私が所有しているBMW X4 G02はすでに生産終了となり、新車では選べないモデルになりました。
だからこそ中古車では「どの年式が割安か」「どのグレードなら後悔しにくいか」を先に決めておくのが近道です。
私自身、X4の魅力はクーペSUVらしいスタイルと、BMWらしい操舵感の両立にあると思っています。
一方で中古市場はここ1〜2年で値動きが大きく、条件次第で同じように見える個体でも支払総額が大きく変わります。
本記事では、BMW X4 G02 の中古車を年式やグレードという観点でお得なモデルはどれなのか?をオーナーの視点でお伝えしたいと思います。
❗️記事3行まとめ
✓BMW X4 G02は生産終了、今は中古で冷静に選ぶ局面
✓狙い目は価格と装備が釣り合う年式と定番グレード
✓年式・グレードを整理すればX4 G02は今なお買い得
BMW X4 G02とはどんなモデルか

X4は、BMWがSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)と呼ぶクーペSUVの系譜に属します。
X3をベースにしつつ、ルーフラインを大胆に寝かせたスタイルが最大の特徴で、実用性よりもデザインと走りのムードを優先した立ち位置です。
G02はその2代目で、2018年頃に登場し、後期にかけて内外装や装備をアップデートしながら熟成してきました。
私がG02は中古で狙う価値が高いと考える理由は、モデル末期まで改良が入り、完成度が高い個体が多い点にあります。
ドライバーに近い操作系、適度に引き締まった足まわり、そしてxDriveの安定感は、SUVでありながらBMWらしさを感じやすい要素です。
いっぽうでクーペSUVゆえに、後席頭上や荷室開口部はX3より割り切りが必要です。
ここは見た目を取るか、実用を取るかの価値観がはっきり出る部分なので、購入前に自分の使い方と照合しておくと失敗しにくくなります。
BMW X4 G02 中古車相場の全体傾向

生産終了モデルでも、中古相場が必ず上がるわけではありません。
X4 G02は直近で平均支払総額が大きく下がる局面があり、いまは条件を揃えて比較し、割安な個体を拾うほうが買いやすい相場です。
実際、流通台数は多くない一方で、条件次第では300万円を切る価格帯も見えてきました。
目安としては登録3〜5年あたりが価格の谷になりやすく、Mスポーツ系の流通が中心になります。
ただし安さだけで選ぶと、整備履歴の薄さや消耗品(タイヤ・ブレーキ等)の追加費用で逆転することがあります。
中古で狙い目の年式はいつか?
BMW X4 G02を中古で検討する際、最初に整理したいのが年式による違いです。
G02は登場からモデル末期まで大きなフルモデルチェンジはありませんが、年次改良によって装備や熟成度に差があります。
私の見方では、中古市場で「価格と内容のバランス」が最も取りやすいのは、登録から3〜5年程度が経過した年式です。
2019〜2020年式:価格重視で選ぶなら現実的
※2026年1月下旬現在:2019年から2020年式の支払総額中央値は約400万円
初期にあたる2019〜2020年式は、中古価格がこなれてきており、予算を抑えたい場合の現実的な選択肢です。
装備や内装の基本構成は後期と大きく変わらず、走行性能や質感もBMWらしさは十分に感じられます。
ただし、初期ロット特有の細かな仕様差や、消耗部品の交換タイミングが近づいている個体もあるため、購入時は整備内容の確認が重要です。
2021〜2022年式:最もバランスが良い狙い目
※2026年1月下旬現在:2021年から2022年式の支払総額中央値は約500万円
私が中古で最も狙い目だと考えるのが2021〜2022年式です。
この世代は改良が一巡し、装備面・信頼性のバランスが取れています。(2021年にLCI)
一方で新車価格との差も大きく、中古としての割安感が出やすい年式です。
BMW X4 G02 中古車 年式で悩むなら、まずこのレンジを基準に相場を見ると判断しやすくなります。
X4 G02は2021年にはLCIが実施されているため、2020年式以前モデルより支払総額が100万円程度上昇します。
LCIモデルは外観のデザインが一部変更されたと同時にスピードメーターやセンターディスプレイなどが新しい世代(iDrive6から7)へ変更されていることも価格差の大きさに反映されていると思われます。
中古で失敗しにくいおすすめグレード
年式と並んで重要なのがグレード選びです。
BMW X4 G02は複数のパワートレインが用意されていますが、中古市場での流通量と満足度を考えると、選択肢はある程度絞られます。
私自身、相場を見続けてきた中で「失敗しにくい」と感じるグレードは明確です。
xDrive20d Mスポーツ:最も無難で選びやすい
xDrive20d Mスポーツは、中古市場で最も流通量が多く、価格帯も安定しています。
ディーゼルならではのトルク感は街乗りから高速巡航まで扱いやすく、日本の使用環境と相性が良い点が強みです。
私の感覚では、走り・燃費・価格のバランスが取れており、「初めてX4を買う」場合でも大きな不満が出にくいグレードだと思います。
やはり、2000ccのガソリンエンジンではトルク不足を顕著に感じます。
SUVはセダンなどに比べると車重が重くなるため、同じ2000ccならディーゼルエンジン車が不満が少なくなると思います。
ちなみに、LCIモデル前後から日本では2000ccガソリンエンジン車の販売は終了しています。
xDrive30i Mスポーツ:ガソリン派には狙い目
ガソリンモデルのxDrive30i Mスポーツは、新車時の価格が高かった影響で、中古では値落ち幅が大きくなる傾向があります。
結果として、同年式の20dと近い価格帯で見つかることもあり、ガソリンエンジンにこだわる人には魅力的です。
静粛性やフィーリングを重視するなら、BMW X4 G02 中古車 グレードの中でも注目度は高い存在です。
M40i:魅力は強いが万人向けではない
M40iは圧倒的な動力性能を持ちますが、中古でも価格は高止まりしやすく、維持費も含めると選ぶ人を選びます。
走りを最優先するなら価値はありますが、「お得」という視点では他グレードとは性格が異なると考えたほうが現実的です。
まとめ:BMW X4 G02は“今だからこそ中古で狙う価値がある”
BMW X4 G02は生産終了となったことで選択肢が中古に限られましたが、相場が落ち着いた今だからこそ冷静に選べる状況とも言えます。
年式ではLCI後を含む中期以降、グレードでは20dや30iを軸に考えることで、価格と内容のバランスが取りやすくなります。
新車では手が届きにくかったモデルを、現実的な予算で選べるのが現在の中古市場です。
条件整理を怠らなければ、X4 G02は今なお満足度の高い一台になると私は考えています。
個人的には2021年式以降のLCIモデルがおすすめですが、X3 G01と比べると台数が少なくなり希望するボディカラーや内装色を選ぶのが難しくなります。
そんな時は希望の車が掲載されるまで待つのではなく、中古車のプロに探してもらうという買い方も検討されてみてはいかがでしょうか?




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