BMW M社が開発する初めてのハイブリッドモデルがついに発売になる模様。
BMW X8 G09とはどんなモデルなのか?
BMW X8 G09は既に発売されているBMW X7 G07の兄弟車という位置づけになります。
X7 G07は正当なSUVボディなのに対してX8 G09はクーペのようなルーフ後端が傾斜するデザインを採用することで、クーペSUVというX4やX6のようなジャンルのSUVになります。
BMWの各シリーズの中でも最上位SUVに位置するX7 G07よりもより高級かつスポーティなイメージが与えられるのがX8 G09の特徴になります。
ボディサイズも全長 5,165 mm x 全幅 2,000 mm x 全高 1,835 mmとなりBMWの中でも最大級のボディが与えられるX7 G07と同等の迫力あるボディサイズで登場する予定。
ただしエンジンに関しては、日本では直列6気筒ディーゼルターボエンジンとV型8気筒ターボエンジンの2本立てのラインナップですが、X8 G09に関してはハイブリッドエンジンが主体のエンジンラインナップになると思われます。
BMW X8 G09のコンセプトモデルがBMW XM?
これまでX8 G09の名称で紹介されていたX8ですが、2021年11月下旬に公開される予定のコンセプトモデルではBMW XMという名称にとして公表されることが噂されています。
わざわざ名称をXMという名称にしているには理由があり、噂されているエンジンがV型8気筒ターボエンジン+モーターを組み合わせたとなり、その最大出力が750馬力に程度になるとのこと。
そしてこの750馬力を誇るハイブリッドエンジンがBMW史上最大の出力を誇ることになり、BMW M社が開発した初のハイブリッドモデルになることから、この名称が与えられているのでは?と思われます。
欧州の自動車メーカーは現在EV(電気自動車)の開発を精力的に行っていますが、BMW M社としてはいきなりEV(電気自動車)の開発を行うのではなく、まずは1つのステップとしてハイブリッドモデルの開発から入り、その後EVの開発へ進んでいくということになるのでしょうか?
BMW X8 G09の発売は2023年か?
BMWが現在開発中のモデルであるBMW X8 G09はコンセプトモデルとしてBMW XMの名称で2021年11月末に発表されると言われています。
そのBMW X8 G09の発売は2023年頃だと言われ、その際には先程のV型8気筒ターボエンジン+ハイブリッドモデルの他に直列6気筒ターボエンジン+ハイブリッドモデルもラインナップすると言われています。
BMWには既にi4と言われるEVが存在し、そのごi5と言われるEVも発売することが決まっています。
しかし、i4もi5も比較的実用域のEVとして開発されていることから、BMW M社が開発するようなよりハイパフォーマンスなモデルのEVが登場するのはもう少し先になりそうです。
その間を埋めるモデルとしてV8や直列6気筒エンジン+モーターによるハイブリッドモデルを設定し、その後の近い将来にハイパフォーマンスなEVをBMW M社から発売する、そのような流れになるのかもしれませんね。
【引用・参照元】