私のBMW M4コンペティション F82にはM4 CS専用フロントリップスポイラーが付いていますが、これが結構人騒がせなことになっています。
コンビニの駐車場でみんなが振り返る!
私はBMW M4コンペティションを通勤や仕事でも使用していますが、その際にコンビニの駐車場に車を停める機会が多いです。
プルームテックを買ったり、ペットボトルの水やコーヒーを買うことがほとんどですが大抵の場合は時間に追われていることがほとんどです。
しかし、コンビニの駐車場から車を出す際には斜め45度でかつゆっくりと出ていかないとフロントリップスポイラーを擦ることになります。
結局の所は急いでいることが多いので斜め45度で車を出そうとしてもうっかり速度を早めてしますと「ゴリッ」というすごい音が周りに響き周囲の人の注目の的になります。
通常のフロントリップスポイラーなら「カスっ」という程度の音なのでそこまで周囲の視線を浴びることはないのですが、このM4 CSフロントリップスポイラーはものすごい音が鳴るので注意が必要です。
M4 CSフロントリップスポイラーが「ゴリッ」と鳴る理由
この写真を見れば一目瞭然ですが、黄色の丸印部分がアスファルトに擦れて「ゴリッ」と音がなる原因です。
私が知る限り、フロントリップスポイラーの底面にこんなボルトが付いていたことは初めてです。
結局私の場合はフロントリップスポイラーがアスファルトに擦れているのではなく、このボルトが擦れるので「ゴリッ」という金属音が鳴り響くわけです。
おかげでカーボンの部分はほぼ無傷なのであおれはそれで有り難いのですが、あまりにもボルトの擦れる音が大きいのでやはり車高を前だけ上げてもらうことにしました。
この写真でも分かるようにボルトの頭の部分+ボルトの付け根台座部分と合わせる約1cm弱ぐらいの高さになります。
流石に1cmも車高を上げると見た目がイマイチになりますので今回は妥協して5mm程度車高を上げてもらいました。
これでどのぐらい効果があるかは今後の様子をみないとダメですね。
そもそもこのボルトと台座はなぜここにある?
通常のフロントリップスポイラーの場合、取り付ける際には両面テープ+クリップ+接着剤などの組み合わせで取り付けることが多いです。
ボルト留めをすることもありますが、あくまでもフロントリップスポイラーが落ちないように予備的な意味合いでボルトで留めるようです。
なのでボルトがあったとしても小さく薄いボルトが使われるのですがM4 CSのフロントリップスポイラーの場合はこのように大きなボルトが使用されています。
どうも車体のフレーム自体に取り付けたステーでフロントリップスポイラーを固定しているみたいですね、M4 CSの場合は。
おそらくM4 GTSも同様な方法で取り付けられていると思いますが、かなり頑丈に取り付けられている感じです。
それだけ空力面でもダウンフォースが強く発生するということだと思いますので、見た目だけのフロントリップスポイラーではないことが分かります。
と、言うことでM4 CSフロントリップスポイラーの取り付けを検討している方、M4 CSのオーナーで車高を下げようと思っている方は下げすぎると私のように周囲の視線を浴びる自体になりますのでご注意ください。