納車後から悩まされていたヘッドライトの常時点灯の原因が分かりました。
ヘッドライトの常時点灯の原因
こちらの記事でお伝えしましたが、ショップでコーディングなどを行った後にヘッドライトが常時点灯していることに気づき、我が家に到着して半日でショップに出戻りしたBMW M4コンペティション F82ですが原因がやっと分かりました。
BMWの診断機でもまったくエラーメッセージが表示されなかったので最後は配線を物理的にチェックすることに。
なんとライトスイッチの配線が緩んでいることが判明。
カプラーをしっかり差し込み直してみると、簡単にヘッドライトが常時点灯することなく昼間はデイライトだけが点灯してくれました。
結局は誰が悪いのかがはっきりしませんが、ライトスイッチの配線が緩んでいたというのが今回の原因です。
最近は診断機に頼ってしまってしまいがちですが、最後は物理的に配線など現物をしっかり点検することが大切ですね。
ライトスイッチの使い方が今までと違う
今回ヘッドライトの常時点灯の件でヘッドライト関係のことを調べて知ったのですが、ヘッドライトはOFFにはできない仕組みになっているんですね。
このブログのコメントにも書いていただいた通り、・・・
【今まで】
- ヘッドライトスイッチ「0」=OFF
- ヘッドライトスイッチ「AUTO]=自動でON/OFF
でしたが・・・
【現在】
- ヘッドライトスイッチ「0」=自動でON/OFF
- ヘッドライトスイッチ「AUTO」=自動でON/OFF
このように事実上夜間にヘッドライトを消灯することができない仕様に変更されています。
これはメルセデス・ベンツがヘッドライトスイッチにOFFが存在しないのと同じ理由で、BMWも同様の設定に変更されているようです。
ではヘッドライトスイッチの「0」と「AUTO」の違いは何か?
それはヘッドライトがアダプティブ化するか、どうかの違いになるそうです。
BMWのアダプティブヘッドライトの機能
バリアブル・ライト・コントロール機能を備えたアダプティブ LED ヘッドライトは、夜間での視界を向上させ、ドライビングの安心感を高めます。ステアリング・ホイールの動きに反応し、ヘッドライトの角度を自動制御し、コーナーの先の視界が広がることで暗い道でも、路面の状況を素早く認識して優れたコーナリングとBMWならではの走る歓びを安心して愉しむことができます。
(引用元:BMW HPより)
コーナリングランプですね。これが使えるか使えないかの違いになるということです。
日本の場合はコーナリングランプの機能ぐらいしかありませんが、ドイツなどではアウディTTのマトリクスヘッドライトと同様な機能も付いていると聞いたことがあります。
私もアウディTT ロードスター (8S)で使用した経験がありますが、ハイビームの状態でも対向車や前方の車が眩しくないように自動でヘッドライトの光を調整する機能です。
アウディTTがOKでBMWがなぜNGなのかは不明ですが、コーディングでこの機能を付けることができるとも聞いた覚えがあるので、興味のある方は調べてみると良いかもしれません。