M2クーペ G87の雪上地域でのドリフト走行を考える
M2クーペ G87のテストは順調に進んでいる模様です。
今回も雪上でのテストの様子などが伝えられていますが、雪上でドリフト走行をするM2クーペ G87の様子を見ると、この車が後輪駆動で良かったと感じることが出来ます。
まだ発売していませんがM2クーペのベースになる2シリーズクーペ以外の2シリーズは全てFF駆動またはAWD駆動となっていますが、2シリーズクーペ及びM2クーペはFR駆動が維持されます。
現状では新型M3 G80/M4 G82はFR駆動のみが販売されていますが、2021年7月頃にはxDrive仕様が追加リリースされる予定です。
その際にはM3 G80/M4 G82の売れ筋に関しても、こちらの記事のようにxDrive仕様が売れ筋になると予想されますので、手軽にFR駆動の楽しさを味わうことが出来るMモデルはM2クーペしか存在しなくなる可能性が高いです。
そういう意味では今回のテスト風景で目撃されたドリフト走行のシーンを見て安心出来るのではないでしょうか?
M2クーペ G87のキドニーグリルはどうなる?
こちらの写真も先程の雪上でのテストと平行して行われているテスト風景ですが、こちらの写真の方が偽装とその中身について推測しやすいと思われます。
相変わらずキドニーグリル付近には分厚い偽装が施されているので詳細は不明ですが、あの縦長の大きなキドニーグリルがその中に収まっていないことを願うばかりです。
写真のボンネット前端部から多少の出っ張りがあり、そこからキドニーグリル部分を多ている偽装の造形を見てしまうとその中にあるキドニーグリルの存在が気になります。
それ以外はボンネット、フェンダー共にふくよかなボディラインを見ることが出来ますので、Mモデルに相応しいワイドアンドローなボディを想像することが出来ますね。
M2クーペ G87はMモデル最後のMT車になるのか?
先程M2クーペ G87は貴重なFR駆動のMモデルであるとお伝えしましたが、さらにもう一つ付け加えるならば貴重な6速MTの設定が残る数少ないモデルということも出来ます。
現在販売中のM3 G80/M4 G82に関しても一応MTモデルが用意されていますが、その主流はDCTを含めたAT車ということになります。
もう既にMモデルとしてMT車が用意されているのはM3 G80/M4 G82とM2 F87しかないということを考えるとM2クーペ G87にもMT車の設定を願いたいと思います。
今の所の話ではM2クーペ G87にはMTの設定もある、ということなのでMT派の方には朗報だと思います。
BMW M車のラインナップの中で一番小さく、一番安い、そして一番走りに徹しているM2クーペ G87なので、引き続きMTが設定されるのを願い続けたいと思います。
【引用・参照元】
https://www.motor1.com/news/493660/bmw-m2-spy-photos-snow/