BMW M社として初めてのM3ツーリング G81が日本でも発売開始されました。G80系M3/M4の中ではこのM3ツーリング G81が一番「買い」だと思います。
BMW M3ツーリング G81とは?
これまで日本では先行予約という形でプレオーダー期間だったBMW M3ツーリング G81が日本でも正式に発売が開始されました。
BMW M3としては初のツーリングボディーということでこれまでのM3セダン、M4クーペ、M4カブリオレに続く第4のボディーということになります。
基本的にはボディの前半はM3セダン G80と共有し、ボディー後半部分をツーリング化さえていることから、基本的な構造、装備、スペックはM3セダン G80と共有です。
唯一違う点があるとすればグレードは1つだけ、AWDのコンペティション仕様のATのみという設定です。
なので価格もM3セダンやM4クーペのコンペティション仕様とほぼ同額の1398万円という価格設定になっています。
私が以前所有していたM4 F82ではスポーツカーは自分で運転するものとして採用されていなかったアダプティブクルーズコントロールなどの快適装備も標準装備されていることから、M3ツーリング G81の場合はスポーツカーというよりはロングツアラーという意味合いが強いモデルになると思います。
BMW M3ツーリング G81の発売日が1月20日で納車開始が1月下旬になる理由
BMW JAPANの公式発表によると発売日は1月20日で納車開始時期が1月下旬となっています。
現在BMWを始めとする輸入車だけではなく国産車も納期が遅くなっていることを考えると発売日から納車開始時期が早いので即納できる?と思われる方も多いと思います。
しかし実際には上段にも記載がある通り先行予約を受けつていていたことから1月下旬から納車される車両は基本的には先行予約をされていた車両から順次納車が開始されると思われます。
ただし全く即納出来る車両が無いのか?というとそんなことはなく、恐らくは台数は僅かですがディーラーが見込み発注している車両もあると思います。
特に大都市部で営業しているディーラーでは見込み発注している可能性が高いので即納のM3ツーリング G81を希望される方はディーラーに一度問い合わせてみるのも良いかもしれません。
とは言えこれからM3ツーリング G81の購入を検討されている方は、最低でも半年、運が悪ければ1年弱の納期がかかるのが普通だと考えたほうが無難だとは思いますが。
私がM3セダン、M4クーペ、M4カブリオレよりM3ツーリング G81の購入をオススメする理由
私が現在Mモデルを購入することは考えていませんが、もし購入するのであれば絶対にM3ツーリング G81を購入すると思います。
その理由の1つ目は販売台数がかなり少ないので将来的なリセールバリューが期待できるからです。
販売台数が多い順番はM4クーペ、M3セダン、M3ツーリング、M4カブリオレの順になるので販売台数が一番少ないのはM4カブリオレです。
しかしカブリオレを選ぶユーザーは限られているためリセールバリューはそこそこ期待は出来ますが、逆に販売価格が高すぎて購入したいと考える人はあまり多くはありません。
しかしM3ツーリング G81に関してはツーリングボディーで実用性も高いことから将来的に中古車の価格が高くても購入したいと思う人はカブリオレよりはるかに多いと思います。
もう1つの理由はM3ツーリング G81は全くのブランニューモデルであり、かつ次の世代のM3ではツーリングモデルが設定されない可能性が高いため、希少性、注目度が何年経過しても高いままだと考えられます。
M3ツーリングは過去にも顧客からのリクエストは多かったですが、実際に販売されたことはありません。
しかし2022年はBMW M社創立50周年でしたのでその記念モデルという意味合いで今回M3ツーリング G81は販売された可能性が高い。
よって次のフルモデルチェンジの際にはM3ツーリングが発売される可能性は低いため、今回のM3ツーリング G81はかなり貴重なモデルになる可能性が高い。
クーペモデルにこだわる理由がなくセダンも検討されているのであれば、M3セダン G80よりも販売台数、希少性が高くなると思われるM3ツーリング G81は長い納期を待ち続けても購入するに値する1台だと思われます。
【引用・参照元】
https://response.jp/article/2023/01/21/366627.html