やっとM850i グランクーペ&840i グランクーペの発売が正式に発表されました。
BMW 8シリーズ グランクーペG16とは?
BMW 8シリーズ グランクーペ G16とは、以前販売されていたBMW6シリーズ グランクーペ F06の後継モデルとして、シリーズを8シリーズへ上級移行して販売されるモデルになります。
BMWには既に4シリーズにグランクーペが設定されており、また間もなく2シリーズにも設定される予定です。
グランクーペとは4ドアクーペのBMW独自の名称であり、メルセデス・ベンツ CLシリーズやアウディ A5/A7に対抗して開発されたモデルになります。
BMW 640i グランクーペ F06の販売が想像以上に好調だったこと、またBMWのラインナップの上級へのシフトを目的とした8シリーズの復活の2つの理由から開発されたモデルになります。
基本的には8シリーズ クーペ/カブリオレと同様なスペック
8シリーズ グランクーペのスペックやラインナップは既に発売されているクーペやカブリオレとほぼ同様です。
ラインナップとしては・・・
- M850i グランクーペ xDrive
- 840i グランクーペ xDrive
- 840i グランクーペ
の3つのグレードが用意されます。
クーペに設定されている840dに関しては現在のところグランクーペには設定されていないのが唯一の違いになります。
8シリーズ グランクーペ G16の最大の特徴は写真のような美しいボディーラインになります。
ボディサイズは・・・( )内はクーペに対しての数値
- 全長5082mm(+231mm)
- 全幅1932mm(+30mm)
- 全高1407mm(▲61mm)
- ホイールベース3023mm(+201mm)
ホイールベースの延長分は室内空間の拡大に充当。
とくに、後席足元のスペースとリアドア開口部の拡大により乗降性がクーペと比較して大幅に改善されています。
美しいボディラインと乗降性、快適性のベストバランスを実現さた1台と言えると思います。
iDrive 7.0は10.25インチディスプレイ+12.3インチのフルデジタルメーターパネル
室内の装備も基本的には8シリーズ クーペやカブリオレに準じる形になります。
最新のiDrive7.0を搭載することでセンターディスプレイだけではなく、スピードメーターもフルデジタル化されることで、最新のポルシェやアウディのようにスピードメーター内での情報表示量が大幅に拡大。
既にiDrive6.0でも採用されているジェスチャーコントロールや音声認識機能も継続的に装備されており、BMWの最高級シリーズとしてふさわしいインフォメーションシステム環境を実現。
当然内装に関しても、スポーツシートと「Vernasca」レザートリム、アンビエント照明、インストルメントパネルとドア部分のフルレザートリムが採用される。
豪華で、速く、快適に走ることができるBMWの最高シリーズにふさわしい車だと思われます。
なお、日本での発売に関しては公式な発表はありませんが、BMW プレイオンラインオーダーサイトでは2019年秋、誕生との記載がありますので遅くても年内には納車が開始されると思われます。
【引用・参照元】