2022年に発売が予想されるM2 G87の新情報が続々公開されています。
BMW M2 G87のトランスミッションは8速ATと6速MTが設定
M2はM4と多くの部品を共有して作られていることは有名な話です。
その最たるものがエンジンであり2022年に登場するM2 G87もM4 G82と同様のエンジンがデチューンされた形で搭載される見込みです。
そしてエンジンがM4 G82と同じということはミッションの設定も同じということになりますので、M2 G87に関しても8速ATと6速MTが設定されます。
M4 G82の場合は実質的には6速MT仕様専用のグレード(M4@無印)が設定され、エンジン出力などもM4コンペティションに比較すると抑えられた仕様で販売が行われています。
2022年に販売されるM2 G87に関しては、M4 G82と同様に6速MTのグレードが設定されるのではなく、単純に8速ATか6速MTのどちらかを選ぶ形で販売されると思われます。
なぜなら、M2 G87に関してはM4 G82と同じエンジンでありながらデチューン版が搭載され、M4コンペティションの510馬力、M4@無印の480馬力を下回る450馬力程度の馬力になることから、十分FR駆動でもパワーを路面に伝えることが出来ると思われるからです。
その結果、M2 G87は純粋にエンジンのみで駆動し、トランスミッションを備えた最後のMモデルになることを意味しています。
M2 G87ではインディビジュアルカラーを選択しやすくなる?
BMWにはボディカラーを好きな色に変更することも出来るインディビジュアルという注文方法があります。
日本でもカタログにインディビジュアルカラーと記載がある色がありますが、カタログに記載されていないボディカラーの多くは注文することが可能です。
しかし、このボディカラーをインディビジュアル仕様で注文出来る国と地域は限りがあるようですが、今回のM2 G87からは世界中でインディビジュアルのボディカラーを選ぶことが出来るようになる模様です。
BMW JAPANでも現在は8シリーズなどの高級シリーズにおいてはインディビジュアルでの注文を積極的に取り入れていると聞きますので、その裾野が広がるということになるのでしょうか?
インディビジュアルは好きなボディカラーを選ぶことが出来る代わりに価格の上昇と納期が長くなるデメリットはありますが、他人と違う車に乗れるという優越感に浸ることが出来るのは非常に良い制度だと思います。
BMW M2 G87はドイツ生産とメキシコ生産の2つが存在するらしい
これまでMモデルの多くはドイツの特定の工場で生産される、またはSUV系の倍は北米の特定の工場で生産されることがほとんどでした。
しかし、M2 G87に関しては欧州向けモデルはドイツ生産、北米向けのモデルはメキシコで生産される可能性が高そうです。
実はM2 G87のベース車両である2シリーズクーペ G42は全量メキシコの工場で生産されることが決まっています。
ベース車両がメキシコで生産されるのであれば、その派生モデルであるM2 G87もメキシコで生産されるというのは理にかなっていると思います。
しかし、日本人の多くはBMW=ドイツ生産であって欲しいと願う人が多いのか?こちらの記事でお伝えしている方法で自分の車がどこで生産されたのかを調べる方が非常に多いです。
なのでM2 G87が日本に輸入される場合はドイツ生産車が入ってくるのか?メキシコ生産車が入ってくるのかは非常に興味がるのではないでしょうか?
個人的な考えですが日本に輸入されているBMWは基本欧州仕様がベースになっていることを考えると、M2 G87に関してはメキシコ生産ではなくドイツ生産車が振り向けられるのではないでしょうか?
しかし、最近日本で販売されている3シリーズセダンに関してはメキシコ生産車らしいので、M2 G87がどちらになるかのか?は現状では不明と言わざるを得ないのかもしれません。
【引用・参照元】
https://www.bmwblog.com/2021/05/21/g87-bmw-m2-450-hp-manual-individual-colors/?fbclid=IwAR242qc6uS6j5UNN2jUYKU-gHtJiln6oB3XkivYYHpqm9Ei0tTRbXBXdiD8