ついに、BMWから新型Z4(G29)が正式に発表されました。既にリークされている情報が大半ですが、正式に見ると興奮するものですね。
BMW Z4 M40i G29とは
新型BMW Z4 M40i G29はトヨタ・スープラ(A90)と共同開発された車になります。
とは言え、開発のイニシアチブはBMWが担っていますので、新型BMW Z4 G29がお兄さんでトヨタ・スープラ(A90)が弟ということになります。
あくまでもオリジナルはBMW Z4 M40i G29ということになります。
また、トヨタ・スープラ(A90)はクローズドボディのハッチバックになりますが、新型BMW Z4 M40i G29は先代同様ロードスターモデルのオープンカーとなります。
よって、トヨタ・スープラ(A90)の部品、仕様の多くはBMW製をそのまま仕様することになります。
新型BMW Z4 M40i G29はリーク情報のまま発売される
新型BMW Z4 M40i G29は直前のリーク情報のデザインそのものでデビューしてきたことはサイドビューを見ればわかりますね。
ロングノーズ、ショートデッキの古典的なロードスターデザインであり、また屋根は軽量化のため幌の屋根になっています。
フロントホイール後部からドア、リアフェンダーへとつながるプレスラインは最近のBMWのデザインの世襲したものになっており、先代のZ4と比べるとかなり膨よかなデザインへと変更されています。
フロントデザインで象徴的なものは横長になった巨大なキドニーグリル。
これまでのフィンタイプではなくドット模様のデザインを採用したのが大きな特徴です。
またヘッドライトのいちが縦型2灯になっているのもこれまでのBMWのデザインとは違います。
サイドビューに比べるとかなり野心的なデザインと言えます。
リアデザインもフロント同様野心的なデザインを採用。
テールランプは最近他社でも流行っている横長の薄いデザインになっていますが、サイドを跳ね上げることで最終的にはL字型のデザインにしているところが他社と差別化されています。
全体的にグラマラスなボリュームのあるリアデザインなのは個人的にはフロントデザインより好みです。
ちなみに、Z4のエンブレムのデザインも今までとは違うデザインへ変更されています。
スピードメーターは次世代型のフル液晶タイプのものに大きく変更されています。
今後発売されるすべてのBMWは基本的にこのフル液晶タイプのスピードメーターが採用されることになります。
スピードメーターの大きな変更に伴いシフトレバー周辺のデザインも大きく変わっています。
エンジンスターターボタンがシフトレバーの横へ移動し、シフトレバー、iDriveコントローラーと一体的なデザインになっています。
少しアウディちっくになっているのが少し残念な気がしますが。
エンジンは3000cc直列6気筒ターボエンジンで妥当ポルシェボクスターを目指します
エンジンスペックもリーク情報と同様です。
・最高出力:340ps
・最大トルク:45.9kg-m
・0-100km/h加速:4.6秒
・最高速度:250km/h
完全に718ボクスターを意識したスペックですね。
しかし、718ボクスターは4気筒ターボエンジンですから、「格」ということではBMWは6気筒なので上になりますね。
ただし、このエンジンスペックはM40i限定になりますので、通常のモデルは2000cc4気筒ターボエンジンをコンピューターチューニングで二種類用意すると予想されています。
価格はM40iは800万円前後、その他のグレードは600万円前後で販売されると思われますので、オプション価格が高額なポルシェと比べると、かなりお買い得な価格設定になると思われます。
早く日本でも実車が見られると良いのですが、オープンカーということで販売開始は2019年の春頃と思われます。
当分実車を見ることはなさそうですね。
【引用・参照元】