパソコンデスクとして使用しているIKEAの天板はLAGKAPTEN (ラグカプテン)のn120cm✕60cmです。
購入当時は広々としたデスクでしたが、在宅勤務が増えてから環境整備を行った結果、どんどんデスクが手狭になっています。
そこで、IKEA製の大きな天板に買い替えようかと思いましたが、あの天板はとても重たいので、買いに行く、運ぶ、机を組み立てることを考えるとゾッとします。
そこで、天板を交換するのではなく天板を延長する方法を考えてみました。
私の書斎の環境では幅を120cm以上に広げることは不可能なので、奥行きを最大10cm延長できれば、作業スペースがかなり確保できます。
そこで、120cm✕10cmの小さな机を作って現在使用しているIKEAのデスクを延長することにしました。
困った時のホームセンター「コーナン」とAmazon
関西在住の人の多くはホームセンター=コーナンを利用される人が多いと思いますが、私も自宅付近に数件コーナンがありますので、コーナンで適合する天板を探します。
この棚板(カラー棚板 ライトオーク(木目調) 約1200×16×300mm)が色目とサイズが近いのでこれを購入。
これを120cm✕10cmサイズにカットすると天板を2枚作ることができます。
IKEAのLAGKAPTEN (ラグカプテン)の厚みが3cmですので、コーナンで購入した棚板を2枚重ねればほぼ同じ厚さになります。
天板は確保できましたので次は脚が必要です。
現在使用している脚はADILS (オディリス)ですので、メルカリで中古を落札して確保することができました。
ただし、IKEAの標準の脚の固定金具は1辺が5cm以上あるので幅10cmの延長机にはADILS (オディリス)を取り付けることができません。
そんな時は今度はAmazonで検索すると1辺が5cmの脚の取付金具がありましたので、これでADILS (オディリス)を取り付けることが可能になります。
120cm✕10cmの延長机の制作
1.コーナンで購入してカットしてもらった棚板を2枚重ねて両面テープで貼り付けます。
2.Amazonで購入した脚の取付金具を棚板にネジで固定します。
脚の取り付け位置はIKEAの天板の脚と同じ位置になるように計測して取り付け。
棚板を両面テープで貼り付けているので、クランプ的なもので現在圧着もしています。
ちなみに、棚板に脚の取付金具をネジ止めするためにこちらの激安電動ドライバーを購入しておいたので簡単にネジを締めることができました。
これを左右、全部で4個所取り付けます。
3.ADILS (オディリス)を取り付け
ただし、ここでミスがあったことに気づきました。
私が使用しているADILS (オディリス)は白ですが、メルカリで落札したADILS (オディリス)は灰色。
かなり古いタイプのADILS (オディリス)で現在は存在しない灰色です。
写真では完全に白だと思っていたのでかなりショックが大きい。
しかし、実用上は問題ないので良しとします。
この角度だと棚板が2枚重ねになっているのがよく分かります。
この写真の切断部分を現在使用しているIKEAのパソコンデスクに取り付ければこの部分は見えなくなります。
4.IKEAのパソコンデスクと仮合わせ
写真の様に仮合わせをすると幅は120cm同士なのでぴったりです。
しかし、高さが合っていません。
これは先日こちらの記事でも書きましたが、IKEAのデスクの高さを嵩上げしているためです。
よって、こちらもAmazonで同じものを購入して延長机に取り付けます。
これでIKEAのパソコンデスクと延長机の高さもピッタリにすることができましたので、この2つを連結します。
5.机の連結方法
IKEAのパソコンデスクと延長机を連結させるために、このようにクランプ式に机に取り付けるブックスタンドやボードを購入。
こんな感じでIKEAのパソコンデスクと延長机をつなぐ形でクランプで固定すればバラバラになることはありません。
左右からクランプで固定しているので、パソコンデスクを移動させてもバラバラになることもありません。
本当は側面から金具で固定することを考えましたが、IKEAの天板がおそらく空洞だと思うので、金具をネジ止めしてもあまり強度がでないのでは?と思ったので今回は金具を使用するのは止めました。
このクランプで挟み込む方法で支障がでるようであれば、その際は金具でネジ止めしたいと思います。
たった10cm奥行きが増えただけでデスクが広くなりました
たった10cmですがパソコンのモニターや引き出しなどが奥へ引っ込めることができたので、作業するスペースが大幅に拡大することができました。
正直に言えば、IKEAでTROTTEN (トロッテン)を購入する方がコスト的には安く作ることはできたと思いますが、その場合は現在の天板を処分する手間と費用が発生します。
今回延長机を制作にかかった費用と比べると天板の処分費用と手間を考えれば、ほぼ同じ程度のコストで収まったと思いますし、手間ということであればかなり簡単に作業することができましたので、今回のような延長机を作る方法は正解だったと思います。
もし、パソコンデスクが手狭に感じることがあれば、このような方法でデスク環境を改善されてはいかがでしょうか?