Twitter(X)で広告収益配分を得ることができるようになると、報酬を受け取るため決済代行会社Stripe(ストライプ)へ登録する必要がありますが、これには重大な問題が隠れていました。
Stripe(ストライプ)とは?
Stripe(ストライプ)は、ウェブショップやアプリで使われるお金のやり取りを手伝ってくれる会社です。
例えば、あなたがオンラインで服を買うとき、その支払いをスムーズに行えるように手伝ってくれるのがStripeです。
Stripeは、開発者が簡単に使える「道具」を提供しています。
これによって、ウェブショップやアプリに支払い機能を追加するのが簡単になります。
クレジットカードやデビットカード、PayPalなど、いろんな支払い方法に対応しています。
大切なのは、Stripeがお金のやり取りを安全にしてくれることです。
あなたの支払い情報をしっかり守ってくれるんです。
また、不正な支払いを見つけ出したり、安全な支払いを確認するための仕組みもあります。
Stripeは、ビジネスが成長するのを手伝ってくれる機能もたくさんあります。
たとえば、定期的な支払いを管理したり、請求書を作ったりできます。
そして、世界中の人とお金をやり取りすることもできます。
簡単に言うと、Stripeはオンラインでお金のやり取りをスムーズにしてくれる便利なツールなんです。
Twitter(X)の報酬を受け取る銀行口座の設定
Twitter(X)の報酬を受け取るために、Stripe(ストライプ)にアカウントを作る必要があります。
ここで唯一にして最大の問題が立ちふさがります。
ネット銀行への振込ができません。
正確にはStripe(ストライプ)にはネット銀行を振込先に指定できないということです。
ここで私が主に利用している銀行の一部を紹介すると
- 楽天銀行
- PyPay銀行
- セブン銀行
- ゆうちょ銀行
全てStripe(ストライプ)には登録できませんでした。
詳細に理由は不明ですが、海外から日本の銀行にお金を振り込む際の機械的なシステムの連携(外国為替円決済制度関係事務)に問題があるようです。
そして、Stripe(ストライプ)では日本のどの銀行が登録できるのかを公開していません。
よって、私の場合も銀行口座を登録するページにたどり着いてから困ってしまいました。
そして、色々と調べた結果、こちらのサイトで多分Stripe(ストライプ)に登録できるだろう銀行の一覧が公開されていました。
もちろん非公式なリストですから必ず登録できるとは限りませんが、私はたまたま三菱UFJ銀行の口座もありましたので今回は暫定的に口座を登録しておきました。
海外銀行から日本銀行への送金は「被仕向け送金手数料」
被仕向け送金手数料とは、お金を受け取る側が支払う手数料のことです。
つまり、送金元からお金を送るだけでなく、受け取る側もお金を受け取るために手数料を支払う必要があるということです。
受け取る側の銀行や送金サービス会社がこの手数料を取ります。
手数料の金額や計算方法は、送金を受け取る場所や銀行によって異なります。
送金を受け取る前に手数料について確認することが大切です。
そして、この被仕向け送金手数料が基本的には数千円単位になります。
私が調べた範囲ですと・・・
- 楽天銀行:2,450円
- PayPay銀行:0円(外預金口座が必要)
- セブン銀行:海外からの送金受け取り不可
など私の利用している銀行は全く使えそうにありませんね。
その他の主要な銀行の被仕向け送金手数料一覧はこちらのサイトがわかりやすいです。(正確には各銀行のHPなどでご確認ください)
海外からお金を送金してもらうには、いろいろな障壁が多いですね。
せっかくTwitter(X)で稼ごうかと思いましたが、気持ち的には若干下がり気味になってしまいます。
追記(2024年4月2日)
三菱UFJ銀行なら・・・
送金額(またはその換算円貨額)が3,000円未満の場合は無料となります。
3,000円以上8,000円未満の場合は、送金額 (またはその換算円貨額)の半額から1,500円を差し引いた金額となります。
となっていました。
登録できたから一応登録しておいたのですが、無事に普通口座に満額入金されました。(約1,500円)