私はBMWを購入するとまず最初にコーディングを行って自分の使用状況に合わせた設定を行うのですが、今回はうまくコーディングすることが出来ませんでした。
私が自分でBMWのコーディングを行わい理由
BMW M440iグランクーペ G26が納車される前からどのようなメニューのコーディングを行うのか?考えていました。
上記の記事のように前の愛車だったBMW M4 F82の時も納車の前からコーディングメニューを考えていますので、BMWを購入するたび行う儀式のようなものですね。
最近はこのような機器をスマホに接続してDIYでコーディングすることも可能になりましたので、ご自身でこれらの機器を購入してコーディングされている方も多いと思います。
しかし私は過去これらのDIYでコーディング出来る機器を購入して自分自身でコーディングを行ったことはありませんし、恐らく今後もDIYでコーディングすることはないと思います。
私がDIYでコーディングしない理由は以下の3つ。
- コーディングの施工価格が安くなった
- 私が施工したいコーディングが選べない場合がある
- 不具合が出た場合に対処が出来ない
私がDIYでコーディングしない主な理由は上記ののような理由です。
コーディングが流行りだした頃は施工料金がかなり高額でしたが、今では先程紹介したような機器を購入する金額と変わらないような価格で施工できるのでわざわざ手間をかけて行う理由がないと考えていること。
また私の実施したいコーディングメニューはたまに細かい設定があったりするので、市販の機器では対応できないことがあること。
そして最大の理由は不具合が出た場合に対処する自信がないからです。
最近のDIYのコーディング機器ではバックアップデータが保管されるものもあると思いますが、コンピュータープログラムは目に見えないものなので不具合を特定して修理するなんてことは私には出来ません。
万が一バックアップデータから復帰出来なかった場合は高額な費用と手間をかけて修理する必要がありますので、そんな危険を犯してまでDIYでコーディングしようとは思えないというのが一番の理由です。
BMW M440iグランクーペ G26で施工しようと思ったコーディングメニュー
- アイドリングストップ状態の前回記憶
- エンジン作動中のドアロックによるホーン鳴りの解除
- エンジン作動中のヘッドライトスイッチ【OFF】有効化
- リーガルディスクレーマー解除
- デイライトメニュー表示
- バック時の助手席ドアミラー下降角度変更
- シートベルトアラーム音消去
- ドアLOCK/UNLOCK時のアンサーバック音追加
- アンサーバック時の音の間隔を短く
- アダプティブモードのデフォルト化
- ナビのスピードロック解除
- ゴング音ロールスロイス
- アクティブサウンドデザイン(ASD)キャンセル
- ドアミラー0秒開閉
今回BMW M440iグランクーペ G26が納車された際には施工を予定していたコーディング項目は上記の14項目になります。
これらのコーディング項目の洗い出しに関しては全国的にコーディングで有名なこちらのライコウさんのHPを参考にコーディング項目の洗い出しを行いました。
BMWのコーディングは車種ごと年式ごとに施工項目が違う場合もありますが、私がライコウさんのHPで調べた際にはBMW4シリーズグランクーペ G26の施工実績が無かったため、BMW4シリーズクーペ G22のコーディング施工実績を参考にして上記の項目に決めました。
BMW M440iグランクーペ G26ではコーディング出来なかった項目
今回いつもお世話になっているショップに上記のコーディング項目を依頼した訳ですが、以外にもコーディング出来ない項目が多かったのは以外でした。
一応兄弟車種である4シリーズクーペ G22のコーディング施工実績のある項目から選定したのですが、G22型4シリーズクーペとG26型グランクーペではプログラムの仕様がかなり違うようです。
今回施工できなかったコーディング項目は以下の通りです。
- エンジン作動中のドアロックによるホーン鳴りの解除
- シートベルトアラーム音消去
- ゴング音ロールスロイス
- アクティブサウンドデザイン(ASD)キャンセル
上記は今回依頼したショップでは施工が不可能と判断された部分になります。
多くは安全面に関する部分のコーディングが出来なかったように思いますので、この辺はBMW的に推奨していない部分なのかもしれません。
- バック時の助手席ドアミラー下降角度変更
- ドアミラー0秒開閉
この2点に関しては既に私の希望する仕様がデフォルトで設定されていたので施工自体をキャンセルしています。
- ドアLOCK/UNLOCK時のアンサーバック音追加
- アンサーバック時の音の間隔を短く
さらにこちらに関してはそもそもアンサーバック音を鳴らす装備が付いていないため実施出来ないということで今回は未施工になっています。
なので実際に施工出来たコーディングは当初の予定の半分程度しか出来なかったということになり、かなり残念な結果になりました。
ただしコーディングはコーディングソフトの仕様変更などによってこれまで出来なかったことが出来るようになることも多いので、先程のライコウさんのHPをちょくちょく調べて改めて施工できそうなコーディング項目が見つかったら実施していきたいと思います。
しかしG26型グランクーペはG22型クーペやG20型セダンなどと仕様が一部違うような気がします。
やはりG26型グランクーペにはEVのi4がラインナップされていることでクーペやセダンとは内部的に違う仕様になっているのかもしれません。