軽自動車の黄色いナンバーを限りなく白いナンバーにする方法約2ヶ月前に我が家に納車されたダイハツ・ムーブキャンパス。私も嫁さんも初めての軽自動車の購入ということで少し戸惑うこともありましたが、最近は逆に軽自動車の恩恵に恵まれている気分です。ただし、1つのことを除いてはですが。

なぜ、軽自動車ナンバープレートは黄色になったのか?

軽自動車のナンバープレートが黄色である理由は、普通車と軽自動車を視覚的に区別するため。

日本では、軽自動車は普通車に比べて排気量やサイズに制限があり、税制面でも優遇措置が設けられています。

そのため、車両の区別を簡単にするために、ナンバープレートの色が異なる仕組みが採用されています。

軽自動車のナンバープレートが黄色になったのは、1961年です。

当初は白地に黒字のナンバープレートが使用されていましたが、1961年に現在の黄色地に黒字のデザインに変更されました。

これにより、軽自動車は普通車(白地に緑字)や事業用車両(緑地に白字)と視覚的に区別されるようになりました。

さらに、軽自動車のナンバープレートには、車両が軽自動車規格に適合していることを示すための役割もあります。

このように、黄色いナンバープレートは、軽自動車が他の車両と異なることを視覚的に示すだけでなく、税制や交通規制に関する重要な情報も伝える役割を担っています。

このようにチャットGPTは説明していますが、考え方は理解できますが現代の感覚とはかけ離れていると感じます。

理由は、現在ナンバープレートの色で車両の判別を行わくてもICチップやECTなどのデジタル機器で判別が可能であること。

また、税金面などの判別はナンバープレートの色で行っているのではなく、車を登録した時点で判別されているためナンバープレートを色分けする理由がない。

いろいろ屁理屈を書きましたが、結局のところは黄色いナンバープレートがカッコ悪いので、多くの軽自動車ユーザーは白いナンバープレートを付けたいと思っている、ということです。

現在軽自動車で利用できる白いナンバープレート

全国版図柄入りナンバープレートとは

軽自動車の黄色いナンバーを限りなく白いナンバーにする方法東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を記念した特別仕様ナンバープレートの後継となる、新たな全国版図柄入りナンバープレートが令和4年3月22日(火)より受付を開始(交付は令和4年4月18日より開始)しました。

(引用元:軽自動車検査協会HPより)

地方には個別に軽自動車用の白いナンバープレートが図柄違いで用意されている場合もありますが、全国的にはこちらの全国版図柄入りナンバープレートを使用することが可能です。

従来の黄色いナンバープレートと比較するとナンバープレートの縁の部分と正面から見て左上の過度に三角の黄色いマーク以外は白を基本としたナンバープレートになっています。

白いナンバープレートと言っても薄い花がら模様が印刷されていますが、従来の黄色いナンバープレートと比較すれば十分カッコ悪さは軽減されていると思います。

それでも黄色いナンバープレートは嫌だと思う人

TOP写真のように嫁さんのムーブキャンパスも黄色い縁が隠れるように白いナンバープレートフレームが取り付けられています。

軽自動車の黄色いナンバーを限りなく白いナンバーにする方法うちの嫁さんのムーブキャンパスに取り付けているナンバープレートフレームは「合法品」です。

なので、車検の際もこの状態で車検を通すこともできますし、ダイハツのディーラーから入庫を拒否されることはありません。

例えば、こちらの軽自動車用の白いナンバープレートフレームですが、【新法規対応品】と記載がありますが嘘です。

これは「非合法」なナンバープレートフレームになりますので、これを装備して車検を通すことはできません。

軽自動車の黄色いナンバーを限りなく白いナンバーにする方法なぜなら、この商品の販売ページに有る写真に記載されているナンバープレートフレームの幅が規定よりも大きいからです。

軽自動車の黄色いナンバーを限りなく白いナンバーにする方法(引用元:国土交通省「ナンバープレートの表示に係る新基準について」より

ここには「フレーム・幅(※2)が上部10mm以下、左右18.5mm以下、下部13.5mm以下」と記載があります。

先程の「非合法」なナンバープレートフレームの幅は上部14.5mm、左右記載なし、下部30mmと上部と下部の幅を大幅に超過しています。

よって、このナンバープレートフレームは「非合法」ということに、車検をパスすることはできませんし、場合によってはディーラーへの入庫拒否、警察からの違反を告知される場合があります。

合法的な軽自動車用の白いナンバープレートフレーム

嫁さんのムーブキャンパスには、このセイワ製のナンバープレートフレームを取り付けています。

写真を見れば分かると思いますがフレームの端からわずかに黄色い縁が見えていると思います。

あれは製造過程において規定で決まっているフレームの幅からわざと1mm程度幅を狭くして製造しているからです。

規定通りのサイズで制作した場合に製作精度の関係で1mm大きくなったりした場合に法律違反となるためです。

よって、「合法」な白いナンバープレートフレームはちょっとだけ黄色い縁の色が見えるように作られているのです。

セイワは日本の自動車部品やアクセサリーを長年製造販売している会社です。

よって、日本の法律は熟知しており、また違反することで顧客に迷惑をかけないように商品を開発しています。

よって、どれだけ軽自動車のナンバープレートを真っ白にしたくても、「非合法」なナンバープレートフレームを取り付けるのではなく、セイワさんのような真面目な会社の商品を購入する方が良いと思います。

軽自動車の黄色いナンバーを限りなく白いナンバーにする方法うちの嫁さんのムーブキャンパスでも、パット見た感じでは黄色は三角マークのところしか目立ちませんので、これで十分だと思います。

*これは1枚の価格です。前後に使用する場合は2枚ご購入ください。