2020年内には発表されると言われているM5 CSの最新予想CGが公開されました。
2020年内に発表されると言われているM5 CS
先日LCIモデルが発表されたM5 F90ですが、そのハイパフォーマンスモデルであるM5 CSが2020年末までに発表されると言われています。
現在BMW M社では、既存のMモデルに上位モデルを設定するのがレギュラー化させようとしています。
既にF80型M3セダンやF82型M4クーペ、さらにF87型M2クーペにCSモデルが設定されています。
各CSモデルは基本的に限定生産モデルとして発表されていることから、販売台数の上乗せというよりはBMW Mモデルのブランド戦略的に販売されていると思われます。
これはポルシェが911やケイマンを中心にハイパフォーマンスな限定モデルを販売しているのを参考にしていると思われます。
今回のM5 CSの予想GGが完成度が高いと思う理由
恐らくこのM5 CSの予想CGは、LCI後のF90型M5を参考に描かれていると思われます。
その予想CGの完成度が高いと思われる理由は以下の箇所です。
- トランクスポイラーがCSモデル用
- ホイールがゴールドホイール
この2点が描かれているからです。
過去のCSモデルのリアスポイラーは全て中央部分が凹んだ形状が特徴です。
この形状のM5及び5シリーズ用のリアスポイラーは現在販売されていないので、この形状のリアスポイラーが取り付けられていることは、CSモデルである可能性が非常に高いです。
また、ゴールドのホイールに関しては、こちらの記事でも書いていますが、今後BMWは中国市場での拡販のために、ゴールドのパーツを展開していくことが予想されます。
F90型M5は誰でも購入できる価格帯ではないので、裕福層の多い中国市場での販売が鍵になると予想されます。
よって、さらに高額になるM5 CSとなれば中国で商品価値をUPさせることでBMW全体のブランド価値の向上につなげることが可能です。
この2つの点が今回の予想CGに反映されていることから、完成度が高いと思った訳です。
果たしてM5 CSは「買い」なのか?
まだ実車も見ていない、スペックも分からないので現在の希望的観測に基づく判断ですが、個人的には「買い」ではない、と判断します。
ポルシェのハイパフォーマンス限定モデルの場合はかなりのリセールバリューが期待できますが、BMWのCSモデルに関してはその限りではありません。
リセールバリューがそこまで高くない車に、ベースになるF90型M5に対して数百万円高いプライスを付けられても魅力はあまり無いと判断します。
恐らくM5 CSはエンジンやサスペンションなどのパーツはスペシャルな物ではないと思いますので、あくまでもM5の延長線です。
だったら、私ならF90型M5にCS専用のトランクスポイラーと恐らく設定されるであろうフロントリップスポイラーを取り付ける方がコスパが高い様な気がします。
やっぱり、ポルシェのハイパフォーマンスの限定モデルはスペシャルなアイテムが追加されているから多くの人が飛びつくのだと思います。
純粋なスポーツカーメーカーではないBMWでポルシェと同様のマーケティングはちょっと無理があるのかな?と思ってしまいます。
【引用・参照元】
https://www.motori.news/nuova-bmw-m5-cs-2021-foto-della-bomba-da-640-cv-41288.html?fbclid=IwAR0k8CkFL33E9QtqMURs-LT0DNduatSPBUh4EYIUPpDY4VV_Q1nQuJgmUM4