納車されてから約10ヶ月が経過しましたが、やっと車高も落ち着いたので久しぶりにスペーサーを入れて、ホイールをツライチ化してみました。
BMW X4 G02には3Dデザインのダウンサスでローダウン
私のBMW X4 G02には、3Dデザインのダウンサスを取り付けています。
しかし、カタログには3DデザインのダウンサスにはxDrive20d、つまりディーゼルエンジン仕様のダウンサスは設定がありません。
そこで、3Dデザインさんとショップが相談してM40i用のダウンサスを取り付けて、どのぐらいローダウンするのかを実験するモルモットになっています。
結局のところは、約3ヶ月程度経過した時点で前後共に約3cm車高が下がることが分かりました。
M40iは6気筒エンジン、xDrive20dは4気筒エンジンですからフロントの重量が違うのですが、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンと比較して重量が重いそうです。
よって、6気筒エンジン並みの重量であることから4気筒ガソリンエンジン用ではなく今回は6気筒エンジン用のダウンサスを取り付けることになりました。
TPI製スペーサー:サイズは12mmか15mmか?
今回取り付けたスペーサーはこちらのTPI製のスペーサーです。
実車を計測してサイズを12mmにするか、15mmにするか?迷いましたが、一応ディーラーで入庫拒否されるのが嫌なので、安全牌の12mmを今回は取り付けることにしました。
個人的には15mmでも車検は対応できると思いますが、(最悪簡易のオーバーフェンダーを取り付ければOKですから)あまり手間をかけたくないので大人なサイズを今回はチョイスしました。
BMWの場合は3cm程度のローダウンの場合は、概ね12mmまたは15mmのスペーサーを取り付けることが多いみたいです。
可能な限りツライチを目指すのであれば、15mmでも良いかもしれません。
スペーサー本体も黒なので、スペーサーもあまり目立たなくなる?感じでしょうか?
実際のどこまでツライチになったのか?
この角度から見るとかなりツライチ度が高い感じに見えますが、実際にはタイヤのサイドウォールが盛り上がっているだけで、ホイール自体はまだまだ奥に引っ込んでいます。
タイヤのサイドウォールは1cmまで飛び出しても良い?ハズだったので、ホイールのツライチを目指すなら15mmでも余裕かもしれません。
こちらはタイヤのサイドウォールもまだツライチには少し余裕があります。
リアだけなら15mm、またはもうワンサイズ分厚くても車検は対応できるかもしれません。
あまり攻めたセッティングで走る歳でもないので、今回はこのぐらいでOKということにしようと思います。
なぜ、トレッドが広がると乗り心地が改善するのか?
これは毎回ホイールを交換したり、スペーサーを取り付けたりして感じることですが、ツライチを狙ったホイールを取り付けると、今回のスペーサーと同様にツライチ、つまりトレッドが広くなります。
このトレッドが広がることで毎回思うのが、乗り心地が改善していることを実感することです。
具体的には下からの突き上げがマイルドになるイメージです。
その代わりのトレッドが広がったことで、道路のデコボコを今まで以上に感じるというデメリットもあります。
しかし、差し引きすると突き上げがマイルドになる、つまり乗り心地が良くなることの方が個人的にはメリットが大きいと感じます。
これでホイールを軽量にすればバネ下重量が軽くなり、さらに乗り心地が良くなることになるので、本当はホイールも交換したいのです。
ただし、今回は純正オプションの20インチのホイールをあえて取り付けたので、今回はこの純正ホイールのままで乗り続けたいと思います。