私が以前中古車で購入したZ4には、前オーナーがBLITZ製ストラットタワーバーを取り付けていました。その時は比較ができなかったので正直効果は分かりませんでした。
しかし、今回改めてストラットタワーバーを取り付けると、その効果を体感することができました。
今回はストラットタワーバーの取り付けとそのレビューをお伝えします。
- ✅BLITZ製ストラットタワーバーは約2万円でCPMの半額ながら実用剛性は十分
- ✅Z4 G29に装着すると突き上げが減少し乗り心地が明確に改善
- ✅取り付けにはE型トルクス工具が必要で消音材干渉に注意
ストラットタワーバーとは?
ストラットタワーバーとは、左右のサスペンション上部(ストラットタワー)を金属製のバーで連結し、ボディ剛性を高めるパーツです。
車はコーナリング時やブレーキング時にボディがわずかに歪みますが、この歪みを抑えることでサスペンション本来の性能を引き出す役割を果たします。
特にフロントに装着することで、ステアリング操作に対する応答性が向上し、ハンドリングがより正確になります。
また、直進安定性の向上や、路面からの入力に対する剛性感アップも期待できます。結果として、ドライバーが感じる安心感や一体感が高まるのが特徴です。
BLITZ製ストラットタワーバーを選ぶ理由
BLITZとは
BLITZ(ブリッツ)は、日本のアフターパーツメーカーで、主にスポーツカー向けのチューニングパーツを幅広く展開しています。
サスペンション、吸排気系、電子パーツまで手がけており、品質とコストパフォーマンスのバランスに優れている点が特徴です。
ストラットタワーバーにおいても、アルミ製の軽量かつ高剛性な設計を採用し、日常使いからスポーツ走行まで対応できる汎用性を持っています。
また、比較的手頃な価格帯でありながら、しっかりと体感できる剛性アップが得られるため、初めて補強パーツを導入するユーザーにも選ばれやすいブランドです。
Z4 G29用ストラットタワーバー比較
Z4 G29対応のストラットタワーバーの有名な商品は以下の2つ。
BLITZ製とCPM製になると思いますが、それぞれに特徴があるためどちらを選ぶかは悩みどころです。
BLITZ製 Z4 G29 ストラットタワーバー(96169)
BLITZ製のストラットタワーバーは、中空構造のアルミシャフトを採用することで軽量と高剛性を両立したモデルです。
幅50mm・厚さ15mmの設計により、コーナリング時やブレーキング時のボディの歪みを効果的に抑制します。
比較的リーズナブルな価格帯ながら、しっかりとした補強効果を得られる点が特徴で、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデルとして人気があります。
見た目のドレスアップ性も高く、エンジンルームのアクセントとしても魅力的なパーツです。
CPM製 Z4 G29 ストラットタワーバー(CSRB-B204)
CPM製のストラットブレースは、レーシングカー部品の製造技術を活かし、精密な加工と品質管理のもとで作られています。
単に剛性を高めるだけでなく、過度に硬くなりすぎない絶妙なバランス設計が特徴です。
装着によりステアリングレスポンスの向上や高速安定性の改善、ボディの一体感向上が期待でき、日常走行でも違和感なく効果を体感できます。
質感や仕上げの良さも含め、ワンランク上の補強パーツとして評価されています。
コスパが決めて
この2つを比較してわかるのは同じ車種のストラットタワーバーであるにも関わらず価格が2倍の差があるということです。
- BLITZ製:約2万円
- CPM製:約5万円
確かに材質や精度という点では、同じ車種のストラットタワーバーでも違いはあると思います。
しかし、実際問題として車のフロントに空いている大きな穴(エンジンルーム)の剛性をアップさせるという点では、得られる効果はほぼ同じでは?
または、多少の優劣があったとしても私にはそこまで体感できない。
そして、価格が2倍以上も違うことを考えると、ここはBLITZ製を選ぶのが必然かと。
こんな選択ができるのも兄弟車のトヨタ・スープラのおかげですね。
Z4 G29へBLITZ製ストラットタワーバー取り付け
こちらが通販で購入したBLITZ製のストラットタワーバー。
私が購入したのは赤ですが、最近青がラインナップに加わったみたいです。
しかし、青はあまり人気がないらしくたまに価格が安くなることがあるみたいですが、このあたりは好みの問題ですね。
商品自体は思った以上に品質が良いな、という印象。やはり、Made in Japanということでしょうか?
早速取り付けるべくボンネット空けてみましたが、どうもこの純正のストラットタワーバーが味気ないですね。
確かこれってM3とかも同じようなストラットタワーバーが純正で取り付けられていると思いますが、やはり車両価格に見合わない見た目だと思いますので改善を希望したいです。
ちなみに、私のZ4は4気筒なのでエンジンルームにはかなりの余裕があるのがわかります。
さて、あとはボルトを外して取り付けるだけだと思っていたのですが・・・
純正ストラットタワーバーを取り付けているボルトが六角ではなく星型(トルクス)になっていることに気づき愕然とします。
なぜなら、私はこのE型トルクスのソケットを持っていないからです。
持っていないものは仕方がないので買いに行くしか無いのですが、このE型トルクスのサイズがわからない。
みんカラや検索で調べてもわからないのでダメもとでChatGPTに聞いてみたところ「E12かE14があれば何とかなる」という解答。どうも私はChatGPTの育て方を間違っている気がします。
何とかなるということなので、最寄りのアストロプロダクツまで走ってE型トルクスソケットセットを約1,000円で購入。
なぜかこの手のソケットって、バラで買うと1個500円ぐらい、7個セットで1,000円になるという現象が昔から発生していますので、今回もセットを購入。また工具箱にソケットセットが増えました。
ただし、このソケットセットは差込口が9.5mm、どう考えてもあのボルトを外しには力不足だと考え今度はホームセンターへ行き変換アダプターを購入。
道具が揃えば、あとはボルトを外して締め直すだけで交換は完了です。特に難しい作業ではありません。
完成写真がこちらですが、やはり見た目だけでも純正のストラットタワーバーとは大違いです。
ただし、多少の問題点もあります。
写真の丸印部分、ストラットタワーバー先端のボルト部分とボンネットの消音材が干渉しているみたいです。
他のZ4オーナーの記事にも同様の記載がありましたので、個体差ではなく仕様のようです。
実用上は特に問題はないと思いますので、そのままにしています。唯一の問題はボンネットを上から落としてもロックがかからなくなったこと。
両手でボンネットを押せばロックはかかるのでたぶん大丈夫だと思います。
Z4 G29へストラットタワーバーを取り付けた効果
取り付けも無事に終わったので早速試乗に向かいます。
まだ、自宅付近のいつも走っているコースを走った程度ですが、違いを感じることができました。
それは乗り心地が改善したこと。

私は3Dデザインのローダウンスプリングを取り付けていますので、それなりの突き上げ感があります。
しかし、今回ストラットタワーバーを取り付けたことで明確に突き上げ感がマイルドになった、突き上げ感が減少しと感じることができました。
自宅付近のコースは一部路面が荒れている部分があるのですが、確実にそこを通過する際の突き上げ感に変化があります。
これはストラットタワーバーを取り付けたことで、サスペンションがよりしっかりと固定されたために以前よりもちゃんと仕事をするようになったためと思われます。
個人的には旋回性などよりも乗り心地の改善の方が有り難いと感じるので、今回のストラットタワーバーの交換は正解だったと思います。
まだコーナーの旋回性などは別の機会に試してみたいと思いますので、今回は速報ということでお伝えさせていただきます。
よくある質問(FAQ)
Q1. ストラットタワーバーは誰でも効果を体感できますか?
街乗りレベルでも体感できる場合がありますが、特にローダウン車や足回りを変更している車両では効果を感じやすいです。今回のように突き上げ感の変化などは日常走行でも分かるケースがあります。
Q2. BLITZとCPMはどちらを選ぶべきですか?
コストパフォーマンスを重視するならBLITZ、質感や仕上げ、ブランド性を重視するならCPMが選択肢になります。体感差が大きくないと感じる場合はBLITZが有力です。
Q3. 取り付けはDIYでも可能ですか?
基本的にはボルトの脱着のみなのでDIYでも可能です。ただし、Z4 G29はE型トルクスソケットが必要になるため、事前に工具を準備する必要があります。
Q4. 純正ストラットタワーバーとの違いは何ですか?
純正は見た目や剛性面でシンプルな設計ですが、社外品は剛性強化とドレスアップ性の両方を狙った設計になっています。見た目の変化も大きなポイントです。
Q5. デメリットや注意点はありますか?
今回のようにボンネットの消音材と干渉するケースがあります。また、取り付け後にボンネットの閉まり方が変わる場合もあるため、装着後の確認は必要です。














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