もうスマートキーも要らない。これからはiPhoneだけ持っていればBMWを運転することが可能になります。

iPhoneのデジタルキー「Car Keys」とは？

https://syatyou.jp/bmw/%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%9b%e3%81%a7bmw%e3%81%ae%e6%96%bd%e9%8c%a0%ef%bc%86%e8%a7%a3%e9%8c%a0%e3%81%8c%e5%8f%af%e8%83%bd%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e6%8a%80/

BMWはアップルと共同で以前からスマホ（iPhone）を自動車の鍵として利用する方法を研究してきました。

その取組がかなり進展した模様で、2020年年末迄の実用化される見通しです。

この技術はデジタルキー「Car Keys」という名称でこの技術を使用するとBMWのスマートキーを所持していない状態でもデジタルキーが設定されているiPhoneのみで施錠/解錠＆エンジン始動が行えます。

この技術は日本ではおなじみのおサイフケータイ機能の応用という事です。

アップルのデジタルキー「Car Keys」では何ができるのか？


具合的な「Car Keys」の利用法ですが、「Car Keys」が設定されてるiPhoneまたはApple WatchをBMWの車両の近づけ、画面に表示されたボタンをタッチすることでBMWの施錠/解錠が行えます。

この場合お手持ちのiPhoneやはiPhone XR、iPhone XS以降を含む比較的新しい機種が必要です。

さらにApple Watchは、Apple Watch Series 5以降でも使用できます。

共にOSに関しては最新のOSにアップデートされていることが条件になります。

また、BMWの車両側は2020年7月1日以降に製造された「1、2、3、4、5、6、8、X5、X6、X7、X5M、X6M、Z4」モデルがデジタルキーをサポートするため、今後発売されるほぼ全ての車両が「Car Keys」に対応することになります。

つまり、比較的新しいiPhoneやApple Watchを所持し、かつOSを最新版にアップデートできた端末のみが「Car Keys」を設定でき、その端末を手に持って（腕に巻いて）BMWに近づき画面をタップする。

これが今回BMWとAppleとが共同開発した「Car Keys」の使用法になります。

ぶっちゃけ、今のスマートキーの方がかばんに入れたままで施錠/解錠できるのですから、この段階ではあまり需要がないのかな？と個人的には思っています。

未来の「Car Keys」の方が有望か？

BMW コンセプト i4を公開！これが4シリーズ グランクーペ G26の兄弟車になる予定

アップルの「Car Keys」にはその次のバージョンも用意されている模様。

既に次世代の「Car Keys」の開発も行われており「Uiチップ」なるものを利用してスマホ（iPhone）を現在のスマートキーの様にかばんやポケットに入れたままで施錠/解錠が出来るようになります。

さらにその技術と並行してBMWとAppleはApple Mapsを使用した電気自動車の「スマートルート」も発表しました。

ドライバーはApple CarPlayを使用して目的地を選択でき、Apple Mapsは「電気の使用状況と途中の充電スタンドの場所に基づいた最適なルートを選択します」。

この新機能は、来年登場する次期BMW i4で発売されるとのことですので、次世代の「Car Keys」に関してもi4の発売の前後に発表されるのではないでしょうか？

【引用・参照元】

Apple Introduces iPhone Digital Key, Confirms BMW Partnership