トヨタと共同開発されているBMW Z5(G29)ですが、ご覧のように本当に共同開発しているんですね。前方がBMW Z5、後方がトヨタ・スープラです。ここからおもしろい事実が発覚します。
BMW Z5(G29)は2シーターオープンカーではない
こちらがその証拠写真。初めてBMW Z5(G29)がオープン状態で撮影されたのですが、今までオープンで走行するところを隠す必要があったんですね。
運転席のシートの後ろにもシートが見えますね。つまりBMW Z5(G29)は今までの2シーターオープンカーではなく、2+2のオープンカーとして登場するようです。
確かに、この写真でも今までのBMW Z4から比べると運転席が前方に移動していることが分かります。まさに、後席部分を捻出するために、運転席が前方へ移動させられています。
新型トヨタ・スープラはBMW Z5(G29)のクローズボディタイプ
これで新型トヨタ・スープラとBMW Z5(G29)の関係性が予想できます。まさにマツダ・ロードスターとフィアット(アバルト)124スパイダーの関係に限りなく近い。
BMW Z5(G29)のクローズボディ版がトヨタ・スープラであり、フロントやリアのデザインはそれぞれ独立していますが中身をそのまま同じ。内装関係もほぼ同同一のデザインになると思われます。
フィアット124スパイダーとマツダ・ロードスターの場合はまさにこの関係です。違いはエンジンをイタリアから運んでいるだけ。生産も広島で行われいます。
これは同じ生産ラインで混流生産することが可能になっているためですから、ひょっとすると新型トヨタ・スープラはドイツで生産されることになるかもしれませんね。
BMW6シリーズが関係するのか?
ここまでの話を整理すると・・
・BMW Z5(G29)は2+2オープンカーになる
・トヨタ・スープラは上記のクローズボディ版
こういう関係性が成り立ちます。ここからは私が以前から推測している内容ですが、この共同開発車にBMW6シリーズが絡むのではないか?と予想しています。
現状の6シリーズはクーペとカブリオレ、グランクーペは8シリーズに移行します。そこに新しい形として6シリーズGTが5シリーズGTの後継として新設されることは決まっています。
この6シリーズのクーペを穴埋めするためにBMW Z5(G29)ベースの新型トヨタ・スープラをさらにベースとした6シリーズとして、ポルシェ911などのスーパースポーツカーの対抗車種としてラインナップする。
これなら6シリーズクーペとカブリオレも同時に用意することが可能。BMW Z5(G29)を少し大きくすれば良いわけですから。そのための2+2シート。
BMWファンとしては少し残念なストーリーかもしれませんが、クーペやスポーツカーは販売数が限られる車です。開発費を抑えて車を用意してくれるだけもありがたいと思わないとダメなのかもしれません。
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