BMWの中古車の購入を考えた場合に一度は調べるのがBMWの認定中古車ですが、認定中古車にも種類があるので解説したいと思います。
走行距離7.9万キロのBMW認定中古車ってあるの?
たまたまFacebookで流れてきたBMW認定中古車の紹介投稿ですが、パッと見た瞬間不思議に思ったことがあります。
走行距離7.9万キロって認定中古車で販売するには走行距離が多すぎないのか?という疑問。
私の認識だとBMWに限らずメーカー(ディーラー)が保証する中古車は、年式が若く(3年落ちとか5年落ち)走行距離が少ない(8000キロ未満/年)優良な車両が適応されると思っていました。
現に大昔に私が初めて購入したE36型323iセダンも3年落ちで走行距離は少なかったと記憶しています。
しかし、今回Facebookに記載されている車両は・・・
- BMW320d Mスポーツ
- 年式2014年(6年落ち)
- 走行7.9万キロ
という車両なのでこれを保証を付けて認定中古車として販売出来るのか?と思ったので、今回久しぶりにBMWの認定中古車の仕組みについて調べることにしました。
BMW認定中古車 プレミアムセレクションとアプルーブドカーとは?
(引用:https://osaka.bmw.jp/ja/usedvehicles)
現在BMWの認定中古車には3つの修理が存在することがこちらの一覧を見ると分かります。
プレミアムセレクション
2年間走行距離無制限保証
新車登録5年未満
走行距離6万キロ
アプルーブドカー
1年間走行距離無制限保証
新車登録8年未満
走行距離10万キロ未満
BMWユーズドカー
6ヶ月保証(走行距離5千キロ未満)
プレミアムセレクション、アプルーブドカー、ユーズドカーの3つに分類し、それぞれに対象になる基準を設けることで保証などの区別を行っている模様。
私がイメージしていたのはこの3つの中のプレミアムセレクションという区分になりますね。
それでも走行6万キロ未満というのは少し長すぎる気がしますが、実際にはそこまで走行距離が多い車両はそう多くないと思います。
そして、今回Facebookで流れてきた320dはその次のアプルーブドカーに区分されているってことになります。
車は年式が増え走行距離が多くなるほど故障のリスクが高まるものですが、各区分ごとに点検箇所や点検箇所数を多くすることで故障のリスクを軽減していると思われます。
昔はこの3つの区分の中のプレミアムセレクションよりも厳しい条件(3年落ち、3万キロ未満ぐらい)だったと思いますが、現在は昔に比べて故障リスクが減少したってことなんでしょうねえ。
BMW認定中古車 プレミアムセレクションとアプルーブドカーの欠点
先程紹介した6年落ち、走行距離7.9万キロの中古車を街の中古車屋さんで見つけた場合は購入するのに慎重になると思いますが、1年間の走行距離無制限の保証があるので認定中古車の場合は購入するハードルが下がります。
しかし、その反面保証部分が価格に転嫁されていることから同じ条件の車が街の中古車屋さんで販売されている場合よりも認定中古車の方が高い傾向があります。
個人的には自分が欲しいと思った中古車に巡り会えたら、それが認定中古車でも街の中古車屋さんでもあまり気にする必要はないかな?と思いますが、故障の不安がつきまとうのも確か。
よって1番安心して購入出来るのは認定中古車のプレミアムセレクション(走行距離無制限の2年保証付き)ということになります。
しかし、中古車の購入には予算が決まっているのが普通だと思いますし、少しでも安い価格で希望に近い車を探せないか?と考えるのも普通です。
そこでBMWの中古車を何台も購入してきた私の過去の経験に基づいたBMWの中古車の買い方をまとめた記事がありますので、よろしければ参考にしてもらえると幸いです。
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