BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | 生産中止のホンダ S660の追加生産決定~650台限定ファンから惜しまれながら生産中止が決定していたS660の追加生産が決定しましたが、今から購入出来るのはたったの50台のみです。

ホンダ S660はなぜ生産中止になったのか?

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たった月販200台の車が生産中止になると発表されてから、多くの駆け込み注文が入り早々に受注停止になったホンダ S660。

軽自動車ながらオープン2シーターモデルという希少な存在であった車ですが、話題の割には販売台数は発売当初こそ納車待ちが長期になりましたが、その後は月販200台程度を維持するのがやっという状態に。

それでも軽自動車でありながら2シーターミッドシップオープンカーという唯一の存在であった車がなぜ突然生産中止になったのか?

その理由をホンダは明確には公表していませんが、建前的には今後義務付けられる安全基準への対応が出来ないためとしています。

月販200台の車といえばホンダのラインナップの中では決して販売台数が多い車ではありません。

なので安全基準への対応を行うことでのコストを吸収することが出来ないという判断は理解が出来ます。

しかしそれ以外にもS660の生産が中止された理由があるとすれば、やはりF-1からの撤退やNSXの生産中止の影響があると思われます。

私のようなアラフィフの人間にとってホンダというメーカーから連想するキーワードはF-1です。

F-1のイメージから連想するスポーツ性というものがホンダの象徴だった訳ですが、今の自動車メーカーにとってはスポーツ性よりも安全性、環境問題の方が優先順位が高い。

なのでF-1の撤退やホンダスポーツの象徴であったNSXの生産中止が決まった訳で、そんなホンダスポーツの末端を担っていたS660もお役御免になったというのが一番の生産中止の理由ではないでしょうか?

追加生産されるのは650台だが本当に購入出来るのは50台

今回ホンダから追加生産が発表されたS660の台数は650です。

しかしそのうちの600台に関しては、生産中止される直前に商談をしていたと判断される顧客に対して優先的に販売が行われるとのこと。

つまり、これまでS660の商談を行っていた顧客にしか購入するチャンスは訪れないということなので、商談すらすることが出来なかった人は購入することは事実上無理ということになります。

そこでホンダとしては生産中止の騒ぎの中で商談すら出来なかった方に対して抽選で50台のみですが、S660を購入出来る商談権を公募することが決まりました。

一体この50台の商談権に対して何人が応募するのかは不明ですが、想像するだけでもかなりの高倍率になることは予想が出来ますね。

先日GTRの特別仕様車100台の購入枠の応募に3000人近い応募があったと聞きましたので、それよりも価格が安いS660の場合は、その10倍ぐらいの応募があってもおかしくはないかもしれません。

仮に50台の枠に30,000人の応募があった場合、競争率は600倍ということになりのでかなりの難易度ということになります。

ひょっとしたら私にもS660の商談権があるかな?

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実は私もS660が生産中止になる少し前にディーラーでS660の購入を前提に商談しています。

もちろんその際には名前や連絡先もディーラーに伝えていますので私を追跡、特定することは可能です。

今回追加生産されるS660のうちの600台は生産中止前にS660の商談をしていた人に商談権があることになっています。

私がディーラーで商談した際にはS660が生産中止になるという発表前ですが、既にこの時でも一部のボディカラーが発注停止になっていました。

なので生産中止の直前に商談していたことになりますので、ひょっとすると私の所にも商談していたディーラーから連絡があるのかもしれません。

この追加生産されるうちの600台に該当する商談中だった人の正確な定義が分からないので何とも言えませんが、もしディーラーから連絡があったらもう一度購入を検討しても良いかな?とも思います。

これも何かの縁かもしれませんからね。

【引用・参照元(S660限定50台商談権サイト)】

https://www.honda.co.jp/S660/2021campaign/?from=newslink_text