(引用先:http://www.autoblog.com/2017/01/30/2019-toyota-supra-illustrations/#slide-4420808)
新型トヨタ・スープラはBMWと共同開発されていることは周知の事実ですが、気になる部分のひとつはエンジンがトヨタ製になるのかBMW製になるのか?スポーツカーの基本の部分ですからとても気になります。
BMW G29型Z4(orZ5)のエンジンラインナップは3種類
新型トヨタ・スープラはBMW G29型Z4(orZ5)と共同で開発されています。新型トヨタ・スープラと BMW G29型Z4(orZ5)関連の過去記事はこちらでご覧になれます。
どうもBMWの方が開発が進んでいるのか、G29型Z4(orZ5)のエンジンラインナップは以下の通りになりそうです。
・2L4気筒ターボエンジン:191 hp, 320 Nm
・2L4気筒ターボエンジン:: 252 hp, 400 Nm
・3L6気筒ターボエンジン: 340 hp, 450 Nm
ほぼこのラインナップで確定でしょう。なぜならそれ以外のエンジンをBMWは持っていないからです。現在のBMWのエンジンラインナップは1気筒500ccで統一されていますので・・・
・1,500cc:3気筒
・2,000cc:4気筒
・3,000cc:6気筒
V8以降はこの法則にはなっていませんが、量販エンジンに関しては上記の3タイプしか製造していません。よって、現行の3シリーズ同様に2L4気筒エンジンが2種類、3L6気筒エンジンが1種類になるのは必然です。
新型トヨタ・スープラのエンジンはトヨタ製?BMW製?
これまでの情報では新型トヨタ・スープラのエンジンの一部はBMW G29型Z4(orZ5)と同じエンジンが搭載されると予想されていました。
また、BMW側も新がトヨタ・スープラにBMW製のエンジンが搭載されることを了承していると伝えられていましたが、まだまだ確定ではないかもしれません。
メルセデス・ベンツがニッサンにエンジンを供給していますが、BMWがメルセデス・ベンツと同じことをするでしょうか?エンジン屋のBMWとしては他社にエンジンを供給するとは思いにくい。
逆にトヨタ製のエンジンの一部は昔からヤマハ製だということは広くしられていますので、トヨタ側としてはエンジン自体にこだわりはない。現にトヨタ・86にはスバル製のエンジンが搭載されていますので。
よって、トヨタとしてはコスト面から考えて新型エンジンの開発はしたくないのでBMW製のエンジンが欲しい。さらに、トヨタには直列6気筒エンジンがラインナップにありません。
よって、新型トヨタ・スープラのトップグレードにふさわしいエンジンがありません。(たぶん直列6気筒エンジンの車にV型6気筒のエンジンを搭載するのは難しいと思います)
果たして、この矛盾を両社はどのように解決するのでしょうか?
新型トヨタ・スープラのエンジンは3種類
今回のスクープ記事によると、新型トヨタ・スープラのカタログには3種類のエンジンが記載されそうだということです。これが事実であればBMW G29型Z4(orZ5)のエンジンラインナップと同じです。
なので、新型トヨタ・スープラにはBMW製のエンジンが搭載される可能性が高い、というのが現在の大方の予想のようです。
しかし、現実的にはそれ以外にも可能性はあります。それはBMW製4気筒エンジンではなくトヨタ製4気筒エンジン+ハイブリッドという選択肢です。
これなら新型トヨタ・スープラにもBMW G29型Z4(orZ5)にも搭載できるかもしれません。補機類など違いはあると思いますが同じ直列4気筒エンジンですから。
ひょっとすると、新型トヨタ・スープラとBMW G29型Z4(orZ5)にはトヨタ製のハイブリッドエンジンが搭載されるかもしれません。
どうなるのかがハッキリするのはどうも2019年頃になりそうです。
【参照記事】