BMW M3セダン F80/M4クーペ F82の生産が終了しましたが、世界でどのぐらい販売台数だったのかが公表されています。
歴代のM3/M4で過去最多の販売台数
BMWは生産が終了したF80型M3セダン、F82型M4クーペ、F83型M4カブリオレの総生産台数を発表しました。
写真のグラフを見れば分かりますが・・・
- M4クーペ:約56,000台(50.1%)
- M3セダン:約35,000台(31.8%)
- M4カブリオレ:約20,000台(18.2%)
となり3車種の合計で約11,000万台が生産されたことになります。
もちろん、過去のM3(セダン、クーペ、カブリオレ含む)の中で過去最高の販売台数を記録した模様。
前世代のE90系M3がトータルで66,000台の販売台数ですので、約1.7倍も伸びたことになります。
なぜE90系M3群よりもF80系M3群は販売台数が1.7倍も増えたのか?
- M3クーペ:約40,000台(60.1%)
- M3セダン:約10,000台(15.2%)
- M3カブリオレ:16,000台(24.2%)
E90系M3群の総販売台数は66,000台ですからF80系M3群は約1.7倍も売れたことになりますが、その理由は以下の通りです。
- クーペ系:40,000台→56,000台(1.4倍)
- セダン系:10,000台→35,000台(3.5倍)
- カブリオレ系:16,000台→20,000台(1.3倍)
となりますので、M3セダンが大きく販売台数を伸ばしたことがM3群の総販売台数の引き上げに大きく寄与したことが分かります。
この理由は定かではありませんが、Mモデルの最大の市場はアメリカと中国ですが、E90系の販売時期には大きな影響力がなかった中国市場が参入した結果、セダン需要が伸びたのが原因ではないかと推測されます。
よって、まもなく公式発表されるG80型M3がG20型3シリーズとは違う4シリーズ顔なビックキドニーグリルを装着して登場するのは、さらなるM3セダンの拡販を目指して中国市場を意識したデザインを採用したという事実が浮き上がる結果になりました。
日本ではF82型M4クーペは何台販売されたのでしょうか?
世界で約56,000台を販売したF82型M4クーペですが、そのうち日本では何台が販売されたのでしょうか?
以前何かでBMW内の日本のシェアは5%程度と聞いた覚えがあるのですが、そうすると66,000台*5%なので2,800台になりますので、この辺が妥当な数字だと思います。
国内に3,000台すらない車の割には街中でよく見かける気がするのは、都市部に車が集中しているのかもしれません。
大阪市内や東京都内ではM4ってよく見かけますからね。
そんな貴重な1台を所有している私としては大切に維持しないとダメってことですよね、がんばります!
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=> https://youtu.be/7BMTj6KCVkY
【引用・参照元】