BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | 「元コンサルが入ってクソ会社になった」というブログに賛同の声が多いのはなぜだ?

たまたまfacebookで読んだ記事ですが、個人的には当たり前でしょう?と思う無いようなのですが、いろいろ調べると意外と賛同する意見も多い。私には賛同する方々の意識が理解できない。

主な賛同の声(つぶやき)

https://twitter.com/Hiroki_Kikuta/status/832719155967057920

おそらくこれらや他の賛同する声(つぶやき)の人たちは、実際にこのブログを読まずに、タイトルだけで意見を述べているのではないだろうか?

実際にブログを読んでみると経営者目線で見るとツッコミどころ満載な記事なんですが。とても私はこのブログの内容をそのまま賛同する気にはなれません。

ブログのツッコミどころ

休憩は1時間以上取っても何も言われないし、途中で抜けて銀行や役所に行ってもOK。業務中にツイッターやフェイスブックに投稿しても問題なし。つまり、ネットし放題。みんなで夜ご飯を食べに行って、その後ダラダラと1時間ほど喋るのが楽しかった。毎日の出社するときも「仕事に行く」という感じはまったくなかった。

これって完全に仕事しているんじゃなくて遊んでいますよね?これで会社の業績が好調ならそれはそれで問題ないのでしょうが、もしこの会社の社員が転職でもしたら、速攻首かノイローゼになること間違いなし。

多少のことは分かるとしてもこれが定常化されているのはやはり問題でしょう?

メール一本で許されていた遅刻が、申請が必要になって証明書の提出が絶対になった。

イヤイヤ、遅刻とかメールで済ませるのはどうよ。せめて電話するでしょう。メールした相手も遅刻したらどうするの?

パッと読んだ限りでもまあ、普通の会社の状態ではないですね。文面から察するとIT系のクリエイティブな仕事の職場と想像できるが、会社として組織で仕事を行わなければ誰か仕事の責任を摂るのかが曖昧になってしまいます。

離席して社内ネットワークに30分以上接続していないと、理由を提出しなければなくなった。

この辺のくだりは少しやり過ぎ感があるけれども、そのぐらいのことをしなければ改善されないという判断とも考えられます。

この状態は会社が成長するために必要なプロセス

確かに効率化はした。今じゃ定時に上がる人がほぼほぼで、夜9時に会社にいる人なんて1人か2人になった。だけど、何の面白みもないクソ会社に成り下がった。文化祭的な楽しさはなくなって、息の詰まる職場になった。

文化祭のノリでやっていた仕事が効率化されたことで仕事の生産性は高まったと思われます。クオリティが下がったという文面も見られますが、果たして本当にクオリティが下がったのでしょうか?

本当はオーバークオリティだったのかもしれません。クオリティの判断をするのは会社であり、消費者(エンドユーザー)です。職人的にこだわったモノづくりをすれば売れるという時代はもう終わりました。

この会社の経営者は総判断したのかもしれません。または、仕事量が増えてこなせなくなったので、生産性向上で乗り切ろうとしたのかもしれません。

どちらにしても、文化祭のノリで仕事を続けている間はどこかで必ず壁にぶつかります。その壁を突き抜けるには何かを変化させていく必要があります。

もちろん、成功ばかりではありません。失敗の方が多いと思います。しかし、そのままでは会社が成長できない。だから変えてみる。これが会社を成長させたい社長の仕事です。

会社の成長=社員の成長ですから、ノリは悪くなったかもしれないが確実に何かを得られた人が多いと思います。

だから、私はこのブログに賛同する人の気持が理解できません。そして、このブログの筆者の考えにも賛同できない。決してクソ会社になった訳ではありません。

すばらしい会社への一歩を踏み出したのだと私は思っています。

注)例で紹介した方々を誹謗中傷している訳ではありません。私の個人的な意見を述べるために引用させていただきました。

【参照記事】

「元コンサルが入ってクソ会社になった」ブログに批判相次ぐ

【引用先】

元コンサルが入って残業のないクソ会社になった