次期BMW X5とされるスクープ画像が公開され、リアデザインに注目が集まっています。
特に気になるのが、従来モデルで採用されてきた上下分割式テールゲートの扱いです。
X5の象徴ともいえるこの構造ですが、今回の画像からはその存在がはっきりと確認できません。
本記事では、スクープ写真から読み取れるリアの特徴を整理しつつ、分割テールゲートの痕跡が見えるのかを丁寧に検証していきます。
- ✅BMW X5 G65のスクープ画像からは分割ラインを確認しにくい
- ✅5シリーズG61はリアガラス開閉機能を廃止している
- ✅BMWは軽量化と空力を優先し複雑機構を見直している
スクープ画像から見えるリアデザインの特徴
まず今回のスクープ画像から確認できるのは、リア全体のデザインが従来のX5とは明らかに異なる点です。
特に印象的なのは、テールランプの形状とその配置です。横一文字に近いワイドなデザインが採用されており、左右をつなぐような一体感が強調されています。
また、テールランプ下からバンパーにかけての造形もシンプルで、従来のような複雑な段差や分割を感じさせるラインは目立ちません。
全体としてフラットで滑らかな面構成となっており、リア全体がひとつの塊としてデザインされている印象を受けます。
さらに、ナンバープレート周辺の処理も注目すべきポイントです。
ナンバーはテールゲート側に配置されているものの、上下で明確に構造が分かれているような視覚的手がかりは乏しく、従来の分割構造を前提とした設計には見えにくい仕上がりとなっています。
これらを総合すると、今回の個体はリア全体の一体感を重視したデザインへとシフトしている可能性が高く、従来のX5が持っていた機能的な分割構造とは異なる方向性が示唆されます。
分割テールゲートの痕跡はあるのか
では今回のスクープ画像において、上下分割式テールゲートの痕跡は確認できるのでしょうか。
従来のX5では、テールゲートが上下に分かれる構造のため、外観上でもその境界となる横方向のラインが比較的はっきりと現れるのが特徴でした。
しかし今回の個体では、テールランプ下からバンパーにかけて明確な分割ラインは確認しにくく、全体が一体化されたような造形となっています。
特に中央付近から左右にかけての面構成は滑らかで、上下でパネルが分かれる前提のデザインには見えにくい印象です。
もっとも、撮影角度や強い光の影響により細かなディテールが見えにくくなっている可能性も否定できません。
実際に分割構造が残されていたとしても、この条件では境界が視認しづらくなることも考えられます。
したがって、この画像のみで分割テールゲートの有無を断定することはできません。
ただし、従来モデルに見られた特徴的なラインが確認できないという点は、少なくとも従来とは異なる設計が採用されている可能性を示す要素といえます。
5シリーズG61との比較で見える変化

こうした変化は、X5に限ったものではありません。
すでに5シリーズツーリング G61では、従来モデルに備わっていたリアガラス単独開閉機能が廃止されています。
この機能は、テールゲートを開けずに荷物の出し入れができる実用性の高い装備として長く採用されてきました。
しかしG61では、リア構造が見直され、この開閉機構は採用されていません。
背景には、電動化への対応による重量増加や、空力性能の最適化、構造の簡素化といった要素があると考えられます。
複雑な可動機構を減らすことで、設計全体の効率を高める方向にシフトしていることがうかがえます。
今回のX5に見られるリアデザインの変化も、この流れと無関係とは言えません。
従来の利便性を重視した機構から、よりシンプルで合理的な構造へと移行する動きは、モデルをまたいで共通している可能性があります。
このように5シリーズで実際に起きている変化を踏まえると、X5においても従来の分割構造が見直される可能性は、決して特異なものではないといえるでしょう。
BMWが変え始めた設計思想とは何か
ここまで見てきた変化から読み取れるのは、BMWの設計思想そのものが少しずつ変わり始めている点です。
従来は実用性や機能性を重視し、分割テールゲートやリアガラス開閉といった複雑な機構を積極的に採用してきました。
しかし近年は、電動化の進展により車両重量が増加し、それに対応するための軽量化や効率化が強く求められています。
さらに空力性能の最適化も重要となり、外装デザインはよりシンプルで一体感のある方向へと変化しています。
こうした背景のもとでは、複雑な可動機構は設計上の制約となりやすく、見直しの対象となる傾向があります。
機能としての利便性よりも、構造の合理性や全体最適を優先する考え方へとシフトしているといえるでしょう。
今回のX5に見られるリアデザインの変化も、この流れの中で捉えることで、その意味がより明確になります。
まとめ:BMW X5 G65は分割テールゲート廃止の流れにあるのか
スクープ画像からは、従来のX5に見られた分割テールゲート特有のラインを明確に確認することはできません。
ただし撮影条件の影響もあり、この段階で廃止と断定することは難しい状況です。
一方で、5シリーズG61においてリアガラス開閉機能が廃止されていることや、近年の設計思想の変化を踏まえると、複雑な機構を見直す流れは確実に存在しています。
こうした要素を総合すると、X5においても分割テールゲートが見直される可能性は十分に考えられます。
今後の正式発表によって、その方向性がより明らかになることに注目したいところです。
Reference:motorillustrated.com
よくある質問(FAQ)
Q1. BMW X5 G65で分割テールゲートの廃止は確定していますか?
いいえ、現時点では確定していません。今回のスクープ画像では従来のX5に見られた分割ラインを明確に確認しにくいものの、撮影角度や光の影響もあるため、この画像だけで廃止と断定することはできません。
Q2. 分割テールゲートとはどのような構造ですか?
分割テールゲートとは、テールゲートが上下2つに分かれて開閉する構造です。上側は通常のハッチのように上へ開き、下側は水平または下方向に開くため、荷物の積み下ろしや腰掛け用途で実用性が高い装備として知られています。
Q3. 今回のスクープ画像で気になるポイントはどこですか?
注目点は、テールランプ下からバンパーにかけての一体感です。従来の分割式で見られやすい横方向の境界線が確認しにくく、リア全体が滑らかにつながったような造形に見える点が、従来型との大きな違いです。
Q4. 5シリーズG61との比較が重要なのはなぜですか?
5シリーズツーリング G61では、従来モデルにあったリアガラス単独開閉機能が廃止されています。これは利便性の高い伝統装備の見直し事例であり、X5でも同様に複雑な機構が整理される流れを考えるうえで参考になるためです。
Q5. BMWがこうした装備を見直す理由は何ですか?
背景には、電動化に伴う重量増加への対応、空力性能の最適化、構造の簡素化があります。従来の便利な機構を残すことよりも、軽量化や全体効率を優先する設計思想が強まっていることが理由と考えられます。







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