BMW M4の派生モデルとして定番のカブリオレが発売開始されました。
BMW M4 コンペティション カブリオレ G83
BMW M4(M3クーペ時代含む)の派生モデルとして継続して販売されてきたM4カブリオレがG83型M4カブリオレとして正式にBMWから発売が告知されました。
M3クーペの時代を含めてM4にはクーペモデルの派生モデルとしてM4カブリオレが用意されています。
日本ではカブリオレの名称で販売されていますが、ドイツではコンバーチブルという名称で販売されているのは、BMWの7不思議の1つでもあります。
M4カブリオレは長らく日本で販売されることはありませんでしたが、先代のF83型M4カブリオレがF82型M4クーペのモデル末期に急に日本でも販売が開始されました。
この経緯の詳細は明らかではありませんが、日本でもオープンカーに需要はそう高くないことを考えるとこれまで日本で販売されてこなかったM4カブリオレを急遽販売開始した理由は不明です。
なので今回発表されたG83型M4カブリオレが日本でも販売されるのかは現状では不明ですが、先代が急遽販売された経緯から考えても日本での販売も可能性は十分高いと思われる。
BMW M4 コンペティション カブリオレ with M xDriveの主な仕様
BMW M4 コンペティション with M xDriveの主な仕様は現行型G82型M4クーペに準じるものになりますが、唯一違う点はまだG82型M4クーペでは販売されていないM xDrive仕様(AWD)のみが設定されるという点。
2021年夏頃にG82型M4クーペにも追加設定されるM xDriveのみをカブリオレではラインアップすることでFR仕様は設定されないということになります。
その他の各種仕様は以下の通り。
- 最高主力は510 hp
- M ツインパワー ターボ テクノロジーを採用した直列 6 気筒エンジン、高回転特性と最高出力が先代モデルより 44 kW/60 hp 向上
- 8 速 M ステップトロニックランスミッション
- アクティブ M ディファレンシャル
- 電子制御ダンパー付きアダプティブ M サスペンション
- フロント19インチ、リア20インチの鍛造M軽合金ホイール
- M ドライブ プロフェッショナル(オプション)
BMW M4コンペティション カブリオレ with M xDriveは「買い」なのか?
私がF82型M4を購入しようと思った際には、近日中にM4カブリオレが発売になることは営業マンから聞かされていました。
私はセカンドカーにはオープンカーを所有していることを営業マンが知っていたので、どうせM4を購入するのであれば、1台でオープンカーとMモデルを堪能できる車としてM4カブリオレも良いのではないか?という話だったと思います。
現にその話を聞いた私は悪い話ではないと思いましたが、当時はM4カブリオレの日本での発売時期が未定だったので、正直そこまで待てなかったという事情もあります。
先代のF83型M4カブリオレはハードトップだったこともあり、屋根を閉めた状態のデザインはハードトップの方がカッコいいと思いました。
なので納期のことが分かっていればM4カブリオレを購入していたのかもしれません。
しかし、G83型M4カブリオレからはソフトトップが採用されて屋根を閉めた状態はM4クーペと比較するとデザイン的には好みではありません。
なので予算的なことを考えないのであれば、ソフトトップのデザインの好みによってはオープンカーの走りも楽しめるM4カブリオレは十分に「買い」だと思います。
1台で2つの車の味を味わえるのはかなりお得な雰囲気がありますからね。
【引用・参照元】
https://www.press.bmwgroup.com/global/article/detail/T0332689EN/the-new-bmw-m4-competition-convertible-with-m-xdrive