先日コペンとGRコペンの見積もりを計算して軽自動車としては高いと感じましたが、本当に高いのかホンダ N-ONE RSと見積もりを比較してみた。
コペンとGRコペンの見積もりは軽自動車なのに概ね300万円
先日軽自動車として高額な車と言われているコペンとGRコペンの見積もりを計算してみました。
最低限欲しいと思うオプションパーツまでを加えると両車共に限りなく300万円に近くなることが判明しました。
小型のオープンスポーツカーとして考えれば十分に安い価格だと思いますが、軽自動車として考えるとかなり高額な部類に入るような気がします。
もちろん、コペンにしてもGRコペンにしても単純な軽自動車ではなくオープンカーという特殊な車であり販売台数も通常はあまり期待できない車です。
コペンやGRコペンの場合は月間販売台数はおおよそ600台程度(S660が約200台程度)なので、これの開発費などを回収することを考えると決して高い価格ではないと思いますが、軽自動車というカテゴリーで考えてしまうので、どうしても高い車と考えてしまいがちですね。
本当にコペンやGRコペンが高いのか?N-ONE RSの見積もりをする
軽自動車として高額な車と言われているコペンやGRコペンが普通の軽自動車と比較してどのくらい高いのか?
今回はホンダのN-ONE RSと比較してみたいと思います。
なぜ比較対象にホンダのN-ONEを選んだかというと、比較的スポーティなグレードであることと6MTの設定があるからです。
私もコペンまたはGRコペンを購入するのであれば、5MTを選ぼうと感がていますので。
そして実際にホンダのN-ONE RSの見積もりを計算してみると以下のようになります。
車両本体価格:¥2,082,300
諸費用:¥115,350
オプション:¥249,964
オプション明細
- プレミアムイエロー・パールII X ブラック
- ラックススウェード X ジャージフロントシート
- 運転席/助⼿席シートヒーター
- 15インチアルミホイール(マットブラック)
- 発話型ETC2.0⾞載器 ⾳声ガイドタイプ/GPS付/アンテナ分離型
- アームレスト 運転席⽤/フック付 ブラック(ラックス スェード) RS
- ステアリングホイール 本⾰製/ブラックxシルバーステッチ
- スポーツペダル アルミ製(6MT⾞⽤)
- エントリー インターナビ VXM-215Ci ナビスペ⽤
総合計:¥2,447,614円
という結果になりました。
最近の軽自動車は全般的に価格が上昇していると聞きましたが、こうやって実際に見積もりを計算してみるとそれなりの金額になることが分かりました。
コペンとGRコペンは高額軽自動車だがむちゃくちゃ高い訳でもない
今回実際にホンダ N-ONE RSの見積もりを計算してみましたが、約250万円の見積もりになってしまいました。
今回のN-ONE RSの見積もりに関しては出来るだけ必要最低限のオプション及びコペンやGRコペンでは標準装備である装備のみを加えた見積もりにしてみました。
その結果、フルオプション状態のコペンやGRコペンが約300万円ぐらいになるのと比較して最低限度の装備を加えたN-ONE RSとの差額は約50万円ということになり、意外と差額が少ない結果になりました。
コペンやGRコペンなどはエアロパーツやマフラーなどのオプションを含ん得でいることを考えると必要最低限の装備で計算すれば270万円前後で購入することが可能です。
そうすると、コペンやGRコペンとN-ONE RSとの比較では価格差は実質的には20万円程度しかないことになり、一概にもコペンやGRコペンだけが高額であるとは言えない感じもします。
オプションをもっと選べばN-ONE RSの方がコペンよりも支払い金額が高くなる可能性も出てくることを考えるとコペンなどはそこまで高額な軽自動車ではないことが分かります。
そう考えると、最近の軽自動車はかなり価格が上昇しているということと、コペンの価格はかなりがんばった価格であると言えるのではないでしょうか?
意外や意外ですが、実はコペンもGRコペンも小型のオープンカーと考えるとお買い得な車なのかもしれませんね。