社長 読書 年末年始もうすぐ年末年始の長期休暇に入る会社も多いと思います。私は車通勤をするようになってから読書の時間が減ってしまったので、長期休暇時にまとめて本を読むように心がけています。

私が今年の長期休暇の際に読もうと思っている本を5冊ご紹介します。

「確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力」著者:森岡 毅,今西 聖貴

経営が傾いていた大阪のUSJジャパンをV字回復させて立役者の森岡氏が書かれたマーケティング論。

特に「確率」ということに主眼をおいたマーケティングを実践され成功されました。

先日、そのUSJジャパンを退任されたニュースがありましたが、次はどんな企業をV字回復させるのか?

そのプロセスをリアルに体験するには今からこの本を読んでおくのがベストだと思います。

「サーバント・リーダーシップ入門」 著者:金井 壽宏,池田 守男

中小企業の経営者はトップダウン型の経営、リーダーシップをとられている方が多いと思いますが、企業の成長とともにトップダウン型の経営は難しくなっています。

大きな組織を社長が引っ張るのではなくサーバント(召使)のように、「下から支える」ことで結果的に能動的な組織をつくる手法の入門書。

リーダーシップ論の研究者として有名な神戸大学大学院の金井教授が著者ですので分かりやすく実践的な内容です。

「ザ・会社改造 340人からグローバル1万人企業へ」 著者:三枝 匡

著者の三枝氏は日本でも有名な経営コンサルタント。

経営コンサルタントと言っても理論だけを振りかざすのではなく、企業の中に飛び込んで社員を巻き込みながら経営改善をするコンサルタント。

三枝氏の過去の著作もすべて企業小説と書かれていますが、内容は実際にコンサルタントした成功事例に基いて書かれていますので、非常に読みやすく分かりやすいビジネス書です。

「影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか」 著者:ロバート・B・チャルディーニ

行動心理学の古典的な本。

第三版として改定されているので、翻訳本としても読みやすくなっています。

多少事例が古い部分は否めないですが、原理原則は同じです。

行動心理学はまだ新しい学問ですが、これを理解できれば、マーケティング、営業、人事など会社経営の基礎である「人の心理と行動」が分かりますので、経営者の悩みに幅広くい解決策のヒントを与えてくれます。

「クロージングの心理技術21」 著者:ドリー・エリック・ホイットマン

先程紹介した影響力の武器の中からセールスという部分に特化した内容。

こちらはamazonなどの一般の書店では扱われていませんが、アメリカのセールス関連の本としては有名な本です。

なので、最新のセールスのクロージングのみを勉強したい方はこちらの方がおすすめかもしれません。

私の年末年始の長期休暇はこの5冊を完読することが目標です。

実家に帰省したり大掃除をしたりと休みとは言え忙しいとは思いますが、スキマ時間を利用しながら読めるようにがんばりたいと思います。