新型NSXは生産台数に限りがありますのでディーラーに依頼しても試乗すら難しい車です。もちろん、ディーラーに展示車なんてありません。なのでこのような展示イベントでしか見ることは出来そうにありません。
実物は写真より小さい
私は大阪の阪急梅田駅構内の展示スペースで新型NSXを見学することが出来ました。ボディカラーが黒だったのが残念でしたが、最初に見た印象は写真よりも小さいなと感じました。
ミッドシップ2シーターの車ですから全長が短いのは当たり前ですが、ボディの幅もこれなら運転できるかな?という感じです。私が撮影した写真では平べったい感じですが、実車はここまで平べったい感じはありません。撮影技術の未熟さでしょうか?
ネットで見かける写真はプロのカメラマンが撮影しているので立派に見えるように撮影してるのと、今回はボディが黒だったんで小さく、平べったく見えたかもしれません。(赤が見たかった)
デザインはスーパーカーレベル
フェラーリやランボルギーニほどのインパクトはありませんがスーパーカーとしては十分存在感のあるデザインだと思います。特にリアビューのテールランプは流行りのLEDでかなりの存在感です。
今回の新型NSXはアメリカホンダの開発部署が中心に開発されていますので、販売もアメリカを意識していると思います。よってイタリアンスーパーカーというよりはアメリカ人好みのデザインかもしれません。
ライバルがフェラーリやランボルギーニなのであれば、もうちょっと奇抜なデザインも取り入れても良いかなと思いますが、アウディR8やメルセデスAMG GTをライバルとするのであれば、このぐらいまとまったデザインも有りだと思います。
新型NSXでちょっとだけ残念なところ
新型NSXは非常にカッコイイデザインの車だと思いますが一箇所残念なところが。写真の赤丸の部分。フロントナンバープレートの取付方法がこのように台座部分が真横から見ると大きく張り出しています。
こういうスーパーカーは全体のまとまりあるデザインが重要だと思いますが、ここまでしっかりしたデザインがこのナンバープレートの台座で台無しです。
新型NSXのフロント部分はかなり鋭角に尖っているのでフロント中央にナンバープレートを取り付けようとすれば、このような形になってしまうのはわかりきったことだと思います。
せっかくカッコイイデザインが出来たのだから、せめてアルファロメオとかのようにナンバープレートの位置を左右にズラスとかの工夫があった方が良かったと思います。
この辺は法律の問題もあるので出来る、出来ないの問題もあると思いますが、この辺はホンダにも一考をお願いしたいところです。なんせ2,000万円級のスーパーカーですので。
展示車両で確認できた新型NSXの魅力
試乗はできなかったものの、展示された新型ホンダNSXをじっくりと観察しました。
まず、NSXならではの低く構えたスポーティなデザインが印象的で、流れるようなラインが目を引きます。
特に、エアロダイナミクスを意識したフロント周りとリアディフューザーが目立ち、パフォーマンスを意識した設計が感じられました。
内装も高級感があり、シートはスポーティさと快適性を両立させているように見えました。
最新技術を駆使したハイブリッドシステムや運転支援機能が搭載されており、次世代のスーパースポーツカーとしての完成度を予感させる1台です。
全国で新型NSXの展示イベントが開催されているようです。もうほとんど終わってしまっていますが、スケジュールがこちらのサイトで確認出来ますので、ご興味のある方は日程と場所をご確認ください。
*展示イベントスケジュールサイトは閉鎖されました。