ある日突然、私が動画などの保存しているドロップボックスのスマートシンク機能が使えない状態になっていることに気づきちょっとだけパニックってしまいました。
ドロップボックスのスマートシンク機能とは?
ドロップボックスはクラウドにあるストレージスペースのこと。
簡単に言えば、パソコンのSSDやハードディスクにデータを保存しなくてもドロップボックスに保存することが出来るので、パソコンのSSDやハードディスクの容量を減らさずに済ませることが出来ます。
私も昔は外付けのハードディスクやSSDを使用していたこともありますが、データの破損が怖いこと、持ち運びに不便なことから今では全てのデータをドロップボックスに保存しています。
そうすれば、複数のパソコンやスマートフォンとも連携させることが出来るので、どこでも、どんなデバイスでも自分のデータにアクセスすることが出来るのでとても便利です。
そのドロップボックスにはスマートシンクという機能があります。
クラウド上のドロップボックスと自分のパソコンでデータを共有するのはとても便利ですが、常にデータがクラウド上にあるとイザという時にデータを閲覧するたびにダウンロードに時間がかかることになります。
なので基本的にはドロップボックスのクラウドにデータを保存しつつ、パソコンにも同じデータを保存しておくことで素早くデータにアクセス出来るようになっています。
ただし、クラウドにはどんなに大量のデータがあっても問題ありませんが、それと同じ容量のデータをパソコンでも保存しておくのはやはりSSDやハードディスクの容量を圧迫することになる。
そこで必要なデータだけをパソコンと共有しておいて、不要なデータはクラウド上だけで保管させておく機能をスマートシンクと言います。
確かスマートシンクはドロップボックスの有料プランでしか使えないと思いますが、私のように動画編集を行っているとデータ容量が大きくなりすぎるので有料プランを利用する人も多くなっていると思います。
ある日突然ドロップボックスのスマートシンクが使えない状態に
ドロップボックスのスマートシンクを使う方法は簡単です。
クラウド上だけに保存したいデータを右クリックするとウインドウに「スマートシンク」の項目が表示されますので、そのデータをクラウド上に保存するのか?またはPCにも保存するのか?を選択するだけです。
なので私もいつものようにパソコン上にある編集した動画ファイルをクラウド上だけに保存するためにファイルを右クリックしたところ、いつも表示される「スマートシンク」の項目が消えていることに気づきました。
おいおいいつスマートシンクの機能が廃止されたの?そんなの聞いてないよ~、と少しパニックた訳ですがこんな便利が廃止される訳はないのでいろいろググって調べてみたのですが適切な解説がなされているサイトを見つけることが出来なかったので、ドロップボックスのサポートにメールで問い合わせしてみました。
その問い合わせの回答文章は以下の通りです。
お世話になっております。
Dropboxサポート担当○○と申します。
今回、お客様のサポートを担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。 スマートシンクのメニューに関するお問い合わせありがとうござい
ます。
現在Dropbox デスクトップアプリでは改修が行われており、それにより一部文言の変更がございました。 「ローカル」のデータを「オンライのみ」に変更する場合は、
右クリックメニューから「オンラインのみ」をクリック、「オンラインのみ」を「ローカル」に変更する場合は、「 オフラインアクセスを許可」をクリックしてください。 「スマートシンク」というメニューがなくなり、
メニュー遷移や文言は変更となりますが、 機能に関しては変更ありませんことご案内します。 以上ご案内となりますが、
引き続きご質問ありましたら本メールにご返信いただければいつで もチケットを再開いたします。 また、本件にのみならず、
何かDropboxについてサポートが必要な場合は、 ご連絡をいただければと存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。
と、言うような回答が返信されてきました。
要するに、右クリックのウインドウに表示される項目名が変更されたということです。
そんなアナウンスは見た覚えはありませんが。
実際に名称が変更されたスマートシンクを実際に使ってみた
私のパソコン内に保存されているファイルの1つをスマートシンク化してクラウド上にのみ保存するようにします。
今回クラウド上にのみ保存するファイルは青丸のファイルです。
アイコンにチェックマークが付いているファイルは現在パソコンとクライドの両方に保存されているファイルを意味しています。
対象のファイルを右クリックすると、以前は「スマートシンク」という項目が表示されていましたが、現在は「オンラインのみにする」という項目に変更されていました。
「オンラインのみにする」をクリックすると写真の赤丸のようにアイコンに雲のマークが表示されます。
この雲のマークが付いているファイルがクラウド上にのみ保存されているファイルを意味します。
これで今まで通りパソコンのSSDやハードディスクの容量を最小限に使用するのみで、多くのデータをクラウド上にのみ保存することが出来るようになりました。
最近は写真や動画などデータ量が多いファイルを多く所有している人も多いと思います。
いつでも、どんなデバイスでも自分のデータを保存、取り出し出来るドロップボックスはとても便利なサービスですので、保存するデータの多い方はドロップボックスの有料版を使ってみてはいかがでしょうか?
私は一番小さな容量のサービスを利用していますが、それでも2TBまで利用できますので、仕事で大量のデータを扱う(それも写真や動画など)以外は十分な容量だと思います。
まずは無料版のドロップボックスをお試しされてはいかがでしょうか?