私は少額なものはAmazon、送料が無料になるかか商品、金額の時は楽天市場で買い物をします。Amazonは通常会員でも3,500円以上であれば送料無料になりますので、小物を貯めておいて3,500円以上になったら注文。
このようにAmazonと楽天市場を使い分けていますが、配達の速さはAmazonが抜群に速い。しかし、時折Amazonに注文すると、配達まで一週間も先の納期を知らせてくる場合があります。
今回はこのようなAmazonの納期が遅くなる時の対策をお伝えします。
Amazonの配達は通常なぜ速いのか?
Amazonで注文するとプライム会員ならほぼ翌日、通常会員でも翌々日に商品が届くことが多いです。私は関西地域の阪神地区に住んでいますので、都市部近郊ということで配達は速い地域だと思います。
なぜ都市部またはその近郊のAmazonの配達が速いのか?それはAmazonの倉庫が都市部近郊に複数設置されているためです。
Amazonの倉庫にはフルフィルメントセンター(FC)とデリバリーステーション(DS)の2種類が存在します。簡単に言えば、FCが大きな倉庫、DSは小さな倉庫という認識で良いと思います。FCには多くの在庫が保管されていて、注文するとFCの商品がDCへ配送、そしてDCの在庫と一緒に各家庭に配達されます。
よって、このFCとDCが自宅の近くにあれば配送は早くなるはずです。
ちなみに、Amazonの倉庫(FC、DS)は、
Amazonフルフィルメントセンター(FC)が、
- 関東地方に19か所
- 中部地方に1か所
- 近畿地方に7か所
- 九州・沖縄地方に1か所
Amazonデリバリーステーション(DS)は、
- 北海道・東北地方に3か所
- 関東地方に18か所
- 中部地方に5か所
- 近畿地方に6か所
- 中国・四国地方に5か所
- 九州・沖縄地方に4か所
あります。
圧倒的に都市部近郊に数が多いことが分かります。
なぜAmazonの配達が一週間もかかることがあるのか?
Amazonの配達が速い地域でも配達に一週間もかかると表示される場合があります。なぜでしょうか?その遅くなる理由にはざっくり分けると2つの理由があります。
注文主側に原因がある場合
住所の間違い
Amazonのリピーターであれば住所の間違いで配達が遅くなる可能性は低いと思います。しかし、引っ越した、ギフトで知人宅や友人宅へ直接配達を依頼した、いつもは自宅で受け取るが今回は会社へ配達をいらいした、などいつもと違う場所へ配達を依頼した場合はどうでしょう。
住所の入力ミスすることで注文した商品が全く違う地域へ発送されていたら、商品が配達されるのが遅くなるのは当然です。
支払い忘れ、注文忘れ
Amazonのリピーターでクレジットカード払いの設定をしている場合はこのような事態は少ないと思います。ただし、コンビニ払いなどの場合は支払いを実行しなければ出荷されません。支払いを忘れるなんてありえないと思う人もいると思いますが、意外と忙しいと忘れてしまうことも往々にしてあります。
また、注文したと思っていたらカートの中に商品が入ったままで注文が完了していなかった、という笑い話も意外とよく聞く話です。
Amazon側に原因がある場合
出荷作業が遅れる
通常会員の場合は送料の関係で「まとめて発送」を選ぶ場合もあると思います。この「まとめて発送」を選択すると商品が1か所に揃うまで発送ができないため出荷が遅れます。
または自然災害などの影響で商品がAmazonの倉庫に到着するが遅れると発送業務全体が遅れるので多くの商品の配達も遅れることになります。
配送業者の配達が遅い
現在はAmazonデリバリーという名称でAmazonと契約している小規模な運送業者が配達をする場合が多いと思います。このAmazonデリバリーの仕事が過酷であることは有名です。配達する荷物の量が半端なく多いため配達の遅延が発生します。
Amazonデリバリーは朝8時から夜10時までが配達時間と決められているので、夜10時までに配達できなかった荷物は翌日に回ってしまいますので配達が遅れます。
Amazonセール期間
Amazonでは年に数回大きなセール期間があります。ブラックフライデーセールやAmazonプライム会員セールが有名です。このセールの時は大量の注文があるため配達は遅れ気味になります。私の経験でもAmazonプライム会員セールで注文したら、やはり配達が一週間後と表示されて首を長くして待っていた経験があります。
通常会員からみればプライム会員セールなんて関係ないよ!と思うでしょうが、同じ倉庫から出荷されるので通常会員は一番後回しになっているかもしれません。
荷物の破損、紛失
配達段階で荷物が破損することはあります。Amazonデリバリーの仕事は過酷なので配達途中で荷物を落としたり、トラックの荷物が崩れてきたりすると荷物が破損してしまいます。
また、荷物が紛失することもあります。Amazonデリバリーでは荷物がコンピューター管理されているので荷物の所在を追跡することは簡単ですがヒューマンエラーだけは簡単ではありません。誤配と言って宛名と違う場所に配達するともうどこに荷物を誤配したかはもう分からなくなります。
このような原因が重なることでAmazonの配達が一週間もかかることが起きると想像できます。1つの理由というよりは複数の原因が重なって配達が一週間もかかる事態が発生すると考えるのが妥当でしょう。
Amazonの配達が一週間もかかると表示された時の対策方法
まず最初にAmazonの配達が一週間もかかると表示された時に対策ができない時があります。それはAmazonのセールのタイミングで注文したときです。この時は純粋に注文量が爆発的に多くなり物理的に配達業務が遅延します。急ぎの場合はセールではないタイミングを選んで注文するしかありません。
Amazonのセール時期以外に配達に一週間もかかると表示された場合の対策は以下の通りです。
Amazonカスタマーサービスに問い合わせる
Amazonカスタマーサービスのページがあることを知らない人は多いです。Amazonのサイトのどこにリンクがあるのかを探すのが難しいからです。
Amazonカスタマーサービスのページでは指示通りにクリックすると目的の情報を知る手段を教えてくれます。最悪の場合は有人による電話、チャットなどの対応で親切に対応してもらえますので安心です。
私も過去に何度かオペレーターとお話をしたことがありますが、迅速丁寧な対応が印象的で非常に好感を持つことができました。
注文をキャンセルして再注文
Amazonのシステムは非常に優秀ですが融通が利かない場合もあります。例えば荷物が破損した場合、注文した側から考えると・・・
注文する
↓
発送される
↓
配達時に荷物が破損
↓
代替品を倉庫から発送
このような流れを想像しますが、実際にはAmazonのシステムでは違う流れで処理されます。
注文する
↓
発送される
↓
配達時に荷物が破損
↓
破損した荷物が倉庫に返却
↓
破損した商品を確認後代替品が発送
つまり、Amazonは破損した商品を一旦倉庫で確認しなければ代替品は発送しないということです。なぜ、このような仕組みになっているのかは不明です。このようにAmazonのシステムの一部は顧客ファーストではない場合があります。
よって、配達に一週間もかかる理由が見当たらない場合は注文を一旦キャンセルして、再度同じ商品を注文すると案外翌日とか翌々日に配達という表示が現れる場合もあります。
一旦注文をキャンセルすることで配達が一週間もかかる原因も一緒にキャンセルできれば配達に一週間もかかることなく商品が配達される場合もあると思います。
あくまでも私個人の体験にも基づいて書いていますので、必ずこうなるというものではありませんので御中衣ください。
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