BMW M社 CEO Markus FlaschのインタビューでBMW Mモデルにはマニュアルトランスミッション車は必要である、と述べています。
今後もBMW Mモデルのバリエーションは増えるのか?
インタビューの中でBMW Mモデルの今後について従来どおりバリエーションが増やすことは継続すると述べています。
これは以前であればMモデルと言えば・・・
- M3(セダン、クーペ)
- M5
など特定のモデルにしか設定されていませんでしたが、現状ではM2からM6まで、そしてSUV系のX3などのモデルにまで拡充されている路線を維持することを意味します。
また、新しい技術の積極的な活用の1つとしてBMW版スーパーの開発が噂されていることにも言及し、可能性としては十分あり得るとも答えています。
これらのことから、BMW M社が生産、販売するMモデルのバリエーションは水平的な拡大にとどまらず、垂直的(革新的)な拡大への視野に入っていると解釈できます。
BMW M社は電気自動車を開発するのか?
さらにインタビューの中でBMW M社の電気自動車に関する記述がありますが、BMW M社としてはいきなり電気自動車を開発、販売するのではなく、段階的に移行する可能性が高いと述べています。
ただし、BMW M社としては「走る歓び」を得られることがなければ意味がないと述べていることから、Mモデルの電気自動車版の登場は肯定するが、それまでには長い期間が必要であり、また内燃機関からいきなり電気自動車へ急激なシフトを行うことはない、とも述べています。
M3 G80&M4 G82には革新的な技術が搭載されるのか?
M3 G80&M4 G82に関してはまだ多くは語れないとしながらも、唯一言及したことはマニュアルトランスミッションの設定が必要であることを認めたことです。
また駆動方式に関しても全ての可能性があることを認め、その中にはM5 F90に搭載されているドリフトモードに関してもM5でできることはM3&M4でも可能である、と述べています。
現在噂されているM3 G80&M4 G82に設定されると言われている3つの異なるグレードのことを示唆すると思われる発言をしていることが非常に興味深いです。
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【引用・参照元】
https://www.bmwblog.com/2019/07/23/interview-bmw-m-ceo-markus-flasch-talks-the-future-of-m-bespoke-m-cars-and-the-manual-transmission/