BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMWアルピナ D3 S G20 日本で販売開始BMWアルピナがどんどん新モデルを発表しますが、今度はD3 Sを発表しました。

BMWアルピナ D3 S G20とは?

BMWアルピナ B3リムジン G20 日本への納車が始まったらしい

現在日本でも販売が開始されたBMWアルピナ B3 G20はBMW3シリーズ G20のガソリンモデルをベースに作られたモデルですが、今回発売されたBMWアルピナ D3 S G20は同じくBMW3シリーズのディーゼルエンジンモデルをベースに作られています。

ちなみに、B3のBはベンジン(ガソリン)を意味し、D3 SのDはディーゼルを意味します。

よってB3もD3 Sも基本はBMW3シリーズ G20をベースに作られていることから、基本的な装備などはほぼ3車同じ仕様になります。

もちろん、BMWアルピナの方がインテリアなどで使われるレザーの品質などは上になりますので仕上がり具合はBMWアルピナの方が上級感が強くなります。

しかし、最近BMWが積極的に推進しているハンズオフ機能などの安全装備などは同じものが装備されているので、安全でかつ上品なモデルがBMWアルピナということになります。

BMWアルピナ D3 S G20の最大の売りはエンジン

BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMWアルピナ D3 S G20 日本で販売開始BMWアルピナ D3 S G20の最大の売りはやはりエンジンですね。

3リッター直6ツインターボディーゼルは、最高出力355馬力/4000-4200rpm、最大トルク730N・m/1750-2750rpmを発揮します。

これはBMWが生産しているハイパフォーマンスなディーゼルエンジンをBMWアルピナが独自にチューニングを行ったもの。

既にBMWアルピナ DX3(DX4)に搭載されているエンジンと基本的には同じものが搭載されています。

しかし、今回D3 S G20に搭載されている3リッター直6ツインターボディーゼルエンジンには、BMWアルピナでは初めてのマイルドハイブリッド仕様になっています。

マイルドハイブリッドはモーター単独で走ることは出来ませんが、車が発進する際などにエンジンをモーターでアシストすることで、エンジンの低回転時のトルク不足を解消することが出来ます。

元々ディーゼルエンジンはガソリンエンジンと比較してエンジンの低回転域から強大なトルクを発生するものですが、それをモーターでアシストする訳ですが、低速域のトルクがさらに増大し街乗りなどでの運転のし易さがさらにアップすることになります。

BMWアルピナの難点はやはり価格

BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMWアルピナ D3 S G20 日本で販売開始

  • D3 Sリムジンが1078万円
  • D3Sツーリングが1117万円

BMWアルピナ D3 S G20はハイパフォーマンスなディーゼルエンジンモデルであり、B3 G20同様にBMWのMモデルに匹敵するスペックの車です。

なので価格もMモデルに匹敵する価格なり、リムジン(セダン)、ツーリング共に1000万円オーバーの価格になってしまいます。

BMW アルピナ B3 リムジン G20の見積りをコンフィギュレーションで計算してみた

私も過去にB3ですが見積もりを計算したことがありますが、元値が1000万円を超える車に最低限度のオプションを設定するとさらに100万円単位で価格がアップすることになります。

なので実際に購入することになると概ね1300万円程度まで価格が上昇することになるのがネックです。

例えば、右ハンドル仕様を選べば数十万円、アルピナブルーやアルピナグリーンなどのボディカラーを選べば数十万円とオプションの価格設定が高いのが原因です。

BMWアルピナはベース車両のBMWとは似ているのでBMWアルピナらしい仕様で乗りたいと考えるとどうしてもオプションが増えることになります。

この価格の問題、それと生産が受注生産に近いこともあり納期が半年程度かかることも考えるとなかなか簡単には購入できない車。

だからこそ、その価値がある車なのだと思います。

【引用・参照元】

https://www.webcartop.jp/2021/02/662213/