BMW M5 E60用M3 G80型ルックフロントバンパーコンバージョンキット発売

中国人の発想とものづくりの力には圧倒されます。

BMW M3 G80/M4 G82のキドニーグリルは批判的

BMW M3 G80/M4 G82の大きなキドニーグリルを小さく見せるアダプター

BMW M3 G80/M4 G82キドニーグリルを小さくする交換用バンパーキット

BMW M3 G80/M4 G82のキドニーグリルは世界的に賛否両論が巻き起こっていることはご存知だと思います。

現にこちらの記事のように大きすぎるキドニーグリルをどうすれば小さく見せることが出来るのかを？研究しているアフターパーツメーカーがあるほどです。

BMW M社的には中国向けに押し出しの強いデザインを採用する必要があったとか、車の重心を下げるために冷却系を車の前方下部に搭載するためにこのようなデザインを採用した、などの色々な理由が存在しているのも確かです。

しかし、これまでのBMWのデザインからいきなりの大変革をもたらすことは保守的なファンからの賛否が与えられることはわかりきっていたことですから、BMW M社もある程度の批判は覚悟で新しいM3 G80/M4 G82を発表したのだと思います。

1つだ言えることは、良いか悪いかは別にして新しいM3 G80/M4 G82が世界から注目されたことは間違いがありません。

M3 G80/M4 G82ルックのフロントバンパーが販売される

中国の通販サイトで現在販売されているパーツの中に写真のようなパーツが存在します。

中国語で何かが書かれていますが英数文字で書かれた表示は「E60」となっています。

見た目はあのM3 G80/M4 G82によく似た大きなキドニーグリルが存在するフロントバンパーになっていることはひと目で分かりますね。

実際にこのバンパーを取り付けた写真がこちらになりますが、ベースの車両はE60型M5らしい車両というのが分かります。

つまり、この車両にはM3 G80/M4 G82に取り付けられている大きなキドニーグリルが付いたフロントバンパーをE60型M5に取り付けることが出来るコンバージョンキットということになります。

世界中であの大きなキドニーグリルが不評だから小さなキドニーグリルのようにどのように見せるかを考えている最中に全くの逆の発想で作られた今回のコンバージョンキット。

やはり中国ではあの大きなキドニーグリルは評判が良いので他の車種には取り付けたいという需要が大きいということでしょうか？

大陸製の商品は想像を絶するものがある

ちなみに同じ販売ページにはM3 G80/M4 G82ルックのフロントバンパーコンバージョンキット以外のもM2クーペルックのフロントバンパーコンバージョンキットも掲載されています。

ぶっちゃけ。E60型M5のキドニーグリルもこのM2クーペルックのキドニーグリルもそんなに見た目に大きな差はないと思うのですが。。。

今となっては少し古めかしい感じがするE60型M5をリフレッシュさせる狙いでこれらのコンバージョンキットを開発したのかもしれませんが、市場的にニーズがあるかは不明ですね。

それにこの2つの商品のクオリティもイマイチボディとのチリも合っていない感じがしますので、これを実際に取り付けるとなるとかなりの技術が必要になると思われます。

日本では絶対誰も購入しないと思うM3 G80/M4 G82ルックのフロントバンパーコンバージョンキットですが、これを作ってしまう中国という国は本当に奥が深い国だと思います。

【引用・参照元】

https://item.taobao.com/item.htm?spm=a21wu.10013406.taglist-content.11.7933676076pUfd&id=641690295317