BMW3シリーズ G20系は先日のLCIのタイミングでiDrive8が搭載されていますが、BMW4シリーズ G22系に関しても2023年3月生産分からiDrive8が搭載されたモデルの生産が開始されます。
BMW 3シリーズ G20系には既に搭載されているiDrive8
こちらの記事でもお伝えしていましたが、既にBMW3シリーズ G20系にはLCIのタイミングでiDrive7からiDrive8へ変更されています。
そして今回BMW4シリーズ G22系に関しても2023年3月生産分からiDriveがiDrive7からiDrive8へ変更されることが確定した模様です。
2023年3月生産分からBMW4シリーズ G22系にiDrive8が搭載されますが、現状LCI(マイナーチェンジ)の情報は入っていないことから、LCIのタイミングを待たずにiDriveだけがアップデートされることになる見込みです。
iDriveのアップデート、特にiDrive7からiDrive8への変更は操作性なども含めて大きく変わることから、本来ならばLCIのタイミングで行うべき大きな変更です。
しかし過去にもBMWはフルモデルチェンジやLCIのタイミング以外でも年次改良?という意味合いでiDriveのアップデートを行っていることから、BMW的にはそこまでiDriveのバージョンに関して特別視していないと考えられます。
私が以前乗っていたBMW640iグランクーペ F06も前期型なのにiDriveは後期型
私が以前所有していた2015年式のBMW640iグランクーペ F06は前期モデルの最終型というタイミングで新車を購入しました。
その際はLCIが近日中に行われることを営業マンから聞いていましたが、外見上の大きな変更がないということであえて前期型の最終型を購入しました。
営業マンの言う通りBMW640iグランクーペ F06の前期型と後期型ではヘッドライトのウインカーの位置が違う程度で2台並べて比べないとパッと見では気づかないレベルだったので安心した覚えがあります。
ただし良い意味で想定外だったのが本来なら後期型から搭載される予定だったiDrive5?が搭載されたモデルが納車されたことです。
これは営業マンも知らなかった?気づかなった?感じでラッキーですよと言われたことを覚えています。
このように本来であればiDriveの変更はLCIに行われることが多いですが、必ずしもLCIのタイミングで変更される訳では無いので、今回の4シリーズ G22系に関しても年次改良という意味合いでのアップデートなのだと思います。
私が所有しているM440iグランクーペ G26はiDrive7なので型落ちした気分?
私が所有しているBMW M440iグランクーペ G26はこちらの記事のようにiDrive7ですが、2021年6月に購入したことを考えると数年後に車を買い替える際にはG26型グランクーペの中でも台数が少ないiDrive7搭載車になります。
iDriveって個人的にはそのバージョンで車の古さを感じる部分なので、同じ車が中古市場で販売される際には型落ちのiDriveという認識がされることが予想され、それに伴って中古車の販売価格も私が売却する際の価格も下がってしまうかもしれません。
なので今回G26型グランクーペにもiDrive8が搭載されるというのは気分的に型落ちの車になってしまう気分ですが、個人的にはiDrive7のG26型グランクーペで良かったとも思います。
理由はiDrive8の評判が現段階ではあまり良くないという話を聞くことが多いからです。
iDrive8の特徴の一つに操作系が音声操作またはタッチパネル操作を行う仕様になっており、iDriveで長年使用してきたダイヤルが無くなっています。
私も実際iDrive8が搭載された車両に試乗したことがありますが、特にタッチパネルでの操作は直感的に出来るようにはなっていますが、やはり不便に感じました。
タッチパネルを操作するには前かがみにならないと手が届かないですし、音声操作も昔に比べれば認識力も向上していますが、まだまだ完全とは言えません。
結局はiDriveのコントローラーは慣れてしまえば手元を見ずに操作出来ることを考えると、まだまだ必要だと思います。
なので売却する際には少し損するかもしれませんが、iDrive7の車の方が所有している間の満足感は高いと思います。
【引用・参照元】