発売は2022年だと言われているBMW 4シリーズグランクーペ G26のテスト車両から見るMスポーツ仕様とは?
BMW 4シリーズグランクーペ G26のキドニーグリル
BMW 4シリーズグランクーペ G26は、先に発売、発表されているBMW 4シリーズのモデルであるクーペ、カブリオレに続く第3のモデルです。
G22型4シリーズ・クーペ・カブリオレは今までのようにG20型3シリーズとはほぼ同じフェイスデザインを持たないグレードです。
よって4シリーズの第3のモデルであるグランクーペにおいても、大きな縦型のキドニーグリルを装備することになります。
これによって伝統的な横長のキドニーグリルを設置するのは3シリーズセダン&ツーリングのみになり、逆に縦長の多いなキドニーグリルの方が一般的なグリルと認識されようとしています。
グランクーペは3シリーズセダンと同様に4シリーズの中での最多量販車種になることから、発売後には街中で縦長の大きなグリルの方を数多く見ることになるかもしれません。
G26型4シリーズグランクーペのMスポーツ仕様車
今回スクープされた車両はM440iと思われるMスポーツ仕様の車両と、ベースグレード(420iまたは430i)である非Mスポーツ仕様の2台です。
上記の写真はM440iと思われる車両でマフラーのテールパイプが台形になっているのが特徴です。
またトランクゲートにはこぶりなスポイラーがあること、ボリューミーなデザインのリアバンパーからもこの車両がM440iのMスポーツ仕様だと予想することが出来ます。
前後でホイールの種類が違う理由は不明ですが、ブレーキキャリパーなどのテストを行っているのかもしれません。
なお、先代のF36型グランクーペ同様にリアにはトランクではなくハッチバックが設定されると思われ、そのおかげでルーフからテールエンドにかけてのデザインがきれいに収まっているように見えます。
G16型8シリーズグランクーペはトランクを設置したことで、リアトレッドをクーペよりも30mmも広げ抑揚のあるボディデザインとなっているのとは対象的になっています。
G26型4シリーズグランクーペのベースグレード
こちらの写真がG26型グランクーペのベースグレード(非Mスポーツ)仕様と思われます。
マフラーのテールパイプが左右2本だしの丸形になっているのが特徴的です。
またMスポーツ仕様と比較するとトランクのスポイラーが無いことや、バンパーの形状が違います。(リフレクターの位置が違うのが分かりやすい)
こちらの車両のホイールは4ホントも同じ形状のものを履いていますが、タイヤの扁平率が違うようにも見えます。
Mスポーツ仕様の方がタイヤが薄いように見えるので、サイズが非Mスポーツ仕様の方が小さめなホイールになっていると考えられます。
やはりMスポーツ仕様と非Mスポーツ仕様では見た目の迫力ではMスポーツ仕様の方がカッコよく見えると思いますので、個人的にはMスポーツ仕様に期待が大きいです。
G26型4シリーズグランクーペの登場は2021年末に発表、2022年初めに販売開始と予想されますので、今から一年後の姿を楽しみに待ちたいと思います。
【引用・参照元】
Here’s A Look At The Sportier 2022 BMW M440i xDrive Gran Coupe