G30型5シリーズのLCIモデルが先日発表されましたが、それをベースに作られたF90型M5の予想CGが公開されました。
LCIモデルが公式発表されたG30型5シリーズ
今回公開されたF90型M5の予想CGはこちらの記事でお伝えしたG30型5シリーズのLCIモデルをベースに書かれたものと思われます。
G30型5シリーズのLCIは主にヘッドライト、キドニーグリル、フロントバンパーなどのフロント部分のデザインの変更、テールランプ周りのデザイン変更などが主な変更点です。
スペック的には大きな変更点はなく、どちらかと言えばあまり変化のないLCIモデルが登場したことになります。
個人的には前期型と比較して全体的にスッキリ、キリッとしたデザインに変更されたために、LCIモデルの方が好きかなと思うデザインになりました。
もちろん、iDriveを主体としたインフォメーションシステムは最新のiDrive7.0へ進化していますので、使い勝手的にも現在のトレンドに沿ったLCIになっています。
F90型M5 LCIモデルのデザインの特徴
今回の予想CGが発表される前に、BMW M社のトップが自らリークする形でF90型M5 LCIモデルのフロントの一部を公開しています。
よって今回の予想CGにはこの時にリークされた写真も参考に描かれていると思われます。
なぜなら、ヘッドライトのインナー部分とキドニーグリルにつながる部分がブラックアウトされていますが、このデザインは明らかに先程紹介したリーク写真に影響されたと考えるのが妥当と思われます。
リーク写真では明らかにヘッドライトのインナーがブラックアウトされている様に見えるからです。
また大きく開口されたエアダクトもM5らしさを象徴するデザインですが、こちらもリーク写真からイメージしたものでしょう。
エアダクトのスプリッターが少しオーバーに描かれているのは希望的観測なデザインかとは思いますが、概ね実際にかなり近いデザインだと思われます。
リアバンパーの形状が少しリデザインされているようにも感じますが、フロントほどのインパクトはありません。
それよりもテールランプの形状がもっと水平基調のデザインにならなかったのは意外です。
最近のBMWのトレンドからすると細長いテールランプになってもおかしくないですが。
おそらくはボディのプレスの関係でデザイン変更が費用的にも難しかったのかな?と想像します。
おそらくM5としては最後のピュアガソリンモデル
噂では次期M5のフルモデルチェンジではMモデルにもハイブリッドが導入されるとのこと。
よってピュアなガソリンエンジンのM5あF90型で終了することになりそうです。
そこから順次Mモデルに関してもハイブリッドモデルが展開されるでしょう。
通常のBMWのラインナップでもディーゼルエンジンと並んで、全シリーズにマイルドハイブリッド及びPHVモデルを展開していくことが予想されます。
それだけ欧州における排ガス規制が年々厳しいものになっている現れだと思います。
よって、純粋なガソリンモデルのMモデルを堪能したいのであれば、今のうちに一度はMモデルに乗ってみるのが良いでしょう。
私も今のM4の次の車がピュアガソリンモデルの最後になるかもしれませんから、車種選定もかなり迷っていることは間違いがありません。
【引用・参照元】
https://www.bmwblog.com/2020/06/09/bmw-m5-facelift-unveil/