BMWを購入した時に最初に行うカスタマイズとしてコーディングがあります。コーディングとは封印されている機能をプログラムの設定を変更することで使用可能にする方法です。
私がDIYでコーディングを行わない理由
私は基本的にDIYでコーディングしない派です。
なぜなら、不測の事態が起こった場合に対応ができないからです。
最近のスマホアプリで行うコーディングは信頼性も高くバックアップ機能があるものもありますが、所詮はBMW純正の機器をしようしている訳では有りませんので何かのトラブルになる可能性は高いです。
また、コーディングは頻繁に作業するものではないので、数万円でDIY用の機器やアプリを用意しても、次回使用する時には方法も忘れていますしアプリのアップデートも必須です。
結局は毎回コーディングする度に費用を支払うことになると思いますので、私は個人でDIYコーディングは行いません。
また、BMWのiDriveのプログラムも頻繁にアップデートされますので、前の車では使用できた機器やアプリでも最悪の場合は再購入することになるので、専門のショップに依頼するのが得策と考えています。
私が今回BMW X4 LCI G02で行ったコーディングメニュー
1.リーガルディスクレーマー解除
BMWのエンジンを始動させる際にiDriveのモニターに表示される注意事項の画面を表示させない機能。
特に表示されることで不便はないのですが、乗車後にナビの設定などする場合は毎回リーガルディスクレーマーを解除することになりますので、ひと手間を割くために毎回施工しています。
2.ナビのスピードロック解除
走行中のナビ操作やTV視聴を可能にする機能です。
助手席の人に走行中にナビ操作をお願いする場合がありますので、毎回このコーディングも施工しています。
TV視聴に関しては特に重要性は感じていませんが、やはり助手席の人が退屈しないようにTVが視聴できると助かりますので、施工しておくと何かと便利な機能です。
3.【0】ポジション時のヘッドライト自動点灯解除
最近の欧州車はヘッドライトをOFF(この場合は【0】)にしてもヘッドライトを消灯させることができません。
これは欧州では冬のシーズンに雪が多く降る地域で吹雪の状態でも車が停止していることを対向車に知らせるための処置だと思いますが、日本では逆に回りの車や人に迷惑になります。
私は家族を駅に送迎することも多いので、その待ち時間にヘッドライトが消灯できないのは、かなり周辺の車や人に申し訳ないと思ってしまうので最近の車では毎回施工しています。
4.アイドリングストップ状態の記憶化
私は以前からアイドリングストップ否定はです。
確かエコカー減税が始まった時に燃費向上のために始まった装備だと思いますが、現在はアイドリングストップが最初から装備されていない車も多くなりました。
なぜなら、燃費規制、排ガス規制をアイドリングストップ機能がなくてもクリアできるようなエンジンが開発されたからです。
また、エンジンが再始動する際のエンジンの振動や音が信号などの度に発生するのもあまり好きではないので、毎回アイドリングストップ機能をOFFにして、次回搭乗時もアイドリングストップがOFFからスタートできるのはとても便利です。
5.シートベルトアラーム音消去
私は当然ですが運転する際にはシートベルトを着用します。
タクシーで後部座席に座ってもシートベルトは着用します。
しかし、我が家の駐車場は車を縦に2台並べて駐車していますので、車の前後の入れ替えが頻繁に起こります。
もちろん、ガレージから車を出し入れする時でもシートベルトを着用しなければいけないのですが、これがとても不便に思いますので車庫での車の入れ替えの際のみシートベルトなしで運転しますので、アラーム音がならないようにしています。
*基本的には自己責任ということになります。
6.デイライトメニューの表示
これはヘッドライトの消灯をさせるのと同じ理由です。
デイライトは基本日本では常時点灯させることになっていますが、やはり送迎などの待ち時間にヘッドライトと同様に点灯させるのは、周りに人や車に迷惑だと思いますので、iDriveにデイライトのON/OFF機能を表示してもらっています。
私がBMW X4 G02の前期型を購入していたら、行うことになったと思われるコーディングメニュー
私のBMW X4 LCI G02が納車される前に、インターネットでX4 G02ではどのようなコーディングができるのか?を調べていました。
するとどうもBMW X4 G02の前期型では、制限速度標識の表示をOFFにするにはコーディングが必要だと分かりました。
しかし、X4 LCI G02ではiDriveの操作画面でこの制限速度標識の表示をOFFにするメニューが最初から表示されていましたので、コーディングをせずに制限速度標識をOFFにすることができました。
このように同じ車種でも年式や前期型、後期型でiDriveのメニュー項目も違いますし、それに伴ってコーディングできる機能も違います。
よって、DIYでコーディングを行うことは私はリスクだと考えていますので、専門のショップに依頼しています。
今回の6つのコーディングを依頼して3万円ですので毎回DIYのコーディング機器やアプリを購入することを思えば、安心が買えると考えるとどちらも金額面では優劣はあまりないかな?と思います。
もちろん、DIYでコーディングすることを趣味のようにされている方を否定するつもりはありません。
あくまでも、私には何かあった時の対処方法が分かりませんので専門店に依頼しているということですので、ご了承ください。